半月ほど前に神戸へ行ってたんですよ。
お目当てはRobert Frank(以降R.F.と略します)の写真展。
なんてったってR.F.ですもんね。
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神戸って街はオイラが社会的な物心がついて初めて働いた土地なんです。
もぉ~いっぱい思い出が詰まった街です。
22歳で初めての職場。
誰だってそんな土地の事忘れられないし青春の甘酸っぱさがこみ上げる。
そこでの巨匠の展覧会。
去年は東京芸大で同じ趣旨の展覧会があったんだけど
自分は参加出来なかったんです。
なんとしてでも見たおきたかった。
写真ってなんだろ?と思う心にとっての一つの答えだったのかも。
R.F.の写真
やっぱり凄いと思います。
何がどう凄いのか?なんてことは
私が何を言っても説得力なんてものないから
それぞれの人が考えるしかない。
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写真展もさることながら・・・
神戸の街にカメラを向けるのは何年かぶりだった。
とある古いビル。
ビルが建ってから95年になるそうです。
そこに設置されてたエレベータ!
同じ仕様のものは日本に三台しかないそうです。
なんせ、籠の中にエレベータを動かすコントローラがある。
それをオペレータが電車のように操作するんですねぇ。
黒いハンドルを手前に引くと上に向かってエレベータが動き出す。
向こうへ押すとエレベータは下へ下がり始める(逆だったかな?)ってな具合。
この方がオペレータです。
なんとも自負心に満ち溢れた瞳の輝きの持ち主です。
おじさんがいるからエレベータが動くのである!
毎年、キチンとメンテナンスしてるそうです。
このビルの表へ出てみるとトップの写真のような錨が飾られてました。
やっぱ、神戸って良いなぁ~。
そ~して・・・
ビルの左側に回り込んでみると
そこには巨大な!
なんちゅうか?
その方面がお好きな方にはたまらんメカがビシっと設置してあるんですな、これが。
オイラもこれが何なのか?
この写真を撮った時点ではさっぱり判りませんでした。
その後、ある情報からこれは、この築95年になるビルヂングを
地震などによる被害から守るためのサポーターだということが判りました!
なるほど!
よく見るとダンパーのような可動部分があって
その先は建物の外壁を支えてる。
こんなの設計して施工する人たちがいる神戸って
ますます好きになってくるぢゃぁありませんか?
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ってことで神戸レポートを書きました。
しょうがないから書いただけで
特に読んだからといって賢くなるものではなく
誠に恐れ入りやの鬼子母神でございます。
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