日本の借金・・・1000兆円!
これって?本当のお話ですよ。
今を去る30有余年前に日本では行政改革の嵐が吹き荒れた。
東芝社長から第四代日経連会長を経て
臨調会長に押し上げられた土光敏夫氏。
彼の粉骨砕身の努力でゼロシーリングの予算が執行された年もあった。
また国鉄や電電公社の民営化
企業の国際化などは大いに進展をみたものの
何せ、赤字国債の発行を止めることはできなかった。
オイラも当時、影響をモロに受けてノイローゼになるほど働かされた。
なんでこんな事になるのか?と思ったものでしたが
今になって思えば、土光氏の思想と行動は間違っていなかった!
ただ、それを受けた企業の組織上層部が保身のためにめちゃくちゃな
意思決定をしただけのことだった。
政治家や利権を手放さないヤカラの反動も物凄くて・・・
当時の赤字国債の累積発行額は100兆円未満
それを土光氏は決してなおざりにはしなかった。
昭和55年当時がそんな状況であり彼は昭和57年の予算など組めないと見ていた。
そして・・・彼がこの世を去り
残されたものは益々累積していく赤字国債。
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今、政治家が、また国民が何を目指すべきかと言えば
何を置いても、この赤字国債の累積額を減らす努力と
その見通しを明確に定めることに他ならないと
オイラは信じている。
日本の国債は先日も評価ランクが下がり中国や韓国のそれを下回ったのである。
政治家や御用経済学者は揃って日本の国債価格が下落して返還利息で
首が回らなくなることは無いと主張するが
その根拠たるや日本人の貯蓄額が赤字国債額より多いと言うことである。
馬鹿言っちゃいけねぇよ。
日本人が老齢化して労働人口が減りつつある状況で
年金が削減される老人達は預金を取り崩さないと生きて行けない。
されば預金額などあっと言う間に減って行くだろう。
架空の預金額を日銀がでっち上げることになるんだろうが
実態は空虚なものである。
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収入が45万円しかない家庭で毎月100万円づつ使えば家が
どうなるかぐらい子供でも判る。
日本の財政はそういう状態にある。
収入が45万円なら、毎月5万円ほどの貯蓄をして
40万円で生活するのが当たり前だ。
となれば日本の予算は40兆円以内で組まなければ破綻する。
毎年5兆円の貯蓄で借金を返済するとしても・・・
1000兆円の借金を返すのに200年掛かるんだぜ!!
国家・国民はそういうことを覚悟しなくてはいけない時代なのだ。
要するに
政治は緊縮財政を取るしかない。
国家はあらゆる無駄を省く努力が求められている。
国会議員の定数を多少削減したって焼け石に水だ。
国会議員・県会議員などの給与は8割減にする。
総理大臣並びに閣僚なんかは給料ゼロで働け!
それはこれまでの責任を取るという意味で当たりまえだ。
宇宙開発やらリニア新幹線などは100年ほどは凍結だ。
オリンピックなど開催する資格はこの国にはありません。
国民にも今までのような生活を維持することはあきらめて貰う。
医療にしても、福祉にしても格段の切り下げが必要だ。
それで多少寿命が縮んだとしても仕方ない。
医療に拘わる費用はすべて個人の全額負担化する。
医療従事者の給与なども格段の切り下げが求められ
義務教育も小学校までにする。などなどである。
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兎に角、国民は生きていける最低限の公的サービスの範囲内で耐える。
その限界を見極めて早急に赤字減らし政策
を国家を挙げて実行する。
それが今の日本に求められる最大の課題と見る。
ところで・・・
今回の選挙戦で政治家が寒風突いて吠えまくるセリフの中で
そういう意見を責任を持って述べている人がいるだろうか?
こういうことを言えば目先の選挙では落選が見えている。
したがってだぁ~れも言いませんね。
政治家とは、そういう危惧があっても本当に必要なことを主張出来る人になって欲しい。
国家存亡の危機にある現在
政党がどうの、主義主張がどうのと言っても始まらない訳ですから
選挙自身が意味を失っている!と言えなくも無い。
超党派的な視点から政治の根本を立て直してもらいたいとオイラは思う。
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こんな事を書くとコイツは狂ってると思われるかもしれないが
狂ってるのは日本の政治と
それに慣らされた国民であると
俺は思う。
足るを知らない限りは、幸せにはなれません。
これだけ成熟してきたら、幸せの本当の意味をしっかり見つめ直す必要がありますね。
リニア作るくらいなら、現在の運賃を下げるほうが、国民にとっては幸せでしょうね。
楽をするのが幸せと思っていれば、キリが無いですね。
楽をすることをすべて捨て去って、そこに幸せ感が残っているなら、苦しさが幸せということにもなりますね。
人間、かなり厳しくても耐えられる生き物だと思うのですが、どうでしょう?
腹をかっさくことを恐れていては大したことはできないのかもしれません。
全く関係ありませんが、私の好きなうた、防人のうた、山河、ファイト、だったりします。
と言うような疑問がふと沸き出ればホンモノの証かと。
実はナルさんが言われる歌について私はまったく知りませんでした。
ネットでこれらの歌を聴いてみました。
みな、絶対的存在を憧れ求めているように思えました。
それほど世の中は諸行無常、相対のものであるということなのかも知れませんね。