http://www.miasa.ne.jp/~agora/hokuan/keiryuukai.html
長野県の安曇野にある渓流会。そこで主催されたテンカラ教室。
テンカラ素人のオイラはそんな教室があるなら!と4月から予約していた。
しかも、開催場所は葛温泉だと言う。30代半ばからここは幾度となく訪れた地だ。
まだ中央高速が甲府まで延びていない頃だった。東京からの距離は約230km。
国道20号線をしわしわ走って、塩尻峠を越え、塩尻駅の南側から裏道の農道を
複雑に曲折しながら安曇野を目指したものだった。
いまでは高速道路が完備し、長野オリンピックで地元の道路も整備されたので、
お江戸からなら、3時間ちょっとでいけると思う。
四国からはかなり遠い。早い車でも、休憩しながら600kmを走るには8時間近くを
要する。今回はテンカラをこれからやろうと言う友人の高級車のお世話になって、
7時間と少しで到着する予定だ。
早朝、淡路鳴門橋を渡る。
運転を交代しながら、現地近くに着いたのが午前11時前だった。
カーナビに従って走ってたらミスガイドにやられて道を間違え、遠回りの峠越えとなった。
しかし、そのおかげで後立山連峰が見渡せる場所に立つことが出来た。
素晴らしい晴天のもと、こんなに綺麗な山を見たのは初めてではないだろうか?
左爺ゲ岳、右鹿島槍ゲ岳 手前に浮いた雲が良い雰囲気。こんな山の下を流れる川・・・
想像するだけで胸苦しさを覚える。
午後1時。テンカラ・ミーティングの始まりだ。
全国から大勢のテンカラを目指す人たちが集まってきた。富山、岐阜、神戸、横浜・・・
みんな好きなんだな=。
一日目はキャスティングの講座やら、テンカラについての座学などとなっていたが、
なんとなく統制が取れないまま、みな川に向かってひたすら竿を振り、毛鉤を飛ばす。
こういう集まりがあると、大抵は大変なベテランが混じっているものだが、今回はそうでも
ないらしく、初心者が結構多かった。初めてテンカラ竿を振る人、とりあえず借りた竿で
体験してみたいと言う方が沢山居たので、同行した友人もほっと胸をなぜ下ろしている。
実はオイラもまったくそうした気持ちだった。
オイラもウェーダーを履いて、渓へ降りて、慎重に毛鉤を振り込むうちに、掛かった!
と思ったらポチャリ!わちゃぁ~だ。
気を取り直して、やってると今度は本当に掛かった!!取り込みはラインを引いて慎重に。
夕刻になって、今晩の泊まりの宿へチェックインを済ませてから、一人で宿の上流の瀬へ。
ここでも、美しい岩魚が一尾掛かった。
二日目は基本的なキャスティングの講座と誘い釣りの仕方、ポイントの見方などを講師が
実釣しながら教えるが、残念ながら魚は出なかった。
でも、素人のオイラには、学ぶべき点も数多く、特に毛鉤の巻き方については、な~る
とうなずけることも多かった。
人に実技を教えることは大変難しいことなので、自ら竿を振って見せるというのは
それなりのリスクもあり誰でもが出来ることではないのだ。
石垣先生ありがとうございました。御礼申し上げます。
この地は自分にとって思い出の地であり、友人を誘ったのは、無論テンカラってものが
どんなものか。そしてテンカラをやろうと言う人たちがどんな方々なのか、を知って
貰うことが目的だったので、目的の半分はほぼ達成できたと思う。
そして、忙しいなか駆けつけて写真の撮り方を教えてくださったアマゴンスキーさん
有難うございました。
アマゴンスキーさんには特に時間を取って貰って友人と二人だけ、キャスティングの
特訓をして頂きました。
曰く、「ラインに力を与えて、竿に仕事をさせること」、「ラインが飛ばないのは
バックキャストが弱く、フロントキャストに力が入りすぎていること」、
「キャスティングはコンパクトに!」と言った点はまっことその通りだと思いました。
そうして、遂に今日で帰らなくては!という三日目。午前5時過ぎに高瀬川へ釣に入ろうと
支度をしました。この川はあちこちから熱湯が湧出しています。
湯温は90度といいますから、殆どヤカンで沸かしたお湯みたいなものです。
これに渓の水をうまく合わせると風呂として適温になるようで・・・
渓へ降りようとしてビックリしたなぁ~
な~んと!川の中に裸の男が湯船を作って遊んでるぢゃないの?!
これこそ、究極の露天風呂だ!!釣に入ろうとしたら、目線が合ってしまった。
ここでひるんぢゃ男ぢゃ無いぞ。
銀:明るく、「おっはよう!!気持ち良いかい?」
おいちゃん:「おお!気持ちいいぞぉ!釣れるかい?」だって。
銀:「これからやるところよ。魚がいることは判ってるんだが、釣れんのや!」
おいちゃん:「顔見知りは魚も知ってるんぢゃないかい?」だって。
悪びれたところがまるでない、素晴らしいおいちゃんだったな。
トラロープを握り締めて渓へ降り立って、友人は上流へ、オイラは下流へ釣り下がった。
それにしても、友人は、初めてのテンカラで岩魚を見事、3尾釣り上げました。
相当才能があると見たな。こりゃ、テンカラ病に罹ったかもしれないなぁ。
さ~て。目的の残り半分は、温泉
葛温泉!素晴らしいお湯ですね。
これは一泊目、高瀬館の岩風呂。泳げるほど広い露天風呂の夜の景色。
こちらは二泊目、温宿かじかの緑に囲まれた露天風呂の朝の景色。
いずれ劣らぬ良い露天風呂でした。合計で10回も風呂に入って遊びました。
勿論、碁盤は忘れておりません。暇を見ては囲碁も4局打ちました。
ところで、信濃大町と言うところは、囲碁で町おこしをしているほどの力の入れようで、
この土曜日も、大町では500人も集まった囲碁大会が行われたようで、同宿の年配の
ご婦人も、囲碁大会の後でこれらの宿で歴戦の疲れを癒すために来られたとか。
碁もいいもんです。
三日間、時間はずらしながら岩魚を相手に毛鉤の練習三昧でした。
一尾だけヤマメが掛かりましたが、釣落としました。
ヤマメやアマゴと岩魚では釣り味が全く違うことも良く判りました。
さぁ~今度はホームグラウンドで毛鉤の練習に打ち込まないと!!
長野県の安曇野にある渓流会。そこで主催されたテンカラ教室。
テンカラ素人のオイラはそんな教室があるなら!と4月から予約していた。
しかも、開催場所は葛温泉だと言う。30代半ばからここは幾度となく訪れた地だ。
まだ中央高速が甲府まで延びていない頃だった。東京からの距離は約230km。
国道20号線をしわしわ走って、塩尻峠を越え、塩尻駅の南側から裏道の農道を
複雑に曲折しながら安曇野を目指したものだった。
いまでは高速道路が完備し、長野オリンピックで地元の道路も整備されたので、
お江戸からなら、3時間ちょっとでいけると思う。
四国からはかなり遠い。早い車でも、休憩しながら600kmを走るには8時間近くを
要する。今回はテンカラをこれからやろうと言う友人の高級車のお世話になって、
7時間と少しで到着する予定だ。
早朝、淡路鳴門橋を渡る。
運転を交代しながら、現地近くに着いたのが午前11時前だった。
カーナビに従って走ってたらミスガイドにやられて道を間違え、遠回りの峠越えとなった。
しかし、そのおかげで後立山連峰が見渡せる場所に立つことが出来た。
素晴らしい晴天のもと、こんなに綺麗な山を見たのは初めてではないだろうか?
左爺ゲ岳、右鹿島槍ゲ岳 手前に浮いた雲が良い雰囲気。こんな山の下を流れる川・・・
想像するだけで胸苦しさを覚える。
午後1時。テンカラ・ミーティングの始まりだ。
全国から大勢のテンカラを目指す人たちが集まってきた。富山、岐阜、神戸、横浜・・・
みんな好きなんだな=。
一日目はキャスティングの講座やら、テンカラについての座学などとなっていたが、
なんとなく統制が取れないまま、みな川に向かってひたすら竿を振り、毛鉤を飛ばす。
こういう集まりがあると、大抵は大変なベテランが混じっているものだが、今回はそうでも
ないらしく、初心者が結構多かった。初めてテンカラ竿を振る人、とりあえず借りた竿で
体験してみたいと言う方が沢山居たので、同行した友人もほっと胸をなぜ下ろしている。
実はオイラもまったくそうした気持ちだった。
オイラもウェーダーを履いて、渓へ降りて、慎重に毛鉤を振り込むうちに、掛かった!
と思ったらポチャリ!わちゃぁ~だ。
気を取り直して、やってると今度は本当に掛かった!!取り込みはラインを引いて慎重に。
夕刻になって、今晩の泊まりの宿へチェックインを済ませてから、一人で宿の上流の瀬へ。
ここでも、美しい岩魚が一尾掛かった。
二日目は基本的なキャスティングの講座と誘い釣りの仕方、ポイントの見方などを講師が
実釣しながら教えるが、残念ながら魚は出なかった。
でも、素人のオイラには、学ぶべき点も数多く、特に毛鉤の巻き方については、な~る
とうなずけることも多かった。
人に実技を教えることは大変難しいことなので、自ら竿を振って見せるというのは
それなりのリスクもあり誰でもが出来ることではないのだ。
石垣先生ありがとうございました。御礼申し上げます。
この地は自分にとって思い出の地であり、友人を誘ったのは、無論テンカラってものが
どんなものか。そしてテンカラをやろうと言う人たちがどんな方々なのか、を知って
貰うことが目的だったので、目的の半分はほぼ達成できたと思う。
そして、忙しいなか駆けつけて写真の撮り方を教えてくださったアマゴンスキーさん
有難うございました。
アマゴンスキーさんには特に時間を取って貰って友人と二人だけ、キャスティングの
特訓をして頂きました。
曰く、「ラインに力を与えて、竿に仕事をさせること」、「ラインが飛ばないのは
バックキャストが弱く、フロントキャストに力が入りすぎていること」、
「キャスティングはコンパクトに!」と言った点はまっことその通りだと思いました。
そうして、遂に今日で帰らなくては!という三日目。午前5時過ぎに高瀬川へ釣に入ろうと
支度をしました。この川はあちこちから熱湯が湧出しています。
湯温は90度といいますから、殆どヤカンで沸かしたお湯みたいなものです。
これに渓の水をうまく合わせると風呂として適温になるようで・・・
渓へ降りようとしてビックリしたなぁ~
な~んと!川の中に裸の男が湯船を作って遊んでるぢゃないの?!
これこそ、究極の露天風呂だ!!釣に入ろうとしたら、目線が合ってしまった。
ここでひるんぢゃ男ぢゃ無いぞ。
銀:明るく、「おっはよう!!気持ち良いかい?」
おいちゃん:「おお!気持ちいいぞぉ!釣れるかい?」だって。
銀:「これからやるところよ。魚がいることは判ってるんだが、釣れんのや!」
おいちゃん:「顔見知りは魚も知ってるんぢゃないかい?」だって。
悪びれたところがまるでない、素晴らしいおいちゃんだったな。
トラロープを握り締めて渓へ降り立って、友人は上流へ、オイラは下流へ釣り下がった。
それにしても、友人は、初めてのテンカラで岩魚を見事、3尾釣り上げました。
相当才能があると見たな。こりゃ、テンカラ病に罹ったかもしれないなぁ。
さ~て。目的の残り半分は、温泉
葛温泉!素晴らしいお湯ですね。
これは一泊目、高瀬館の岩風呂。泳げるほど広い露天風呂の夜の景色。
こちらは二泊目、温宿かじかの緑に囲まれた露天風呂の朝の景色。
いずれ劣らぬ良い露天風呂でした。合計で10回も風呂に入って遊びました。
勿論、碁盤は忘れておりません。暇を見ては囲碁も4局打ちました。
ところで、信濃大町と言うところは、囲碁で町おこしをしているほどの力の入れようで、
この土曜日も、大町では500人も集まった囲碁大会が行われたようで、同宿の年配の
ご婦人も、囲碁大会の後でこれらの宿で歴戦の疲れを癒すために来られたとか。
碁もいいもんです。
三日間、時間はずらしながら岩魚を相手に毛鉤の練習三昧でした。
一尾だけヤマメが掛かりましたが、釣落としました。
ヤマメやアマゴと岩魚では釣り味が全く違うことも良く判りました。
さぁ~今度はホームグラウンドで毛鉤の練習に打ち込まないと!!
今年、先に見てるなんて羨ましい限りです。
どうも、そうらしいですね。
普段の家族サービス不足が相当ボディ・ブローみたいに効いてるんだね?
今度、オイラと一杯やんない?
アンマシ、凝ってると良くないから、しんちゃんの生活パターンをお爺が壊してあげようかと思ってるんですわ。
6月12日~15日は都合悪いんですけどね。
また、メールででも。