ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

絵とか、造形のありかた(3)

2010年10月21日 10時51分59秒 | 写真
長いとご迷惑なので、分割です。

凧が幾つか並んでる、隣にはガラスケースに入った紙張り工作のようなもの。

これは素晴らしい!感動しました。



讃岐では、嫁ぐときに、ご近所へ人形を配るという習慣が古くはあったらしい。

そこで、子供たちに配られた縁起の良い人形などが展示されてるのでした。

素朴というか、縛られてない精神の自由さが、そこはかとなく漂ってるぢゃないですか?



鯛と金時がなんとも、一体になっていて、土台は鯛の住む海が描かれてる。

なんだか、喜びが抽象されて、つかみ出されてる!!いいねぇ~。



とぼけた犬の体に、なんと縁起の良い赤い海老なんかがあしらわれてる。

この自由闊達さが、オイラにはたまらない。

こりゃぁ、古田織部にも負けないぞ!!

絵だとか、造形だとか、最近は作家殿が、コメカミに青筋立てて、オラこそが一番じゃぁ~!

と吠えるのは勝手。

しかし、内包する感動を、張子人形や泥人形のように素直に表現できることが、

オイラは芸だとおもふ。

抽象でも、具象でもそんなことはどうでも、よか!とこれらの作品群が語り掛けている。

ただ、もっと丁寧に美しく、作品を展示する努力を払ってもらえれば、これに勝る幸いはない。

お役所の方々のセンスを問いたい。

写真のレンズは全部、CANON NFD 28mm f2.8ですが、焦点距離は倍で56mmレンズとして使っております。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
僕も (あけび)
2010-10-21 21:52:18
こう言うものが、好き。

素朴な、ありのままがでているもの。

芸術とか、美術とか意識しないで作ったものが好きです。

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いいですね。 (ginjiro)
2010-10-23 19:55:09
も一度、写真撮りに出掛けようと思ってます。

なんつうのかなぁ。

言葉に出来ない良さがありますね。
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