ひな祭りって言うと女の子には縁深いが、男どもやお爺には無縁に近い存在です。
とはいえ家にいてもロクなことをしないオイラにとっては
カメラを構える数少ないチャンスではあります。
朝の10時過ぎに家を出ます。
高松からだと国道11号線を東へ走るルートと
県道10号線で南下したあと
三本松の手前で11号線に合流するルートがあります。
家を出てから小一時間で引田の町に入りました。
町中がひな祭りでにぎわいを見せることで有名なところです。
通りには椿の飾りがいっぱいでした。
ちょこんと石の上にもお雛様が!
今回は静かなお雛様を撮りたいと思って来ました。
ひな人形って正面からみると
なんだかあんまり面白くないテーマなような気がして。
ここは讃州井筒屋敷という古い建物があり
飾られてる人形も古いのが多いんです。
普段は35㎜レンズしか使わないんだけど
標準レンズより少し長めのレンズが良いようなので
コンタックスの90㎜ f2.8ってレンズを付けて
撮りました。
カメラと絞りも連動してないし、AFも利かないので
マニュアルで絞りとピントを合わせます。
このレンズの特徴は何とも言えず立体感に優れた描写をする点かな?
井筒屋敷の一番奥には引田の町の由来などを説明したものがあり
薄暗い場所に端正なひな人形が飾られてました。
一番気に入った写真です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まぁ~暇に任せて写真なんか撮ってることに幸せを感じます。
5~6月には全国に散らばってるかつての碁敵を一堂に集めて
掴み合いの囲碁合宿をしようとあちこちに電話を掛けてみると・・・
本人の具合が悪いとか連れ合いの介護で家を空けられない
母親に付き添ってて
これまた自由に行動できないなどの声が多くて
そんな囲碁合宿など口に出すのも
はばかられる様子でした。
人間だれしも必ず衰えて死に至る。
オイラの世代の友人たちも最後の時代を生き始めたんだなと
他人事ならず身につまされたものです。
今月下旬なら、桜も咲いているでしょう
その奥の上勝には、有名な地ビールの工場があって
レストランも併設しているのですが
運転手がいないと、呑めませんね^^
なにやら異境の雰囲気が感じられますが、
地ビールの工場があるなんてオシャレなんですね。
また海部へ行って見たくなります。近頃では仲間が
みんな老けちゃって遠出を嫌うし、連れ合いも車に乗ると調子悪い
と言うモノですから一人でしか行けなくなりました。