goo blog サービス終了のお知らせ 

ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

釣の記憶

2010年07月04日 07時59分42秒 | 日記
オイラが初めて魚釣りをした記憶を探ると、もう60年近く以前のことになる。

夏休みに訪れていた、千葉県の岩井という半農半漁のような村だった。

国鉄の岩井駅が近くにあり、駅前を通る道路に沿って店や家並があった。

千葉県は、ここ香川県と並んで渓流の無い県として、つとに有名だ。

それでも、小さな山が海岸沿いにあって、谷から流れ出る水が海に注ぐ。

そんな、小さな河口でハゼを釣った。

川の両岸には葦が生えていて、川底は砂地だった。

子供たちには釣竿なんかなく、葦の茎に道糸を結ぶ。道糸といっても木綿糸。

釣り針なんかないから、道糸の先にボタンをつけてハゼを釣るのだった。

それでも、入れ食い状態で沢山釣れた。

釣れたハゼは日干しにして、ニワトリの餌にしていた。

今考えるともったいないことをしたものだ。

ハゼのテンプラなんて、たとえようもなく旨いのに。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿