あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

上田城から別所温泉 ~心温まるドラマあり

2015-11-23 11:17:04 | 日記
真田幸村ゆかりの地 信州 上田城

数週間前は燃えるような紅葉だったみたい。今は徐々に冬支度
でも風は暖かい。
数年前、桜満開の時訪れて以来2度目の上田城
1月からNHK大河ドラマ「真田丸」にあやかり、街は真田幸村押し一色

以前来た時に「ぜひ大河ドラマに真田幸村を」と署名活動していて。
私も記入した記憶がある。
大河ドラマ実現はこの地域の人々の長年の夢だった。

上田からローカル電車別所電鉄に乗り別所温泉へ
結構乗り鉄もいる。時間により車両が違いカラフルな車両も走っている。ガタンゴトンの音が心地いい。


別所温泉にはいくつかの立ち寄り湯があり、最初に入ったのは旅館街の中にある石湯


150円
ドライヤーはないので髪を洗う場合は要注意
真田幸村にとってこの石湯は大切な隠し湯だったそうで

小さな湯船から石の重み 歴史の重みを
感じられる。いい湯だった。

次に入ったのは別所温泉駅近くにある「あいそめの湯」
500円

露天風呂 内湯 岩盤浴もありのんびりできる。売店 そして食事(ラーメン どんぶり物)もあったが、近所のお店に注文して出前しているみたい。親子丼美味しそうだった。

旅館に泊まるのもいいけど、上田駅周辺のビジネスホテルに泊まり日帰り温泉で楽しむ方が安上がりかも

そして別所温泉からもっと山奥の小さな集落
母の実家へ
もう路線バスもなくなり、どんどん高齢化が進み、空き家も増えてしまい
でも自然豊かで人々は温かい


こんな山奥の小さな集落に、先日あるドラマがあったらしい。

若いブラジル人の女の子が突然村役場にやって来て
「自分のルーツを探している」との事
わかっている情報は「祖父がこの村出身そして苗字だけ」
はるばるブラジルからやって来たらしい

その苗字はこの村はとても多くその時は全然わからなかったらしい。
でもその事が新聞記事になって。
それを読んだ人が「あれ?近所にブラジル渡った人がいた」ってなり、無事その女の子は自分のルーツに辿りつけたらしい。

地球の裏側に住み、自分は日本人の血をひいていることがわかり、一生懸命アルバイトをしてお金を貯め、そしてこんな山奥にやって来て自分のルーツを探し当てた。
一晩泊まったとのこと
「思えば遠くにきたもんだ」
彼女はそう思ったに違いない。



なんとも心が温かくなる話で
こちらまで嬉しくなってしまった。


テレビ東京「Youは何しに日本へ」でアメリカから来た男性(寅吉さん)が自分のルーツを探す旅に密着して辿りつけた番組思い出しちゃった。
いくつかの偶然が重なったり 人々に助けられたり。でもその偶然がもしかして必然だったのか?
ご先祖さまが導いてくれた、そう思ってしまう。

やっぱり
人の縁って見えない糸で繋がっている

最新の画像もっと見る