あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

羽生結弦 「天と地のレクイエム」

2015-07-12 11:16:39 | フィギュアスケート
BS朝日「ファンタジーオンアイス神戸」
羽生結弦2015~2016エキジビションプログラム「天と地のレクイエム」

もうこれは宇宙
この宇宙に生きているという奇跡
そしてその先にはどんな世界があるんだろうか。

「3、11」忘れない

「被災地を あの日 あの時を忘れない」



被災地代表と言われるのが辛いと語っていた少年の姿は今はどこにもない。
スケートの神様からの贈り物 そして自分の生まれてきた役割 意味に彼は気づき、私たちにもたくさんの贈り物をしてくれている
このプログラムに彼から世界に向けての
メッセージがたくさん詰まっていて

挫折 苦悩 その先にかすかに見える光
一筋の光の先には希望があり、喜びがあり、幸せがある。

作曲家松尾泰伸さん「紫のルン」収録曲から「3・11」
「天と地のレクイエム - Requiem of Heaven and Ear
h」

振り付けは宮本賢治さん
心が洗われ、心が解放され、そして神秘の世界に私を連れて行ってくれた
ありがとう

小山実稚恵 ショパン華麗なるコンチェルト@ さいたま市文化センター

2015-07-06 06:18:19 | 音楽
おらが街に小山さんがやってきた。

さいたま市文化センター開館30周年記念事業
ピアニスト小山実稚恵さんは、今年はデビュー30周年
私もこの街に来てもうすぐ30年
不思議な巡り合わせ



4月サントリーホールでの演奏会で、初めて彼女のピアノを聴きすっかりファンになってしまい
大好きなショパンのコンチェルト聴いてきた。

さいたま市文化センターは、いろんな事でお世話になったホールだが、ちょっとホールがいろんな面で身近すぎて、生活感がありすぎてクラシックをここで聴くって少し抵抗があって
自分にとって演奏会って、日常の脱皮っていうか、夢の世界に連れて行ってくれる場所なので、夢の世界が身近にあるってどうなんだろう?って感じで
それにやっぱり箱物(ホール)にも自分の感性と波長が合うホールってある
同じプログラムでも、地方で聴いたり、海外で聴いたりするのが楽しいのは非日常感を味わえるからで

でも大好きな小山さんのピアノが聴きたかったので、ハードルを飛び越えてみた

飛び越えた先には、やっぱりすごい世界があった。

2015年7月5日
小山実稚恵(ピアノ)
曽我大介(指揮)
東京ニューシティ管弦楽団(管弦楽)
曲目・演目 演奏予定曲目《オールショパンプログラム》
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第1番
アンコール ショパン「子犬のワルツ」


「ショパンピアノ協奏曲第1番」は、私にとって大好きな思い入れのある曲
ウィーンに旅立つショパン
故郷ワルシャワでの最後の演奏会で自ら弾いた曲
ワルシャワの地に2度と戻ってこれなかったショパン
天才がゆえの苦悩
ショパンからの未来の贈り物でこんなに幸せをもらっているのに、彼は幸せだったんだろうか?


彼女のピアノの音色を聴いていると、いろんな風景が浮かんでくる。
マイナスイオンをたっぷり浴びたって感じにもなった。
ピアノの音なのにどこまでも美しい。

なんだろう?どうしてなんだろう?
この波長がピッタリなのは
彼女の持っている音 世界が私が好きな世界観と完全一致しているって感じ(天才と凡人なのに)

雑誌に彼女のこんな言葉があった。
「本当に欲しいとすごく欲すれば 身体はその音を出そうとする。気持ちがその奏法をつくり、その音を作るんだと私は思うんです。」
一流なのに.まだまだ美しい音色を探す旅を続けている。

次に彼女の演奏を聴けるのは
11月5日サントリーホール
ショパンピアノ協奏曲第1番
広上淳一指揮NHK交響楽団

そして11月11日サントリーホール
ユンディリの「ショパンピアノ協奏曲第1番」彼のコンチェルトを聴くのは初めてこちらも楽しみ