2018年10月5日
サントリーホール
東京フィルハーモニー管弦楽団
指揮:チョン・ミョンフン
ヴァイオリン:チョン・キョンファ*
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲*
サン=サーンス/交響曲第3番『オルガン付き』
夢のような一夜だった。
世界で活躍する姉 弟の共演
私も、ずーっとこの日を私も夢みていた。
チケットは、即日完売
キョンファさんは、この日の共演が決まってこう語っていた。
「私にとっても、信じられないようなプレゼントです。私は一時ステージを離れていましたし、今舞台に戻って、まだ音楽をできるということが奇跡のように思えます」
弟、チョン ミョンフン さんはこう語っている。
「私は彼女ほど音楽に情熱をもった人間に出会ったことがありません。アジアのヴァイオリン・ソリストの草分けでありながら、その後も彼女のような奏者は現れていません。上手な人はたくさんいても、音楽性とパッションという意味で彼女に近づいた人は全くいないと思ってます。
キョンファさんが舞台に上がると会場全体の色が変わった。凄いオーラ エネルギー
彼女のヴァイオリンは、きっちり優等生って感じでなく、枠を大きく飛び越えた凄まじい演奏だった。そんな姉を嬉しそうに支える弟チョン ミョンフン さんそして東フィル
今まで聴いていた「ブラームスヴァイオリン協奏曲」とは、明らかに違った。
とにかく平均思考ではない、規格外れの凄い演奏だった。いろいろ感じ方は人それぞれだけど、私の感性にドンピシャだった。
やばい!もう中毒になりそう!彼女のヴァイオリンに
この日のキョンファさんは、本当に幸せそうに弾いていて、聴いている私も嬉しくて
もうお腹一杯なくらい幸せ気分でトイレに行ったら、廊下でピアニスト ツィメルマンにすれ違った。
わたしも彼のピアノが好きで、何回か演奏会にも行っている
フィギュアスケート羽生君の「ショパンバラード1番」はツィメルマンの音源との噂も。。。
この同じ空間で感動を共有できたなんて
後半は、サンサース交響曲3番「オルガン付き」
サン サーンスは、「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と
私の大好きな曲
というかチョン ミョンフン さんのサンサース交響曲3番が大好きすぎて
このDVD見すぎて、一部擦り切れてしまった。
多分世界一観てると思う(笑)自慢にならないけど
第2楽章。後半オルガンが響くとオーケストラが一層華やかになった。
そしてオルガンの音色と共にフィナーレを迎える第4楽章
チョン ミョンフン さんの指揮は、スピード感があり、キレがあり、音に彩りがあった。東フィルも素晴らしかった。
きっちり拍を刻むのでなく、とにかくカンタービレ歌うように流れていく
音が鳴っている瞬間瞬間
この曲に出会えた幸運を噛み締めながら
もう聴いていて、この曲を、いろんなホールで聴いてみたいと思ってしまった
空気 空間 観客 オルガン そしてオーケストラピアノ
ホント演奏会は、一期一会
また違うシーンにも出会ってみたい。
初日のオペラシティーも行きたかった💦
演奏中、いろんな風景も浮かび上がった。
教会 幼き子供たち パリの風景 港町
パリのマドレーヌ寺院でオルガン奏者だったサンサース
長男が自宅の窓から転落して亡くなり、次男も6週間後に肺炎で病死
その後放浪の旅に出て行き着いたのが、自分の故郷 フランス北部の港町ディエップ
家庭的に恵まれなかったサンサースの苦悩、でもそれを乗り越え、自分なりの心の決着みたいなのがもう伝わってきて、じわーっと涙が💦💦
アンコールは「カルメン前奏曲」
こんな凄いの聴いたらもう元気に生活するしかないでしょ(笑)
エネルギーって連鎖するんだなあ
指揮者チョン ミョンフン さんは
「時間の経過は大切なこと。私は歳をとるのを喜んでいます。なぜなら色々な意味が深まってくるからです。私と東京フィルはそういう間柄だと思います。最初の共演で知り合い、関係が深まるにつれて友達から良い友達、親友になり、最終的には家族になる。こうした意味深い関係を長く続けてきた東京フィルを私は“日本の家族と呼んでいます。」
はあこんないい関係だから、もう聴いていて居心地いいし、心にどんどん響いてくる。
そしておすすめのDVD
先月発売されたフェニーチェ歌劇場ニューイヤーコンサート2018
いつかヴェネツィアにあるこの劇場を訪れてみたいです。
サントリーホール
東京フィルハーモニー管弦楽団
指揮:チョン・ミョンフン
ヴァイオリン:チョン・キョンファ*
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲*
サン=サーンス/交響曲第3番『オルガン付き』
夢のような一夜だった。
世界で活躍する姉 弟の共演
私も、ずーっとこの日を私も夢みていた。
チケットは、即日完売
キョンファさんは、この日の共演が決まってこう語っていた。
「私にとっても、信じられないようなプレゼントです。私は一時ステージを離れていましたし、今舞台に戻って、まだ音楽をできるということが奇跡のように思えます」
弟、チョン ミョンフン さんはこう語っている。
「私は彼女ほど音楽に情熱をもった人間に出会ったことがありません。アジアのヴァイオリン・ソリストの草分けでありながら、その後も彼女のような奏者は現れていません。上手な人はたくさんいても、音楽性とパッションという意味で彼女に近づいた人は全くいないと思ってます。
キョンファさんが舞台に上がると会場全体の色が変わった。凄いオーラ エネルギー
彼女のヴァイオリンは、きっちり優等生って感じでなく、枠を大きく飛び越えた凄まじい演奏だった。そんな姉を嬉しそうに支える弟チョン ミョンフン さんそして東フィル
今まで聴いていた「ブラームスヴァイオリン協奏曲」とは、明らかに違った。
とにかく平均思考ではない、規格外れの凄い演奏だった。いろいろ感じ方は人それぞれだけど、私の感性にドンピシャだった。
やばい!もう中毒になりそう!彼女のヴァイオリンに
この日のキョンファさんは、本当に幸せそうに弾いていて、聴いている私も嬉しくて
もうお腹一杯なくらい幸せ気分でトイレに行ったら、廊下でピアニスト ツィメルマンにすれ違った。
わたしも彼のピアノが好きで、何回か演奏会にも行っている
フィギュアスケート羽生君の「ショパンバラード1番」はツィメルマンの音源との噂も。。。
この同じ空間で感動を共有できたなんて
後半は、サンサース交響曲3番「オルガン付き」
サン サーンスは、「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と
私の大好きな曲
というかチョン ミョンフン さんのサンサース交響曲3番が大好きすぎて
このDVD見すぎて、一部擦り切れてしまった。
多分世界一観てると思う(笑)自慢にならないけど
第2楽章。後半オルガンが響くとオーケストラが一層華やかになった。
そしてオルガンの音色と共にフィナーレを迎える第4楽章
チョン ミョンフン さんの指揮は、スピード感があり、キレがあり、音に彩りがあった。東フィルも素晴らしかった。
きっちり拍を刻むのでなく、とにかくカンタービレ歌うように流れていく
音が鳴っている瞬間瞬間
この曲に出会えた幸運を噛み締めながら
もう聴いていて、この曲を、いろんなホールで聴いてみたいと思ってしまった
空気 空間 観客 オルガン そしてオーケストラピアノ
ホント演奏会は、一期一会
また違うシーンにも出会ってみたい。
初日のオペラシティーも行きたかった💦
演奏中、いろんな風景も浮かび上がった。
教会 幼き子供たち パリの風景 港町
パリのマドレーヌ寺院でオルガン奏者だったサンサース
長男が自宅の窓から転落して亡くなり、次男も6週間後に肺炎で病死
その後放浪の旅に出て行き着いたのが、自分の故郷 フランス北部の港町ディエップ
家庭的に恵まれなかったサンサースの苦悩、でもそれを乗り越え、自分なりの心の決着みたいなのがもう伝わってきて、じわーっと涙が💦💦
アンコールは「カルメン前奏曲」
こんな凄いの聴いたらもう元気に生活するしかないでしょ(笑)
エネルギーって連鎖するんだなあ
指揮者チョン ミョンフン さんは
「時間の経過は大切なこと。私は歳をとるのを喜んでいます。なぜなら色々な意味が深まってくるからです。私と東京フィルはそういう間柄だと思います。最初の共演で知り合い、関係が深まるにつれて友達から良い友達、親友になり、最終的には家族になる。こうした意味深い関係を長く続けてきた東京フィルを私は“日本の家族と呼んでいます。」
はあこんないい関係だから、もう聴いていて居心地いいし、心にどんどん響いてくる。
そしておすすめのDVD
先月発売されたフェニーチェ歌劇場ニューイヤーコンサート2018
いつかヴェネツィアにあるこの劇場を訪れてみたいです。