あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

霧の大菩薩峠から天目山温泉

2015-08-24 17:32:36 | ハイキング
大菩薩峠(山梨県)へハイキング
高尾7時26分発小淵沢行き~甲斐大和駅~バス上日川峠登山口~唐松尾根~雷岩~大菩薩峠~登山口~バス(15時)天目山温泉~バス(17時臨時バス)~甲斐大和駅

ガスがかかってしまい大展望は残念ながら見られなかったけど、自然のパワーを感じ、小さな高山植物に出会い、高アルカリ温泉に浸かり、エネルギーの充電ができた。




晴れていれば大展望
またリベンジしなくては




風に揺れてひっそり誇らしげに咲いている高山植物とってもかわいい。


その昔、中央線新宿23時55分発長野行き夜行列車があった。山登りが好きになって、夜行日帰りって言葉を知った。
そんな登り方もあるんだってびっくりした。当時の登山はそれが主流だった。
何時間も前から新宿駅アルプス広場に並び、ゾロゾロ駅員に引率され乗車
みんな待っている間、楽しそうに地図を広げて、ワイワイはしゃいでいた。
初めて乗った時の驚きと感動を昨日の様に覚えている。

乗ってびっくりしたのは、みんな椅子で
はなく床にシートを広げ睡眠していたことそして朝焼けの南アルプス、八ヶ岳のあまりの美しさに息を呑んだ。

今回行った大菩薩峠も、昔はこの夜行列車を使ってよく通った。
深夜塩山のタクシー会社の部屋で仮眠させてもらい(今もこのサービスやってるらしい)明け方暗いうちから登り出す。
四季折々楽しめ、初心者から上級者までいろんなコースがある。

自然と遊び、風を感じ、小さな高山植物に心ときめき、心も体もリフレッシュ
交通網が発達して便利になっても山は昔と変わらない。

下山後立ち寄った天目山温泉の泉質も素晴らしかった。
高アルカリ温泉で、ホントお肌はツルツル重い足は軽くなった。
不眠気味だったけど、帰宅後久しぶりに大熟睡

自然の恵みに大感謝

代官山クラフトビール「スプリングバレーブルワリー東京」

2015-08-20 19:42:14 | 日記
最近クラフトビールにはまっている。
クラフトビール(Craft Beer)」とは、小規模なビール醸造所でビール職人が丁寧に造っているビール。ビール職人が造り出すビールを「手工芸品(Craft)」に例えて、クラフトビールと呼ぶらしい。

知人宅で飲んだ御殿場高原ビール、東北旅行で出会った遠野アルトビール。
大好きな北アルプス麓の穂高ビール
どのビールも特色あって、その土地ならではの味わい、楽しみがある。
夢は、デュセルドルフのアルトビールを飲むこと。作曲家シューマンやブラームスが通い詰めた酒場があるらしい。是非行ってみたい。

東京代官山に素敵なクラフトビールを発見
「スプリングバレーブルワリー東京」


[月~土]
8:00~24:00(L.O.22:30)
[日・祝]
8:00~22:00(L.O.21:00)
 ※いずれもテラス席の営業は21:00まで


ここはビールだけでなく、カフェとしても使える。隣の人のチーズケーキ美味しそうだった。
午後のひととき、コーヒーでなく、ビール片手に読書
うーん贅沢
のんびりできるって感じ。ワインもあるらしい。

麦汁は、すべて一番絞り製法とのこと。麦汁が作られるところを見ながら、ビールが飲める素敵な空間。


私が飲んだのは、アルコール濃度が低いコープランド
とってもまろやか飲みやすい。

代官山の新名所「ログロード代官山」
クラフトビールの他に、雑貨屋 、カフェ、パン屋さんもある。

木の温もりを感じ、風を感じて
一瞬北欧に来たって気になった。


東横線の跡地にひょっこり現れた空間
線路は続くよ ビールにカフェに雑貨屋に
時代は移っていくんだなあ

大野和士&都響「ショスタコーヴィチ5番」

2015-08-07 12:21:02 | 音楽
初のミューザ川崎シンフォニーホール
あのベルリンフィル音楽監督サイモンラトルが凄くお気に入りって話耳にしていたので、行ってみたかった。
さいたま住民にとって川崎って遠いイメージだったけど、JR上野東京ライン開通により、とっても近い存在に
しかも駅隣接サントリーホールより近いかも

8月5日(水) ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮大野和士
プロコフィエフ バレエ音楽「シンデレラ」組曲第1番
ショスタコーヴィチ 「交響曲5番」

この日は15時半から公開リハーサルもある。この日の為に夏休み延長
北アルプス登頂翌日
思い足をひきづりながら行ってきた。

初めて入るホールって、ワクワクする。
思っていた以上の素敵なホール
とっても居心地 座りごごちがいい。
どんな音がするんだろう。

公開リハーサル(ゲネプロ)
自由席 一階3列目をゲット。
楽団員はとってもラフな服装音楽家って感じがしない。
でも最初の一音でやっぱり凄い人達だったんだ
通しで演奏。まだリハーサルだよ。こんなに飛ばして大丈夫?
「ショスタコーヴィチ5番第三楽章」にはやられてしまった。
もの悲しい響き とってもレクイエム的で
ロシア革命という時代を生き抜いたショスタコーヴィチが、どんな思いでこの曲を書いたんだろうか?人の心は誰にもわからないけど、作曲家と繋がり探りながら音を作っていく。やばい ウルウル
リハーサルで泣いたら目立っちゃう。涙を堪えていると、後ろの席の女性の思いっきり鼻をすする音
みんないろんな思いで聴いているんだなあ。
もうリハーサルでお腹いっぱい。大満足

そして本番
2階RA席
今度は指揮者大野さんの姿、表情がよく見える。

プロコフィエフ「シンデレラ」
夢の舞踊会
そして12時の時計の音「カツンコツン」と不気味に鳴り響く。ああ!シンデレラ夢が冷めちゃう。急いでシンデレラドキドキ
物語の中に入り込んでしまった。

そして後半「ショスタコーヴィチ交響曲第5番」

どこまでも作曲家の心の中を模索しながら世界を描こうとする指揮者大野和士
ホント別次元へ連れて行ってくれた。

本番って凄い 凄い威力
凄い魔法


この「ショスタコーヴィチ交響曲第5番」
指揮者チョンミョンフンさんの演奏が大好きで(ソウルまで聴きに行った)、この曲を他の指揮者で聴くのを実は避けていたあまりにも好きを作っちゃうとそれしか入らなくなり、心をフラットの状態に戻せない自分がいて
でも大野さんがどういう風に演奏するかとっても興味あり壁をひとっ飛び
壁の向こう側には違う風景があった。
やっぱり凄い世界があった

4月に東京都交響楽団音楽監督に就任した大野和士さん
都響から目が離せなくなった

そしてこのミューザ川崎
何処に座っても美しい響き
座っているだけで癒される居心地の良さ

この演奏会
リハーサル含めて2000円
2000円でとびっきり素敵なお買い物をした。

久しぶり3000m越えの登頂

2015-08-05 08:00:59 | ハイキング
大宮から新幹線「かがやき」に乗り富山まで1時間45分
富山から立山までは、可愛い富山電鉄
ガタン ゴトンの音がなんだか懐かしい。

立山からケーブルそして高原バスで、憧れの黒部アルペンルート室堂にやってきた

朝出発して11時に黒部アルペンルート室堂に到着できるなんてホント夢のよう
北陸新幹線のおかげ
パンフレットや雑誌でよく見るお馴染みの風景だが、やはり来て見るとすごい。
来た人にしか味わえない風景がここにはある。

みくりが池は時間により、そして角度によりいろんな姿を見せてくれる。





日本一高所にある温泉「みくりが池温泉」に2連泊
食事もとっても美味しくて、濁り湯の温泉が最高
源泉かけ流し
23時間 気の向くまま何度も入れる。
久しぶりに本物の温泉に入ったような感じ

そして久しぶり3000m越えの登頂
北アルプス立山連峰、雄山山頂3003m

空が近い。


風が爽やかで
高山植物もたくさん咲いていた


室堂山もよかった。
2668mの展望台からは、大パノラマ
室堂ターミナルから1時間ちょっとで登れる
槍ヶ岳 穂高岳が遠くに見え、美しい薬師岳がドーンと間近に
アルプス表銀座 、裏銀座両方見れるなんてとっても贅沢な展望の山。

水平線の向こうに白山の勇姿が
地球ってやっぱり丸いんだなあ。


最近の年齢を重ねた山ガール、山ボーイは凄くパワフル
認知症 介護 世の中はいろいろ大変だが、ここに来るような人たちは、ホント違うお一人様も多いし、団体パワーも凄い。
夕飯はピッチャーでビールを頼み、その後部屋で大宴会をし、朝3時に出発
はあ素晴らしい。
みんな人生を謳歌している。
平均寿命世界一の秘密ここにありって感じ。

雄山山頂までもうあと10分くらいなのに、心臓バクバクで引き返す決断をされている方もいた。自分の事は自分でよくわかるって言っていた。やはり3000m級の山になると高山病の症状もでてくる。引き返す勇気ってのも大切なんだな。見習わなくては!

帰りの立山駅で宇奈月温泉行きのアルペン特急に遭遇
なぜか懐かしさを感じた。西武鉄道旧レッドアロー号を使っているらしい。やっぱり

リカちゃんハウスみたいな食堂車

今度乗ってみたいなあ。