あの空の向こうに・・・

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熱演チョンミョンフン指揮+ピアノチョソンジン「皇帝」東フィルベートーベンからの贈り物

2016-09-24 20:03:04 | 音楽
2016年9月23日 サントリーホール
東京フィルハーモニー
指揮:チョン・ミョンフン
ピアノ:チョ・ソンジン

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
ベートーヴェン/交響曲第6番『田園』


2015年ショパンコンクール優勝 チョソンジン
以前BSで「もう一つのショパンコンクール」という番組があった。
スタインウェイ ヤマハ カワイ ファツオリ
ショパンコンクールのもう一つの戦い
ピアノメーカーの争いを描いた番組だった。
日本人調律師の活躍そしてYAMAHAのピアノの大躍進もびっくりだったが、そこでほんの数小節流れたチョソンジンのピアノの音色にビビット心ときめき、是非生の演奏を聴きたくなった。
そしてその時が来た。

もうなんなんだろう?とにかく私の直感どおり
美しくって優しくって透明感があって
音がピアノからではなく、心の中から音色を出しているって感じ
まるでピアノが身体の一部のような感じ
指先、表情、しぐさそしてペダルの踏み方さえも美しかった。
小さく語りかけるようなピアニッシモ。

前方ど真ん中の席だったので、逃さず鑑賞
もうお肌の美しさったらその辺のアイドル以上。

人それぞれ好みがあり、感じ方は違う 。
とにかく私の周波数とドンピシャだった。
これから歳を重ねてどんな風に色づいていくんだろう?
指揮者チョンミョンフンさんはチョソンジン君の事をインタビューで

「彼は何でも弾けるピアニスト。非常に繊細な演奏家であり、物事を学ぶ能力の高さにも驚かされます。ただ、ショパン・コンクールで優勝したのはいいことですが、色々な機会が増え過ぎるのは危険でもあります。10代後半から20代前半というのは、才能ある演奏家から真のアーティストに変わる時期。ここを注意深く過ごせれば、将来最高のピアニストの一人になるでしょう」

なるほど、、、、、
これからどんな風に成長するのかホント楽しみ
ということで、1月のソロリサイタルチケット購入してしまった。


後半はベートーベン「田園」

何も難しい説明はいらない。
音楽で全ての描写が見えてきた。
自然をこよなく愛したベートーベン
彼は散歩が大好きだったらしい。

自然の中にちょこっと場所を借りて生きている私たち

嵐が去ればやがて穏やかな日常が必ずやってくる
耳がどんどん聴きえなくなっていく不安の中で自然の中の一員であるんだから何も怖くない‥‥‥
そんな心の穏やかさを田園風景から取り戻し、最終楽章の感謝「ありがとう」につながったのでは?と聴きながら勝手に思ってしまった。

そして今日ここに来れた、ここに立ち会えた幸運に感謝
ますますベートーベンが好きになった。


アンコールはベートーベン7番第4楽章
ど迫力にもうワクワクドキドキウルウル
やっぱりチョンミョンフンさん&東フィル好きだな
やっぱり周波数こちらもドンピシャ

ジブリの大博覧会@六本木ヒルズ展望台

2016-09-07 20:11:40 | 日記



ジブリの大博覧会ももうすぐ終了との事なので六本木ヒルズ森タワーへ
平日の午後なのに1時間待ちのご案内

「年パスの方はこちらです」の言葉につられ、まさかの年パス購入
6000円(今回の当日券1800円)
待ち時間なしにすぐご案内
もともとこの森タワー52階からの大展望そして空間が大好きだったので考えてみればかなりのお得
プラス500円の展望デッキにもただで入れます。

今回の当日券2300円の予定だったらしいけど、鈴木プロデューサーたちの「映画と同じ金額で」という要望で1800円が実現したらしい
我が儘(まま)でごめんなさい 鈴木敏夫」のポスター文字、心に響きました。


ジブリ大博覧会は、もう大満足
スタジオジブリの今までの作品 歴史
振り返ると私自身もいろんな作品に心動き、影響を受けてきたんだとしみじみ

鈴木プロデュサーと糸井重里さんの運命的な出会い
そしてキャッチコピーへの思い
歴史を作る作品にはやっぱり目に見えないご縁がたくさんある。


東京タワーのライトアップは「リオディジャネイロ パラリンピック開会式」に合わせて、パラリンピックカラー(緑・青・赤)のスペシャルダイヤモンドヴェール

昼夜2回も入ってしまった。
またジブリ美術館も行かなきゃ!
大博覧会は、今週日曜日まで
後1回行きたいです。