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オートライト機能について雑感

 さて、先日納車されたROOMYを乗っていての雑感です。

 皆さんは自動車のオートライト機能が法律で義務付けられた事を知っていましたか?

 実は私、恥ずかしながら知りませんでした。
 納車されたROOMYを運転し始めて、夕方には自動的に前照灯が付く事を確認していましたが、交差点で停まる際、右手にかかるライトスイッチを見たら、「AUTO」が標準になっているではありませんか。止まった時には前照灯は消すものと思っていたので、まずはオフにする事に一苦労。弄っていると、どうやら走り出した時点で、暗くなる時間帯では、勝手に前照灯が点いてしまう事を理解しました。

 前のVOXYでも「AUTO」はありましたが、それは手元のスイッチの選択次第で、例えば昼間でもトンネルが続く場合とか、あとは夕方には利用していましたが、昼間は常に前照灯は「OFF」するものと、体には染み付いています。だからこのROOMYの前照灯スイッチには、当初かなり違和感満載でした。

 そこで調べてみると、令和3年には法律でこの「オートライト機能の標準化」が決まっていた事を知りました。

 確かに今まで、例えばトンネルの中でもそうですが、暗くなった時間帯でも平気で無灯火で走る車を見た時には「あぶねぇなぁ・・・」と思っていましたが、それにより薄暮の時間の事故もあったんでしょう。結果としてこの義務化が法律で定められてしまったんですね。

 考えてみればバイクなんかも、私が26歳頃に乗っていたバイクでは、前照灯の「ON/OFF」はライダーの操作で出来ていましたが、二輪車の事故の増加の関係もあって、今では全てのバイクで前照灯は「ON」固定となっています。

 確かにこれによって、バイクは昼間でも目立つようになったんで、事故も多少減りました。だから今回は自動車でも前照灯の「ON/OFF」の権限は、ドライバーから取り上げられてしまったという訳なんですね。

 何かこれって「どうなんかなぁ・・・」と思ってしまいます。

 本来、自分の運転する車を安全に走行させる為の操作の責任は、ドライバーに任されていた訳です。でもドライバーが「未熟」というか、「認識が甘い」という事で、その権限を「お上」に取り上げられてしまったという訳なんですよね。そこがなんとも個人的に「とほほ・・」な感じがします。

 今は高齢ドライバーの事故の件が、マスコミでも多く取り上げられています。また若者の無謀な運転や違法改造の話題なんかも出てきたりしていますので、これから先も、今の自動車やバイクの運転で「当たり前の操作」も、どんどん自動化という事になっていくのでしょうか。。。まあ安全性に寄与するのであれば、それはそれで良い事なのかもしれませんけどね。

 でもやはり、私の中では「どうなんかなぁ・・・」という想いが拭い去れずにいます。

 Youtubeでも見てみると、これにオートランプに異を唱える意見もあって、そこにはフォグランプの搭載と併せて、霧深い状態で前照灯を点灯した場合、前照灯の光が霧の乱反射を起こし、余計に見づらくなってしまうので、やはり前照灯のOFFの機能は必要だという話もありました。しかし法令化されてしまったので、それを行うと「違法改造車」になってしまうというのです。

 私が若い頃には、夜中に山中を走ったりしましたが、確かに濃霧の状態では前照灯をOFFにして、フォグランプを付けた方が見やすくなったりするんですよね。でもそういった事も、もう出来なくなってしまったという事なんですよね。

 そういう事を考えたりすると、やはり「どうなんかなぁ・・・」という呟きが、私の心の中を去来してしまいます。

 

 


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