このブログは基本的にバイクなどでブラブラした事を書くブログなんですが、今回、この様なカテゴリーで記事を書かせてもらっています。中々ヘビーにも聞こえる内容かもしれませんので、お付き合い頂ける方だけでも読んで頂ければ幸いです。
健康診断の検査結果を携えて、9/13(火)に仕事を休んで、近所にある大和徳洲会病院へ行きました。
私が30歳の時、尿管結石で早朝に救急車でこの病院に搬送された事があるのですが、その時には古い病棟だったんですが、今ではこんな綺麗な病棟になっています。
まずは1階の総合受付で相談すると、以前のカルテがまだ残っていた様なので、初診申し込みという事で手続きをして泌尿器科へ案内されました。泌尿器科では検尿と血液検査をまずは案内され、検査を済ませると、ほどなく診察室に通されました。この日の担当医は若い先生でした。
そこで健康診断の結果を渡すと担当医からは「ではまず単純CT撮影してみますか」という事で、CT撮影に案内されました。
そしてCT撮影後に再度、診察室に呼ばれました。
「確かに右腎臓に腫瘍がありますね。3cmから4cm程度のものですね」
健康診断の医師からは「恐らく癌だろう」と言われていましたので、それについて質問すると、それは否定しませんでした。
「ただ大きさが3cm程度であれば、もし癌だとしても、まだ初期段階の可能性も大きいので、そんなに不安がらずに大丈夫ですよ。芸能人でおいやはぎとかハンにゃも、以前に腎臓がんにかかったと話題になっていましたが、彼らも治療して元気で活躍しているじゃないですか。まずは造影剤を入れてもう少し検査をしてみましょう。」
医者にこの話を聞いて、かなり肩の荷が下りました。という事で、9/15(木)の午前中に予約を入れて、この日の診察は終わりました。その検査結果は9/17(土)の午前中に聞く事となりました。
そして木曜日の午前中は造影剤を入れての検査。この日は朝食は抜きで来てくださいと言われたので、朝食を抜いて受付の後、CT検査室へ直行。そこで造影剤を入れて検査。造影剤を入れての検査は以前に尿管結石以来だったのですが、全身に薬が回るのがよく解りました。検査自体は受付から1時間ほどで終了。
9/17(土)。この日は造影剤検査の結果を聞くので、嫁にも同行してもらい再診。受付してから20分程で泌尿器科の診察室に呼び出されました。担当医の説明は以下の様なものでした。
・造影剤の結果、やはり腫瘍は癌の可能性が高い。
・他の臓器(脾臓・膵臓・肝臓など)への転移所見は見られない。
・腎臓だけに留まっていれば、早期に転移という可能性は低い。
・今後の対応だが、腫瘍も3cmなので経過観察という事も無くはないが、しっかりとした治療をした方が良いと思う。
私もよく解らないので担当医に質問しました。
「治療期間はどれくらいかかるのでしょうか?また治療法は腎臓を摘出するのですか?」
実は私の学生時代の先輩から、10年程前に腎臓がんであった事を聞いていて、その先輩からは腎臓を一つ摘出したと聞いていました。
「治療期間で言えば、今はロボット支援による腹腔鏡下手術があるし、それであれば約1週間程度の入院期間で治療ができます。また現在では、この大きさであれば、腎臓の部分摘出で済むと思われます。2つある腎臓のうち、1つを取るのはやはり人生の上ではリスキーなので、今では全摘出というのは、このレベルではあまりありません。」
仕事も詰まっているので半月入院というのも、かなり厳しいと思っていましたが、ロボット支援による腹腔鏡下手術であれば1週間で退院できるというのは、この時、初めて聞いた話でした。
「ではこの病院で行ってもらえるのでしょうか?」
すると担当医は。
「この病院では装置が無いので、ご希望ならば紹介状を書きます。神奈川県下では今のところ、腎臓がんでこの手術を行えるのは、北里大学病院か、県立がんセンターの何れかになりますが、どちらにしますか?」
北里大学病院は少し距離もあるので、ここは県立がんセンターでお願いするしかないと思い、担当医には県立がんセンター宛てで紹介状をお願いする事にしました。ただ担当医からは。
「いま実はこういう腎臓がんが増加している事もあって、恐らく手術は2か月から3か月待ちになると思いますので、そこはがんセンターで相談して見て下さい。」
という事で、この日は紹介状と、造影剤CTスキャンの画像データを頂いて診察は終了。
次は県立がんセンターへ行く事になりました。