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【腎臓腫瘍】電子カルテを待ちわびる日々

 この記事は後付けで書いています。

 個人的には年末年始に入院・手術が終わりまして、いまは自宅でリハビリしながら来週からの仕事開始に備えている状況なのですが、この4か月ほどの間の自分自身の心の動きを振り返りながら記事を書いています。

 さて、9/5(月)からは日常の戻っていました。ただ個人的には早く検査結果の資料が届かないかと、半分ドギマギしながら、もう半分は「やはり早く来なくても良いかも」という、まるで非論理的な思考が常に頭の中をぐるぐるとめぐっていました。検診の結果は1週間以内にメールで送付するという事なので、まずはひたすら待つ日々です。

 そんな中、長女が帰宅が遅くなるという事もあり、水曜日には嫁と次女で近所のとんかつ屋に晩飯を食べに行く事にしました。

 土曜日に診断を聞いて、日曜日に友人とツーリングをした後、既に4日程度時間があったので、自分の心の中のざわめきも少し落ち着いてきていました。家族との時間はやはり大事にすべきだな、と思いながら車を出して三人で店に向うと、やはり平日の夜は店が空いていたので、直ぐにテーブルに案内されました。

 テーブルで注文を済ませ、何気なくスマホでFACEBOOKを開くと、お勧めで「腎臓がんから肺がんに転移したサラリーマンの生き様」という様な記事が出ていました。要は腎がんが原発巣で、そこから肺に転移をして、結果しっかりと数年間の残りの人生と向き合い、亡くなった人のドキュメント記事の案内です。

 これを見た時、また大きく動揺していまいました。冷や汗は吹き出すし、出て来た料理の味も全く判りません。さすがに嫁がそんな私を見て「どうしたの?」と聞いてきましたが、「いや別に」とFACEBOOKを直ぐ閉じましたが、自分の心の動揺は全く収まっていなかったんですね。

 でもスマホやPCでは、今回の腎臓がんに関する情報は一切検索すらかけていなかったのですが、何故にこのような「どんぴしゃ」な記事が、わざわざ紹介されてくるんでしょうか。ちょっと不思議でもありました。

 ただ翌日には、仕事の中でこの自分の心のざわめきが少し落ち着いていました。

 そしてその週末の9/9(金)にメールで健康診断結果のPDFファイルが届きました。

 内容を確認すると「3cm✕4cm」の腫瘍が確認されたとの事。これで来週に精密検査を受ける事にしました。


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