つれづれ・旅日記

一陣の風が誘(いざな)う 良い旅を(ボン・ヴォヤージュ)と囁きながら
天衣無縫 写真でつづる さすらいの記憶

北から南へ風来坊

2016-10-20 00:52:32 | 旅行

従妹から嫁が体調を崩してるとのメールが入った 

連絡を取ると大丈夫だからと何時もの強気の嫁

帰る事は告げずに取りあえず急襲、 いや違った九州に帰郷することに  

知らせを受けたのが 旭川の北東 滝川の近く 道の駅白滝でした

横浜のTさんから 鮭釣りに誘われていて   釣り場の枝幸までもうちょっとのところでした

夜も更けて雨模様 それでも 空港の近くまで行って 出来るだけ早い便を取りたいと出発 

道央自動車道をひたすら千歳空港へ 

深夜 雨脚が強まり  前も見えないほどの豪雨になりました

奇しくも その雨は 大雪山系黒岳では初雪となったと聞きました 

昨年登った黒岳の吹雪の様子が目に浮かびました 

 
移動ルート

滝川~千歳   黄色のルート 道央自動車道  316㎞ 4時間 
千歳~福岡   青色のルート 日本航空    1500㎞ 2時間20分 
福岡~鹿児島 黄緑のルート 九州新幹線    250㎞ 2時間51分  
 



千歳空港駐車場にてインターネットで格安チケットを検索  

すごいなあ~
空港のカウンターでまともに買ったら片道 51,400円のチケットが インターネットを通すと 何と 34,300円やで 

空港の駐車場で フライトの1時間ほど前に買えるんやで インターネット様々やな


チケットを予約して1時間後には雲上の人 空飛ぶ風来坊やで  



千歳を発って2時間後 福岡空港上空を急旋回 無事着陸 


千歳空港からは 何と5時間程で日本列島縦断 北から南に着いていました 

一週間滞在、 夏の名残のある南国 鹿児島を後に 北海道へ

千歳空港到着前の 函館上空の夕景がきれいやったよ 


しばらく南国の陽光を味わっている その間にも朝日岳に冠雪があったと

 秋を通り越して一気に冬に突入した感じがありました 

北から南  冬夏 行ったり来たりの風来坊でした 



                   




 

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紅葉・パラダイス

2016-10-20 00:51:20 | 旅行




今年2度目の北海道は  水辺の紅葉を見たくて  高原温泉へ行ったよ 



好天に恵まれた 自家用車乗り入れ規制 最後の日  シャトルバス乗り場には続々と車が到着していた 




バス終点の高原温泉  沼巡りコースを歩く

登山ルートは ヒグマ講習を受ける建物が出入り口になっていて 話を聞かなければ入山できないようになっている

 ヒグマと遭遇しないための方法・万が一出会ってしまった時の対策・最近のヒグマ情報などの講義を受けて出発

緑の沼



大学沼 

大学沼には人を怖がらないヒグマが出没 そのため8月には入山禁止になっていた


登って暫くすると 枯葉の林が広がり始めた  『今年は紅葉も終わったかな』と思った
ところが 上の方に行くほどに色鮮やかだった  

パトロールのお兄さんが「雪の影響で逆転しているんですよ」と言っていた
 「なるほど」と思ってしまったが 何故そうなるのか聞いておけばよかった  後悔先に立たず



エゾ沼 

小高い所から見ると なるほど 北海道の形に見えるよな


式部沼


今年行ける最終ポイント高原沼  日差しに栄えた景観が見事だった

高原沼



沼巡りコースは 高原温泉を起点にして  グルッと一周できるようになっているんやけど
全ルートがヒグマの活動域に当たっていて  その年の出没状況で規制がかかる

一昨年は  突然の降雹のために  エゾ沼までしか行けなかった




これから先に 空沼(一番大きな沼)があるんやけど  ヒグマに占領されているために今年も一周できなかったな 

ヒグマのお姉さ~ん  お姉さんに優しい風来坊やで~ 来年も来るからね~ その時は一周させてな~     


                  

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最北の風に吹かれて

2016-10-20 00:50:51 | 旅行


宗谷岬 日本最北端に立つ碑 


 紅葉パラダイスの旅を終え タマネギの里 北見を通って 初めて訪れる地 道北へ向かった 

 ヒマワリ畑の横で収穫されたタマネギが出荷を待っている この様な光景が延々と50㎞ほど続いていた 



  
海上遙か  利尻富士を望むサロベツ原野は 想像していた以上の烈風が吹き荒れていた 



海岸沿いに点在する家々は 海に向かって砦のような高い板囲いを巡らし

その強風は  風力発電に利用され 耐えて暮らす人々の恵みともなっている 

  珍しく一列に28基ものプロペラが並ぶオトンルイ風力発電所 

北の地には  風車の建ち並ぶ光景をそこここに目にすることが出来る 


ガードレールも電柱も無い  ただただ真っ直ぐな道が 
    強風吹きすさぶ荒野を切り裂くように果てしなく延びていた  


                  フロントウィンドゥにレーダー探知機が映り込みました        

 風来坊の旅路は何処まで続くやら 




                 

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『 駅・・・STATION 』

2016-10-20 00:46:41 | 旅行


留萌の南にある増毛へ 

かつて繁栄した丸一本間家一族の名残の町 
昭和6年に26戸余りも延焼する大火にも耐えて  商家を守ったというウダツ壁の残る町並み 

その町にウダツの上がらない風来坊が迷い込んだ 





この地方は暑寒山麓からの甘露な湧き水に恵まれていて 
その湧水を使って 日本最北の造り酒屋 『国希酒造』 が丸一本間家末裔として創業117年になる 





この地を舞台に  昭和56年に刑事でオリンピック射撃選手に扮する高倉健と居酒屋の女将に扮する
倍賞千恵子との  不器用な二人の心の機微を描いた映画 『駅・・・STATION』 が撮影された  



 
地元の人々も  多数エキストラとして出演した  ロードショーに先行して地元で上映された試写会では
ストーリーと関係なく見知った顔が出る度に大盛り上がりで  やんやの喝采が起こったとのこと  





その舞台にもなった国希酒造の写真を写していたところ 




それまでのんびりとしているように見えた  猫がつかつかと近寄ってきた 




映画のエキストラに出た猫の末裔か 高倉健に心酔してヤクザ映画でも見たのか
座った目をして  ドえらい迫力で一喝された   
気の弱い風来坊はタジタジだったよ 

キャイン キャイン


          


















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『 秘境臼別温泉 』

2016-10-20 00:46:10 | 旅行

 吹上温泉で知り合ったMさんが 「 私が 北海道で一番好きな温泉は臼別だなあ 」 と言っていたので 

『 そら 行かなあかんで 』 と来てみましたよ  

檜山国道から4㎞ほど入った所に 目指す臼別温泉がありました 

以前は温泉旅館があったようです  廃業して建物もなくなったのですが  
地元の人の強い要望で  せたな町が 入浴できる施設を作ったようです 

更衣室・トイレ・浴槽とも男女別に整備されていました 




しきりの壁を挟んで 左が男湯 右が女湯 


目の前の渓谷と  秋色の木立が風流でした
 こう寒くなるとこれに限るなぁ~ 
気分の良い温泉なので  翌朝も入ろうと一泊しました 


朝6時 目覚めると  掃除のおじさんが 風呂の湯を抜いてせっせと仕事を始めていました 
『 アチャ! 入れへんがな 』 と思ったよ 

『 月曜日の午後と金曜日の午前中は清掃します 』 と書いてありましたが
こんなに早朝からとは  思ってなかったがな 

玄関・脱衣場・トイレ・浴槽 一人で3時間ほどかかっての丁寧な掃除でした 



「  お湯が少し溜まったら入れますよ  」 と言ってもらったので 入りました 

湯船の底に溜まり始めた少ないお湯のおかげで 思いがけずに寝湯が楽しめました  

寝てみると あらあら 間仕切りの下から女湯が丸見え 『 やったぁ 』 と張切ったがな 

 「 エ~ どこがどす  」



でもな いくら丸見えでも 肝心のお姉さんがおらんやないか 

今回は幸運の女神さんから見放された風来坊でした 



 「 おい!風来坊 お前に そんなデカイ矢印はいらんやろ! 」  
 
ハイ ハイ そうでしたよ グスン 




            




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『 奇岩海岸 』

2016-10-20 00:45:27 | 旅行


臼別温泉から  次の目的地  平田内温泉 (熊ノ湯) に向かった  

檜山国道が日本海に沿って走る  険しく入り組んだ海岸線を縫うようにトンネルが続いていた 

ぱっと開けた景観に奇岩の並ぶ海岸線に出た  





タヌキ岩・マンモス岩・親子熊岩と  昔から親しまれて命名された岩が次々に現れた 

永い年月  荒れた風と波に浸食されて出来た景観だった 





その様な奇岩を見ながら メロンパンと牛乳の入ったコップを手に  堤防に腰掛けランチタイムと洒落込んだ 
 
感慨にふけっていると ふと足もとの 可憐な花が目に映った 



 荒々しい風に打たれながらも可憐に咲いている カワラナデシコやないかいな 

誰に見て貰う事もなく  密やかに咲いて散っていく 

そのたたずまいは まるで風来坊のようやなぁ~ 

ヘッヘッヘ~ のへ~だ 




                  

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『 水無海浜温泉 』

2016-10-20 00:44:49 | 旅行

函館市 恵山岬町 椴法華にある  水無海浜温泉

活火山  『  恵山  』 の裾野が海に落ち込む恵山岬  入り江の渚に湯が湧いている

 干潮時にしか入れないので 『  幻の温泉  』 とも言われている 日本でも非常に珍しい温泉とのこと 

  白い点線が浴槽で いつもは海に沈んで見えない 



朝9時半の干潮を待って  いざ  海の風呂へ  Go 

潮の引きが弱い時なのか 一番引いている筈なのに  海面と変わらない浴槽の水位に驚き 
それでも 目の高さに海面があり そのロケーションに大はしゃぎの風来坊  


その後とんでもない高波が襲ってくるとも知らずに しばらく上機嫌で 
雄大な気分を満喫していた  

次の写真からパラパラ漫画風にご覧下さい

ヘッヘッヘ 最高の気分やねぇ


お! お! お! 何じゃ こりゃ


アッワッワッ!!!


 ? ? ? ? ?


あ~ぁ! 冷たいな もう!  死ぬかと思ったで!


後で聞いたら  高波注意報が発令されていたとのこと  やっぱりなぁ

神様  どうして風来坊にこんな過酷な試練をお与えになるの~

命 カラガラ  そそくさと水無海浜温泉を後にしました 


交差点で信号待ちをしていたら  『  いや~ デッカイ犬が風来坊に熱い視線を送ってきよるではないか 』 



 写真を撮ろうと車を降りかけたら  あーら あらら  愛用の下駄がないやないかいな

『 アチャ~ また やってしもうた  さっき 水汲みした所に忘れてきたがな 』 

 とりあえず愛車を脇に寄せて  裸足のまま撮しました

可愛らしいデッカイ犬でなくて  チッチャイ馬でした  愛らしい目で風来坊を見つめてくれはりましたよ  





また 海岸線を水汲みした所まで戻りましたがな   

一人残された下駄さんが  寂しく泣いておりました 


「 ごめんなぁ~ 粗末に思っている訳ではないで あんたが居ないと困りますがな 堪忍してや~ 」
泣きじゃくる下駄さんをなだめながら出発  相変わらず  おバカな事ばかりしております 


風来坊の旅は まだまだ続く~   



   【 追伸 】

翌日 恵山散策を終え 本州に渡ろうと  函館のフェリー乗り場に行きました



 引き続きの高波で  欠航とのこと  

水無海浜温泉で  船をも止める高波に 飲み込まれんで良かったとホッとしましたよ~   




                       





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『 恵山散策 』

2016-10-20 00:44:17 | 旅行

水無海浜温泉に行った時 白く荒々しい山が何気なく目に入った  たぶん恵山だろうと思った


何と 神々しい  山ではないか  『 こら登らなあかんなぁ~ 』 と いつものように挑戦することに 




取り付いて暫くすると  ツツジの紅葉真っ盛りの登山道が迎えてくれた 

下から見えなかった斜面一帯に  秋色が広がっていた 


 
ふと 振り返ると   広大な太平洋を背に  

昨日遊んだ 水無海浜温泉と  下駄さんが泣いていた駐車場が見えた




あまりの紅葉の見事さに  登山道を大回りして   

近くの山の稜線を巡ってから恵山頂上を目指すことにした  



殆ど人の入っていない尾根道を辿ると  いつの間にか獣道になり  

最後は広大な紅葉原を挟んで 恵山を望む高台に着いた

そこからは道も途絶え  恵山を見ながらの藪こぎとなった



少々時間を取られたが  いよいよ恵山登山口に着いた

 そこからは 草木も生えない熔岩礫の並ぶ  不毛の山肌が続いていた




取り付いてからは  写真の被写体に困らないほどの凄い光景が展開されていた




この場所は目が痛くなるほどの強い硫黄臭のする 水蒸気が勢いよく吹き出していて  
行き帰りともタオルで顔を覆いながら  足早に通り抜けた
 


奇岩の続く景色は 風来坊を飽きさせなかったよ  



頂上に  地元の漁民の 大漁や漁の安全祈願のための  神社があって 
避難小屋ともなるように 風よけの石積みの中に造られていた

神社の前面は大きく海に開けていて  その先が海に落ち込む断崖絶壁となる 

断崖までの斜面は 裏側の荒々しい様子からは想像も出来ないほどの   
種類豊かな  高山植物のお花畑が広がっていた


  
海からの冷たい風に晒された高山植物群は  まるで天空のお花畑だ
 
恵山は  地獄と天国が  背中合わせにあるような山だなあと思ったで~

思いがけず魅力的な山に巡り逢えて  感慨一塩  の風来坊だった

ア  アカンがな  高血圧の風来坊には塩は禁物やで


                                           


椴法華村と恵山町は 切り立った断崖一つで阻まれ  道が閉ざされている

 恵山の町に来て汗を流しに入った   無料の混浴露天風呂 『 浜の湯 』で 



出会った地元の長老に 

  「 椴法華村まで道が通るといいですね 」と話しかけたら   何と

 「 あんたらのような 観光客が通り抜けてくるようになると 浜に干している昆布に埃はかかるし 
     交通事故は増えるしで 地元には何一つとして良いことはないわ 」 と言われてしもうた

『 悪かったなあ  あんたらのような観光客で 』  と 聞こえないように呟いていた ブツ ブツ

まだまだ 修行が足らん風来坊でした  ハイ ハイ

エ~ン エ~ン




                               











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『 混浴露天風呂 』

2016-10-20 00:43:32 | 旅行

北海道を離れる日 フェリー乗り場にて 風来坊の一台前に止まっている 白い車  

『 何となく見たことが…… アッ 横浜のTさんや 

九州から戻って  鮭釣りに  誘っていてくれた Tさんに会うため 再び枝幸方面へ 

枝幸の釣り場を探しても  巡り逢えなっかた

わざわざ呼び出しても悪いと 今年は鮭釣りを諦め 道北を回ることにした  

その 巡り逢えなかったTさんと  バッタリ会った

メロドラマを地で行くような出来事でした  

Tさんとは高波で揺れるフェリーで歓談 来年こそはと誓い合いました  


果たして この恋は成就するでしょうか
    君の名はと ~

           

                          

北海道は  無料の混浴露天風呂のメッカ  旅の徒然に 沢山の湯を教えて貰っている  

名残惜しい  北海道を離れるにあたり  今年風来坊が行った  混浴露天風呂を紹介するな    

   
                  

撮影に際しては   友人がいるときはいいが 孤独な旅をしている風来坊は  

いつもは三脚を立ててセルフタイマー  10秒の 真剣勝負   

浴槽にゆったりと浸っているように見せてはいるが  ヌルヌルした温泉の岩場で

滑ったり転んだり  が映ったり  が見えたり と苦労が絶えない 

誰もいないカメラに向かって  満面の笑顔を浮かべるつもりが  引きつっていることもしばしば

そんな  おバカな光景を思い浮かべながら ご覧下さいな 




「 吹上温泉 」



「 和琴温泉 」 



「 砂湯温泉 」



「 池の湯 」



「 コタンの湯 」



「 おさるの湯 」



「 臼別温泉 」 男女の目隠し・協賛金 有り



「 水無海浜温泉 」

風来坊は只今フォームの指導を受けております 来年は華麗なる泳ぎをご披露いたします


「 平田内温泉 」 熊ノ湯



「 浜の湯 」



吹き上げ温泉で別れた清志郎さん 

次に出会った奥薬研では  駐車場で見ているはずなのに気づかず 

 露天風呂の  湯船の中で  

 「 おや  登山が2番で 3番が温泉の好きな 清志郎さんではないかいな  」

 「 あら まあ   の風来坊さん よく会いますなあ 」の挨拶

聞けば 北海道からは  Tさんと出会った同じフェリーに乗り合わせていたとのこと 気づかなかったなあ  

お互い  裸を見ないとわからない 露天風呂仲間でした 

何を根拠に判断したかは  読者の想像にお任せしましょう 




                               






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『 拝啓 鳩山総理大臣様 』

2016-10-20 00:42:51 | 旅行

今回は清志郎さん お勧めの   ダム湖に消えゆく秘湯を探索することに 

 八甲田山麓 雪中行軍遭難者慰霊碑から394号線を七戸に向かって1.7キロ南下 脇道に左折   



暫く行くと行き止まりになる 

 ここに車を止めて ダンプカーの行き交う土埃の中を  徒歩にて沢に向かって下る 



 ガードレールに隠れるように 田代元湯の標識  急坂の踏み分け道をロープ頼りに下降  

道下の沢に下り  不安定な 橋とも言えない足場に注意しながら沢を渡る 



途中 ハチが飛び交う所に通りかかった 

辺りを見ると 地蜂の巣が 熊に食い散らかされているのを見つけた

『 この辺りも熊の生息域なんだなあ 』 と思った 



沢伝いに行くと  腐りかかった板の敷いてある吊り橋に行き着いた 



沢の向こうに  昔 温泉旅館のあったらしき廃屋が見えた 
 
危なっかしい橋を渡って対岸へ 廃屋の向こうに 目指す湯船がありました 
 

                     やまだ旅館の内湯跡 45℃の熱い湯

永く放置されていた様子はありますが 風情のある露天風呂でした 

 


                   やまだ旅館の露天風呂跡 少し温めの湯

登山靴を履いて  足下に気を配りながら 往復40分ほどの探索でした 



拝啓  鳩山総理大臣様 

風来坊は 日本列島を九州は鹿児島から北海道の稚内まで旅しております 

ダムサイトの公園に立ち寄ることもしばしばあります 

見てきた公園は例外なく 綺麗に刈り込まれた芝生が広がっています


                         北海道 屈足ダムサイトの公園にて

植木などもいつもきちんと手入れされ 歩き切れないほどの遊歩道があり 
清潔なトイレも完備していて 快適そのものです 

建設費ばかりでなく維持費にも膨大な税金が投入されているけれど 
その割には 利用する人は少ないように思ったよ 

思うに ダム絡みの資金は潤沢にあって  
使い切れん費用が周辺の公園整備などに充てられているのではないかな 

ダムを作って 膨大な税金を投与し 
一握りの既得権者が私服を肥やすような  システムがあったように思いました 

田代元湯も 数年後にはダムの底に沈むと聞きました 

こんなに素晴らしい自然が湖の底になってしまうのは 何としても惜しい 



行ってみて思うに 田代元湯の周辺は 大は熊 小は地蜂に至るまで 命を謳歌しています 

このダムも 必要としている方々も居るのでしょうが  

二度と戻すことの出来ない大きな犠牲を払ってまで どうしても必要なのかを考えてしまいます 


                              自然破壊の進むダム建設現場
日本国中のダムを見直す中で この田代元湯を飲み込むダムの見直しもお願い出来ないでしょうか 

風来坊・熊・ニホンカモシカ・マムシ・地蜂・その他周辺の自然がなければ生きていけない

地球の息吹を感じながら生きている 命ある生物からのお願いです 



歴史が語るように 大きな時代の分岐点には  必要とされる人物が登場しました  

鳩山総理  貴男が支持されたのも時代の要望・必然からではないかとも思います

ダム建設の見直しは まさに総理の言う『 コンクリートから人への経済政策 』ではないでしょうか   

今なら間に合います 



                                             憂える風来坊より


 今回は格調高くなって ゴメンネ  次回から又 笑ってもらうよ 


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『 奧々八九郎 』

2016-10-20 00:42:12 | 旅行

去年 ブヨに噛まれて泣いた奧々八九郎温泉 

今年も懲りずにやって来ました 


これまでにも  混浴露天風呂をいろいろ見てきましたが  
車を浴槽に横付け出来るのは ここの他には知らないな 



この日は  雲一つない晴天 
 朝 7時 ~ 9時半まで 風来坊の独り占めという事もあって 大満足 

 
            泉質は鉄分を含む炭酸泉で 一年中43℃~44℃だそうです 



浴槽の側に湿地があり 芹が自生していた  ゆがいて食べてみたが秋の芹は堅くてダメやなぁ 



長く湯に入って  火照った身体を冷やすのに使っている沢



それでも やっぱり最後は 【麦とホップ】 これかな 




温泉に浸かって味わっているロケーション  絵になりますやろ

 サッポロ さん アラ還の世代には  田村正和さんばかりでなく

風来坊起用のコマーシャルもええで  ルックスも捨てたもんやないし 

ヘッヘッヘ  言うたった 言うたった 




                                                            










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『 美女と秘湯の旅 』

2016-10-20 00:41:42 | 旅行

週刊現代に  【  美女と秘湯の旅  】 のグラビアがあった 
 風来坊を そそる記事 ……    
あの有名な乳頭温泉の山奧に こんな隠れ秘湯があったのか 

いつものように 『 これは行かなアカンで 』 と早速探索に 

 乳頭温泉を登り詰めた所の孫六温泉・黒湯温泉を通り抜けて 


【 孫六温泉 】
 
                                        【 黒湯温泉 】

沢沿いに続く乳頭山の登山道を登る 



 登山者が少ない山・  熊の出そうな山に登る時の 

 風来坊の装備をご披露いたしましょう    



 「 完璧ですねぇ  熊が出てきたらどう戦いますか? 」

 「先ず 鼻先に熊撃退スプレーを噴射 それでも逃げなかったら サバイバル・ナイフで立ち向かい 
    勝利した記録はカメラに残しますよ 」  

 「 へ~ 大丈夫ですか  すごい自信ですね 風来坊さん  」

 「そら そうや 風来坊は何をするのも  命がけやがな 」

 「 なるほど  私には  チョット……   
     ところでその装備は 人に見られたら 銃刀法違反で通報されますよ 」

 「  お巡りさんにはナイショやで   勿論  熊さんにもな 頼むで  」

 「    困ってしまって ワンワン・ワワン   ですねぇ  」

 「 お前ら   アホか  訳わからんわ  好きなこと言うとれ  」



 黒湯温泉から登ること40分  秘湯マニアの憧れ 【 一本松たつ子の湯 】 に到着 

 熱めで 硫黄臭の強い湯が  渾々と湧いていた



白いタオルも  たちまち泥色に変色するで     【 一本松たつ子の湯 】 


秘湯気分を満喫して   

 いよいよ雑誌で見た  匂い立つようなお姉さんの入った野湯を探しに GO

沢筋に沿い  それらしき所を当りながら下ること20分余り

ありました  雑誌を開いて背後の景観・石の配置・湯煙の上がり方  間違いなく ここだと確信

早速 お姉さんの残り香を求めて入浴しました 



『 こたえられない あ~ぁ  いい気分 』 と 悦に入りながら クンクンクン

これで 終わらない 風来坊 「 そうや  ここは お姉さんと同じポーズで撮らなアカン  」 

 お姉さんと  風来坊の 艶姿コラボレーションやで~  いや~ 恥ずかしいなぁ

週刊現代【美女と秘湯の旅】


「 ワォ~ 
 「  バカたれ~ 汚ナイ  ええ加減にせんかい  」


   聞くところによると 忘れようとして   思い出せない  娘が 
   【 混浴露天風呂 】 のブログを見て 『  あれは犯罪や  』 と 言うてるとか 

 これを見たらどう言うやろな  家に入れてもらえるやろか

  見んといてや 




                

                               









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『 冗談やで~ 』

2016-10-20 00:41:10 | 旅行


風来坊のブログの読者は混浴・美女・秘湯などが好きなようで 

今回の「美女と秘湯の旅」はアクセスが多く凄い反響です 

その中で意外にも驚いたのがこの サバイバル・ナイフに対するコメントです 



友人で尾張小牧のM氏と サバイバル・ナイフの話になったときにも「 あれはいかんよ   」と言われました

その時にはペイント・ショップで写真を  加工したことを説明しましたが

そのサバイバル・ナイフについてのコメントがいろいろ来ています  

ひとつ紹介しましょう 

前文略
『関西の方らしい乗りの良い語り口 趣味の良い写真 気軽に楽しめるブログでした

でも、今回のナイフは良くないですね 

サバイバルナイフでさえ所持できない時代ですそれを、いくら熊のための用心とはいえ 

あんな刃渡りのナイフを振りかざしているなんておかしいです 

所持しているだけで犯罪ですよ早く、処置することをお勧めいたします』とあります

ゴメン ゴメン笑いを取るために悪ふざけをして 心配させたみたいで反省しています 
 
佐々木・小次郎のように あんなに長いのをぶら下げて山は歩かへんよ 冗談やで 


そこで写真画像編集ソフト「ペイントショップ」を使って あのサバイバルナイフが出来るまでを紹介します 

 ① これが元々の画像で ナイフのようなのは いつも料理に使ってるステンレス製の万能包丁


② 包丁の刀身の部分をコピーして長くした


③ 吹き出しを付け


④ コメントをいれた


⑤ まだ迫力がないので刀身部分を太く・長くしてみた 
  


広島県でも酷い事件が起きている時だけに 心配させてごめんなさい 
 
愛読 いただいている皆様 愛想を尽かさないで今まで通り見てな 

又  日本の治安に献身されている警察官の皆さん 万が一   いやいやそんな事はないと思うけれども 

その広島県の容疑者に風来坊を全国指名手配しょうとしているならヤメテヤ 

それでなくても車中泊で寝込んだところを 職務質問で起こされて悩まされることしばしば 


これから年末にかけて忙しくなるでしょうから  風来坊など相手にせず 身体に留意しながら頑張ってください 






                           

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『 フェリー ありあけ SOS 』

2016-10-20 00:39:52 | 旅行



風来坊が和歌山の勝浦に来たのは9日の午後 

雨続きに普段 賑わっているはずの海浜公園がひっそりとしていた 

13日は深夜から風と雨が激しく 未明2時ごろにこの旅をして初めて愛車と共に避難する事にした 

前日も風雨が激しく気象庁始まって以来という驚異的な降水量を記録した 

早朝 避難先に東京の友人から 熊野は7里浜の沖でフェリーが遭難しているとの一報に 

記者魂に火がつき近くの国民休暇村のある高台に行ってみることに 

来てみると暴風雨に傘も差せなくて 海は時化ていて視界が悪く 

ここから15分の現場だけど 暫く様子見をすることにした 

その後現場を通って来た友人から 七里御浜の横を通る国道42号は 狭くて駐車するスペースが少ないのに  

町内外からその光景を見ようと車で乗り付け大渋滞をしていると話してくれた 

そこで風来坊は誰もいない早朝に出かけることにした 




現場に5時半着 もちろん 一番乗り 


                  【6:08】上弦の月が悲しそう



                  【6:33】 日の出 午前6時32分 方位 111.9度



                  【6:47】

乗員・乗客の安全を預かっている船長さんは 原因が海の男も恐れる三角波とのように言っておられるが 

死傷者が無かったのが不幸中の幸い 本当に良かったです 



国民の安全と繁栄を担っている 日本丸の鳩山船長さん 

日本を取り巻く大海原には もっと大きな三角波が見え隠れしているよ 



この様な日本丸の姿は見たくないよ 辛抱強く・的確な舵取りを頼むよ 



                    




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エライコッチャで!

2016-10-20 00:39:14 | 旅行

 愛車  石松くんが2回目の車検   

洗車を兼ねてシャーシーの点検をしていたところ 左後ろのリーフ・スプリングが折れているのを発見 





これでは車検に通らへんやないかいな早速最寄りのパーツショップに発注する事に 

部品欠品のため入荷が2週間かかった は¥37,180 
フロントブレーキパッドと併せて¥46,180 エライコッチャで 


 今年は他にインバーターとソーラー・コントローラをメーカーに修理依頼 


天井の換気扇からの  雨漏りでシール交換と忙しいこと 

 今年もいろいろと有りそうな予感  楽しみにしてな  




                   

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