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行け! 農林高 綱引部

2007年12月06日 | おもしろ情報
田代ふるさとのメンバー16人中、11人が農林高出身です。
(くどいですが、卒業したかは不明です)
農林高では、冬の一番寒い頃に、雪中水泳大会が開催されるそうです。
校舎は三階建て、3年一階、2年二階、1年三階です。
一月下旬の真冬日、積雪が最も多い頃、
三時間目の休み時間辺り、大会は突然始まります。
一年教室で談笑していると、階下外から大きな声がします。
暖房で温かい部屋の窓を開け、下を見ると三年生が窓から顔出して叫びます。
「これから、水泳大会を始めまーす。」
「最初は飛び込み大会。一人ずつきれいに飛び込むように!」
「ハイッ!」(有無を言わせず、絶対服従)
「服は脱ぎますか?」
「大事な後輩に風邪をひかせられない、そのままでいいよ。」(この辺り後輩思い)
「オッス、行ぐっす」
三階の窓から、真下に向かって頭からジャ~ンプ!
下は雪が2mほど降り積もって、ほどよいクッション。
「だめだめ、飛型点が低いからもう一回!。はい次の人。」
雪の中への突き刺さり具合が評価のポイント。
三年生が飽きるまで、続きます。

「次は競泳をやる、飛び込んで泳いでグランド向こうのフェンスタッチ折返し」
「よーい ドン」
五人ほど一斉に飛び込んで、そのまま雪の中、クロールで100m先を目指します。
程なく4時間目開始のベルがなり、しずかに授業が再開されました。

窓の外は吹雪、ゴール目指して一生懸命泳ぐ選手達の姿がだんだんと小さくなっていきます。行け!農林高生!

※この話は、フィクションです。