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第18話 ニューオリンズで牡蠣を1ダース

2025年03月11日 | 旅行

第18話 ニューオリンズで牡蠣を1ダース


(泊まったモーテルの部屋)

ところで、私が走っている道は、 インターステートハイウエイといって日本でいう国道なのです。 道路の造りは、信号が無くて、片側2車線で上り線と下り線の2本が平行になっていて、ちょうど日本の高速道路と同じなのです。 それでいて無料です。 このような道路が国内東西南北に整備されているため、車は大変走りやすいので

す。

この後、300kmほどを疲れた目をこすりこすりして走り、 午後7時頃、ニューオリンズまであと250kmという所で、 車の運転を諦め、目についたモーテルに転がり込みました。 今日は一日、 大変疲れたので、もう寝ることにします。

モーテルのおばさんが言ってくれました。 「日本の若者よ、 アメリカの旅を楽しみなさい。」 と。 「ハイありがとう!お休みなさい」。



7月29日(火)

午前11時、ニューオリンズ空港到着。 今日も暑い日だ。 レンタカーを返し、飛行機の搭乗手続きをする。 12時出発だ。昼食を食べてる時間はないなーと、ロビーの時計を見る。 「10時」アレ! 私の時計は11時だ、変だな~と近くの係員に聞いてみた。

「あの時計は正しいですか?」

「Yes that is」 (丁寧な答え)

「あっ、 時差だ!」

そうなんです。アメリカには4つの時間帯があるのです。 大きい国のため、ロサンゼルスとニューヨークでは、3時間違うのです。そういう訳で、昨日泊ったところとここは、ちょうど時間帯が切り替わるところだったのです。自分の時計を1時間もどす。 何か1時間儲けたような気分である。昼食にすることにした。 ニューオリンズと言えば牡蠣だな。

空港内にある「オイスターバー」に入り、牡蠣を注文する。 生牡蠣2ダースとビール。 「うまい、うまい」と一人で笑って食べた。

こうして、西海岸砂漠のオアシス、フェニックスへと飛んだのでした。


(オイスターバーにて)
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