公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

スタッフ募集

2007-04-16 | 現在の教室運営
頑張って、生徒数を増やし、いずれ絶対もとをとってやる、という覚悟があるなら
アシスタントの募集は、新聞あるいは地域の○○リビングなどの生活情報誌に
B5サイズぐらいの折込広告を入れると、時期にもよりますが
うちの場合は少なくとも5人、多い時には12人もの応募がありました。
何回か募集していますが、外れはありません。
ただ、文面等は応募してみようかという気にさせるものを工夫しています。
また、アシスタント募集のチラシといえど、
「あら、生徒が増えてるんだ・・・・」というイメージを地域に広めることになりますので
というか、そういうイメージを与えるチラシを作ること。
事務局の既製の物なんかでは無理ですよ。
パソコンなどで作るのです、面接日・時間もきっちり入れて。

白の用紙にリソグラフで事務局で印刷すれば2000枚程度は二三千円でできるでしょ?
織り込み費用は2000枚で、¥8.000ぐらいだと思います。
ある程度の費用はかけないと。
そうして採用した場合でも、たまには短期で辞められてしまい、
再度チラシが必要だったりして、歯軋りすることもありますが。
でも、現在私の片腕・分身のように頑張ってくれているメンバーは
そういう募集から採用したのですが、最長で8年にはなっています。


以前、その頃は人手は足りていて、募集はしていなかったのですが
「大学時代に教員免許は取っていて、就業したことはないのですが子どもも大きくなったので働きたい」と飛び込んできた人を採用してみたことがあります。
しょっちゅう自己都合(授業参観とか子どもの病気とか)でお休みするし
採点もいい加減で、そのくせ教えたがるので
三ヶ月ほどで辞めていただきました。

現在のスタッフたちにも当然家庭事情はそれぞれにあり、
お互い融通しあって生徒に迷惑をかけないようにとやり繰りしてくれています。
スタッフは、教室運営上欠かせないものですし、人手は必要なのですが
私の意を汲んで動いてくれる人でないとトラブルの元になります。
私が、トップです。
なまじ友人・知人では、いいたいこともはっきり言えないというようなことも
ありえます。
ですから、外部から、働きたいという意欲がすでにある人を
それなりの条件をきっちり提示して採用するというのがベスト。
若干のお金はかかっても、長い目で見ればそのほうがお得です。

もうひとつ。
まわりのスーパーだのなんだのの時給等を参考にして募集の際の時給を設定し
「時給は安くても、ここで働きたい」という人を採用すること。
(くもんの女性指導者募集)みたいで笑えますけれど
一生懸命やってくれる人には時給を少しずつ上げていけばいいのです。
言うまでもなく、(指導)をしたがるタイプは
スタッフとしては向きません。

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