公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

特待生合格

2014-03-04 | 現在の教室運営
公立高校受験では、内申書の実技関係の教科で「1」しかつけてもらえないという生徒が、
私立の、特待生に合格しました。授業料免除だそうです。

A日程、B日程と、両方受けていて、どちらかで基準を上回っていればとのことでしたが
両方でちゃんと特待生合格でした。

幼稚園児の頃の入会で、
まさか先々学校へ行けなくなるなんて事態がおきるとは思ってもいませんでしたが
色々と問題があり、小学校の高学年の頃からろくに学校へは行っていないのです。
それでも、うちの教室へだけは来ることができていたので、
五教科の内容だけは中学の定期テストでも上位得点ができていたのでした。

で、高校の授業料免除額と、これまで10年のうちの会費を計算すると・・・・・・
「続けられてよかった。この教室へ来ていなかったら・・・・・・」と
お母様は最敬礼しておられました。
ちょっとくすぐったい思いはあるのですけれども
     (なにしろ、会費をいただいての≪面倒を見た≫ですから)
ま、よかったよかった。

人間、なんによらず、無駄なことというものはないものです。
多少遠回りをしたとしても、≪塞翁が馬≫ってことですかね。

特待生で合格とはいえ、まだまだ体が弱く、せっかく合格した高校も休みがちになっては、と
心配もしているのですが、
家から近い高校ということもあり、なんとかしのいでいけるだろうと思っています。
クラスの人数も少ないそうですし。

本人はまた不安が萌してきているらしく、このところ体調をくずしているようですが。


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