公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

チラシ効果について

2011-09-24 | 現在の教室運営
一年ぶりくらいに新聞折込を出して。
外部反応が二件。
それから、別の、広告への反応について。

今春、ちょっと大掛かりな広告を予定していて
後は印刷発行を待つばかりになっていたのですけれど
震災でオシャカになってしまったのです。
がっくり来て、そのまま新聞折込などする気にもなれずにいたのですが
知人に「どしたの、このごろ新聞折込もしていないじゃない・・・・」とネジを巻かれ
じゃあ・・・・と
『客寄せイベント(有料)』を掲載した折込を出しました。
早速外部反応があり、今日は面談二件があります。
申し込み締め切りが今日までなので、もうちょいあるとうれしいなぁというところ。

別件ですが
このブログに『くもんへこどもを通わせている保護者』の方からコメントがあり
「くもんの指導者募集の広告を見ると、こういう〈先生〉のやっている教室へ
こどもを通わせるのは不安」という話。

〈誰でもできます〉で募集しているわけですから裏を返せば
指導能力ゼロの人たちが〈先生〉やってるお教室なんじゃ・・・・・
研究会の言い分では
「教材が〈先生〉なので、指導者はセオリーどおり教材を渡していけばいいだけなので
特段の資格も技能も要らない・・・・研究会の要請どおりいわれたことだけやっていただければ、オーケーです・・・・」
もちろん、現実はそんなカンタンなものではなく
生徒数を維持・増員していく為には様々な〈能力〉が必要ですし
〈父性〉とでもいうような性格特性が欠かせないと私は思っていますが。

〈先生〉になりたいという人ばかりでなく、
現在くもんにわが子を通わせている保護者も興味と関心を持って見る
〈指導者募集広告〉であることを、研究会は忘れているのではなかろうか・・・・
指導者の質の低さを公言することになっているのではなかろうか・・・・
であれば、
わが子が順調に伸びているときにはいいけれど
何かしら不安材料が出てきたときには、指導者を信頼できないという思い、
また、新設・引継ぎ教室などの〈新指導者〉への不信感をつのらせるもとになると
まあよそごとながら考えさせられました。

地元でながらく教室をやっていれば、その指導者のひととなり、実績なりは浸透していくものですから、
仮に誰でもなれる先生募集の広告を見ても
「うちの先生は違う」と思ってもらえる割合は高いでしょうけれど
そういう信頼関係を築くには何年もかかります。
けれど、何年も教室を続けられるほどの収入は得にくい実態がありますから、
どうなんでしょうね?


私の出す広告・ホームページなども
「視点」の見直しが必要なのではなかろうか、
どういう家庭のこども達をターゲットにしていくべきなのか
もっともっと考える必要がある、と思った
「広告」に関する反応でした。




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