6年前にくしゃみで首の骨がずれた女性、笑った途端に再び悲劇が(豪)
「不慮の事故」は誰にでも起こり得るものだが、全く同じ事故が1人に対して2度も降りかかるというのは極めて稀であろう。6年前にあるアクシデントに見舞われてしまった女性が、このほど再び同じ状況に陥ってしまったことを『news.com.au』や『Oddity Central』などが伝えている。
オーストラリアのローズ・ベイに暮らすモニーク・ジェフリーさんは2011年、自宅のベッドでメールをチェックしていた時に小さなくしゃみをした。そのはずみで首の骨がずれる頸椎亜脱臼というアクシデントに見舞われた。 顎が肩の位置まで落ち、首と頭を動かすことができなくなったモニークさんは激しい痛みに襲われた。その時、隣の部屋では幼い長男が寝ており夫のサムさんは仕事で家を空けていたため、すかさずサムさんに「助けて!」と携帯電話からメッセージを送った。 頭を動かすことができなかったモニークさんは、サムさんからの電話をスピーカー設定にして事情を説明すると、サムさんはすぐに帰宅し救急車を要請した。モニークさんは病院で頸椎の脱臼部分を固定する装具を付けられ、14週間過ごさなければならなかったそうだ。 その間、モニークさんは母のサポートを得るためにサムさんをメルボルンに残してホバートに引っ越している。モニークさんの母は仕事を辞めて娘と孫の世話をし、サムさんは週末にモニークさんと息子を訪ねるという生活を余儀なくされた。 小さなくしゃみから不便を強いられる生活を送ったモニークさんだったが、幸いにも治療は順調に進み回復した。以後は第2子にも恵まれすっかり元の生活に戻っていた。ところが今年4月20日、再び同じ悲劇が起こってしまう。 この日、モニークさんは首の痛みを感じながら出勤し、同僚たちと過去のアクシデントについて悪いジョークを言い合っていた。そのジョークに笑った瞬間、モニークさんの頭が下がり、首が全く動かせなくなってしまったという。すぐに病院に搬送されたが、医師からは前回と同じ症状の頸椎亜脱臼であることを告げられた。