今週から、息子の友人が空き部屋に寝泊まりしている。
心が弱っているようで「泊まらせてほしい」と息子から相談があった。
初日挨拶をしただけで、その後は顔を見ることもなくいる。
もうお父さんをしている人。家業の2代目とのこと。
想像するしかないけれど、家業1代目とは違って、2代目として期待をかけられたり、責任を背負わされたりもあるのかなと思う。
わが家も、事業を経営しているけれど、長男・次男、類似の事業を、創業者として営んでいる。
近くにいるが、それぞれ本拠地を構えている。
夫は、自分のもとで継がせていきたかったようだが、同族はなにかと問題がある。それなら自分でやってください。父親から飛びたった。
劣等感
これって、学業が優秀とか、優秀ではないとか関係がない。
日本で最難関の資格を取った人でも「劣等感は拭い去ることはできなかった」人を知っている。
いやはや、親は子の将来を想い、叱咤激励してそだてたのに・・・・である。
今、私は心にかかわる仕事をしている。
していて自分を振り返ることが多くなっていますが
やはり、子供たちの将来をうれうるより、今日の食卓を楽しくする努力や、
家庭こそ、「安心・安全」な家族の基地ということがが大切だと思う
子ども時代に「お前は〇〇できないだろう」「お前は何をやっているのか」という「勇気くじき」や
「誰それより 良くなっている」「誰それには負けてはだめ」の言葉がけをやめ
「今日は頑張っていたね その姿に感動したよ」と勇気の湧くような言葉をかけることこそ大事なんだと思う。
あれだけ優秀だったのだから「これくらいできて当たり前」は、言う方(親の)勝手な判断なわけで、
本人は優しさのあまり「言い出せず」
期待に応えていない自分を責めてしまうことにもなるだろう。
こんな苦しいループにいて、自分責めの時間を毎日積み上げないでほしい。
でも、抜け出すのは、当の本人なんだが、人間はつよくない
結婚していたら、妻に相談するのもいいだろう
そして「優しさも もろさも」受け止めてあげてほしい。が
彼の配偶者を変えることは、彼にさえできないが
彼は話すことはできる。
妻・夫 その関係は二人にしか分からないけれど「相手を大事にすること」は自分をも大事にすること。
今がチャンスなのかもしれない。
わが家でゆっくりしていってね
ご主人もお子さんたちも創業者でいらっしゃいますか。お心を病まれていらっしゃるらしい方、ほんとにお気の毒です。誰でも成功したい、親を喜ばせたいと思うはずです。目指したものに届かないときに自分を責めてしまう、ある程度は誰でもでしょう。引きこもりになってはです。風邪ひきに例えられますね。今までの生活から離れられて、出口を見つけてくださるようにと願っています。
でも、いつか「そんなことがあったな~」と思う日が来てほしい」。
こんなに、人は愛されているのに。