何も期待せず何も要求しないからこそ、
無償の愛でも捧げているかのように思われるのかもしれないが、
わたしはグラウジーズがグラウジーズではなくなったら、すぐに消えると思う。
実際bj2年目終わりはそんなもんだった。
ルーキーだった水戸健史がいなかったら。
戦う集団ではなかったという指摘が正しかったとして、
真に深刻なのは戦う集団に「してやれなかった」状況、
のような気がするんだ。
そしてそれを突き詰めると、
富山グラウジーズ全否定にも繋がりかねない。
体制を立て直すには必要なものが多すぎる。
現状が非常に危ういのは分かっているが、それを言い出したらキリがなく、うまく折り合いつけるしかない。
グラを愛しバスケを愛し野心があり資金力もある企業が地元にないから長年困ってるわけで、なら「落下傘企業」「騎兵隊企業」なんか都合よく現れる可能性は更に低く、現れたとして商圏として不適切と見られたら早晩手を引かれるかよくて移転。
状況が不安定になんかなったら何も分からない銀行がコンサル送り込んできたり。
(銀行では無いが以前似たような状況はあったわけで)
そうなったとして、それはグラなのか?
グラのままでB2を一瞬で駆け上がりB1、プレミア…
茨の道が可愛く見える苦行。
しかもそれを(恐らくは)「市民球団」を突き詰めてやり遂げる。
これはきつい。
きついがそれ以外に道はない。
ユニフォームがスポンサーロゴだらけで赤ユニなのか分からないくらいにしなければいけないのでは?
(それはうれしいが)
私見を言えば、何とかして残留したかったのが現実。
「立て直す」ために必要なものがあまりに多く道のりは長く険しく。
富山グラウジーズの社長という立ち位置が貧乏くじからせめて必要悪、悪名汚名を背負ってでもやる価値があると思ってもらえるようになるといいんだが。
誰かの責任を問うてどうにかなるなら、前HC・前々HC退団の時点でどうにかなっているのでは。
退団しても状況が深刻さを増すだけだったのだから退団はプラスもマイナスもなかった。
単に責任を追及したい誰かが溜飲を下げただけ。
(問題が陳腐化不透明化し解決が遠のいたので不快)
現状、総括や問題点の炙り出しすらできてはいない。
困ったね。