昔、中学生の頃に担任の先生が「自分の行動に責任をもとう。!」の言葉を額にいれていました。この言葉は、長い間私の行動規範としての地位を持っていました。武士の恥の文化に通じるものです。しかし、この言葉を「自己責任」に置き換えると、ある政治家の名前が思い出されました。海外活動で危険なところに行ったのは、ご自分の判断なのだから、政府が手助けの義務は無いみたいな発言と記憶しています。とんでもない話ですね。日本人を捨てる日本国ではダメです。責任転換の愚言なのです。昨日、新卒者の就職好転のニュースがながれました。良い話です。でも、就職できない人がまだまだいっぱいいます。これを自己責任みたいな表現で済ます政治家は許せないのです。何十社も試験を受け、落とされると人格の全否定をされたみたいで精神的にこたえます。行政に携わる人が他人事ではなく本当の責任を果たして頂きたいものです。
辞書によると【品】とは、[名]人や物にそなわっている、好ましい品格・品質。「―がよい」「―がない」とありました。【品格】を調べると、その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。「―が備わる」品(ひん) 品位(ひんい) 気品(きひん) となりました。最近とみに品の無い人が多く目に付きます。テレビのバラエティの影響かもしれません。今日の電車乗車で20歳台のスカートの女性が足組して座っていました。気品とはかけ離れた仕草なのです。でも、足の不自由な人に、「よろしかったら、お座りになりませんか?」と勧めた女性がいらっしゃいました。この「よろしかったら」がスムーズに出てこないのです。やはり、品がある方が良いですね。そのように心がけたいものです。