シルエットは実、飛んでる姿は猛禽類

今朝、向いの住宅のアンテナに

黒いかたまりがなっているのが見えた。

カラスだ。


レースのカーテンごしに見える、その影は

まるでアンテナに生った実のようだった。


身を縮めているせいもあるけれど、

むっくりとして太っているようにみえる、


最近、

カラスは一回り大きくなったんじゃないかと思う。

そして、鷹くらいの大きさになったんじゃないかと思う。

この間、私の横を、

バサッバサッと大きな音を立てて飛んで行くものがあって、

驚いて振り返ると、それがカラスだった。

地上から15mのところをグラダーしているようだった。

こんなルートを辿るのは珍しいなとか感じながら、

そんなことより、振り返った時に見えたカラスの飛んでる姿の背と、

羽の生え方の荒々しさが鷲とか鷹とかに似ていて、

住宅地に猛禽類が生息してるっっ―と連想させた。


カラスを近くで見たことない訳じゃないから、

間違いない、カラスは、最近、

一回り大きくなっている。