声は、この大きな空間に響いているようだった。
やっぱりヘリからいっているようだった。
確かめたい。
聞こえた方でヘリを探した。
バラバラバラバラとなりつづけるのに、
霞んでよく見えない。でも、見えないはずない晴れの空だった。
探した。
またアナウンスが始まった。
そのとき、雲の間にいたのか、突然 姿をとらえた。
1cmくらいのヘリが東の空に飛んでいた。
飛んでいった。
すぐ霞の中に見えなくなった。
1回くらいしかはっきり聞こえてないのに、もう、飛んでいった。
きっとまた戻ってくると思った。
ジグザグに管内(区内)を飛んでいるんだと思った。
今度は家の真上か、南の空だ。
奥の、カーテンを引いて日陰をつくり、風を通した涼しい部屋に戻り、イスに腰掛けて待った。
上空を意識しながら、無意識にお昼ごはんを口に運んでいた。
そうだ、まだ時間がありそうだから、なんかやって待とう。お昼ごはん食べてようっと。
そこで上空への意識はなくなった。
だって、ヘリの音がしたら気づくから。
やっぱりヘリからいっているようだった。
確かめたい。
聞こえた方でヘリを探した。
バラバラバラバラとなりつづけるのに、
霞んでよく見えない。でも、見えないはずない晴れの空だった。
探した。
またアナウンスが始まった。
そのとき、雲の間にいたのか、突然 姿をとらえた。
1cmくらいのヘリが東の空に飛んでいた。
飛んでいった。
すぐ霞の中に見えなくなった。
1回くらいしかはっきり聞こえてないのに、もう、飛んでいった。
きっとまた戻ってくると思った。
ジグザグに管内(区内)を飛んでいるんだと思った。
今度は家の真上か、南の空だ。
奥の、カーテンを引いて日陰をつくり、風を通した涼しい部屋に戻り、イスに腰掛けて待った。
上空を意識しながら、無意識にお昼ごはんを口に運んでいた。
そうだ、まだ時間がありそうだから、なんかやって待とう。お昼ごはん食べてようっと。
そこで上空への意識はなくなった。
だって、ヘリの音がしたら気づくから。