今日、午後早く帰って来れて、ちょっと遅めのお昼を食べていたら、
なんか拡張機でふれ回っている音が聞こえてきた。
最初は何かの売り込みの車が回ってるのだろうと気にしなかったけど、
「こちらは・・~・警察署です。~~・・~~。」
と聞こえてきたから、
((へ、え?))と思って、
((あ、でも、時々交通安全とかで気をつけましょう~って回ってるときあるなぁ。))と
気にしない方へ気を持っていこうとしたら、
なんか・・・雰囲気違うなぁ
と感じて、
それにヘリの音も一緒に聞こえているのが気になって、
小さい頃の記憶が思い出された。
大勢のパトカーと、空を一列に埋め尽くすヘリコプターが
夏のよく晴れた青い空に、静かな午後の昼下がり、
ものものしく突然現れたのだった。
麻薬をやってて拳銃も持っていて、
東京で捕まえようとした警官を撃って、隣県である近所まで逃げてきた犯人を追ってきたのだった。
とっても静かな午後だった。
ヘリが・・・―
いつもの交通安全とは違う雰囲気を持つ、その声に注意を傾けることにした。
「こちらは○○警察署です。~…が発生しました。~~…気をつけてください。」
というやや間延びした、覇気があるとは言えない声が聞こえた。
テープで録音したと思われるその声は、こちらへ近づいてきているようだった。
((発生?ー~光化学スモッグ?
なんで。警察が?いや、違う、光化学スモッグは警察の範囲じゃない。
それにそれくらいなら、テレビの速報で流れるくらいだろう。今までの経験でい え ば。))
それより、気になるのは
バラバラバラバラ…と聞こえているヘリの音と同調している感じだった。
なんか、その車と一緒にヘリも近づいてきているようだった。
ヘリの音に間はないけれど、
音の間があるとすれば、
ヘリの音とそのアナウンスの音は間が合っていた。
その変な感じに、
先に
ヘリは違う企業のヘリだと思っていたけど、
パトカーと一緒に上空にヘリも同行かぁ、と想像していたところに、
「「なんで!」」
と午後を涼しくすごすべく、イスに座って耳を傾けていた私は、
立ち上がって、もう行ってしまう気配がするヘリコプターを確認しに急いだ。
もしかして、
まさか、
ヘリから発しているんじゃ・・・なんで
のんびりした風で、強くっ呼びかけてる風でもないとこから
緊急性がなく、非常事態性もそこまで高くないことが感じられて、
逆に 気味が悪かった。
カーテンを左右に開いて、窓を開け、空を見上げて、ヘリを探した。
晴れた空に今日はやや霞がかっていた。
((え…どこだろう?))
でも、声ははっきり聞こえた。
「こちらは○○警察署です。管内で身内を名乗る振り込め詐欺が発生しました。
現金を要求された際はお気をつけ下さい。」
というようなことを言っていた。
振り込め詐欺かぁ、と思った。
別にほっとする感じも無く、なんでヘリで?という疑問が大空に漠然と浮かんだ。
なんか拡張機でふれ回っている音が聞こえてきた。
最初は何かの売り込みの車が回ってるのだろうと気にしなかったけど、
「こちらは・・~・警察署です。~~・・~~。」
と聞こえてきたから、
((へ、え?))と思って、
((あ、でも、時々交通安全とかで気をつけましょう~って回ってるときあるなぁ。))と
気にしない方へ気を持っていこうとしたら、
なんか・・・雰囲気違うなぁ
と感じて、
それにヘリの音も一緒に聞こえているのが気になって、
小さい頃の記憶が思い出された。
大勢のパトカーと、空を一列に埋め尽くすヘリコプターが
夏のよく晴れた青い空に、静かな午後の昼下がり、
ものものしく突然現れたのだった。
麻薬をやってて拳銃も持っていて、
東京で捕まえようとした警官を撃って、隣県である近所まで逃げてきた犯人を追ってきたのだった。
とっても静かな午後だった。
ヘリが・・・―
いつもの交通安全とは違う雰囲気を持つ、その声に注意を傾けることにした。
「こちらは○○警察署です。~…が発生しました。~~…気をつけてください。」
というやや間延びした、覇気があるとは言えない声が聞こえた。
テープで録音したと思われるその声は、こちらへ近づいてきているようだった。
((発生?ー~光化学スモッグ?
なんで。警察が?いや、違う、光化学スモッグは警察の範囲じゃない。
それにそれくらいなら、テレビの速報で流れるくらいだろう。今までの経験でい え ば。))
それより、気になるのは
バラバラバラバラ…と聞こえているヘリの音と同調している感じだった。
なんか、その車と一緒にヘリも近づいてきているようだった。
ヘリの音に間はないけれど、
音の間があるとすれば、
ヘリの音とそのアナウンスの音は間が合っていた。
その変な感じに、
先に
ヘリは違う企業のヘリだと思っていたけど、
パトカーと一緒に上空にヘリも同行かぁ、と想像していたところに、
「「なんで!」」
と午後を涼しくすごすべく、イスに座って耳を傾けていた私は、
立ち上がって、もう行ってしまう気配がするヘリコプターを確認しに急いだ。
もしかして、
まさか、
ヘリから発しているんじゃ・・・なんで
のんびりした風で、強くっ呼びかけてる風でもないとこから
緊急性がなく、非常事態性もそこまで高くないことが感じられて、
逆に 気味が悪かった。
カーテンを左右に開いて、窓を開け、空を見上げて、ヘリを探した。
晴れた空に今日はやや霞がかっていた。
((え…どこだろう?))
でも、声ははっきり聞こえた。
「こちらは○○警察署です。管内で身内を名乗る振り込め詐欺が発生しました。
現金を要求された際はお気をつけ下さい。」
というようなことを言っていた。
振り込め詐欺かぁ、と思った。
別にほっとする感じも無く、なんでヘリで?という疑問が大空に漠然と浮かんだ。