かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ
さしもしらじな もゆるおもひを
なにか得ようとして、
ドアをノックしたんだけど、
ドアをあけたら風が吹くばかりで、
なにもなかったんだ。
正確には風は吹いていたけどね。
するりするりと抜けてゆく。
だから私は悲しい。
気がついたら、
入ったお手洗いで泣いていた。
申し訳ない気持ちにさせるなんて。
だけど追伸したりしない。
もう大人だから。
私が不自然になるのが、
自然だった。
居心地が悪かった。
私はまた幻想を見ていたのか。
過去の場面を切り取って、
大事にポシェットに入れて置くのはやめて、
元気に話し掛けてくれる人を待ちたい。
そんな人が来るといいな。
さしもしらじな もゆるおもひを
なにか得ようとして、
ドアをノックしたんだけど、
ドアをあけたら風が吹くばかりで、
なにもなかったんだ。
正確には風は吹いていたけどね。
するりするりと抜けてゆく。
だから私は悲しい。
気がついたら、
入ったお手洗いで泣いていた。
申し訳ない気持ちにさせるなんて。
だけど追伸したりしない。
もう大人だから。
私が不自然になるのが、
自然だった。
居心地が悪かった。
私はまた幻想を見ていたのか。
過去の場面を切り取って、
大事にポシェットに入れて置くのはやめて、
元気に話し掛けてくれる人を待ちたい。
そんな人が来るといいな。