2021年8月末初めてのシーバスを釣ってから2021年9月中旬までは調子が良かった。
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良型の初黒鯛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/72/1ce3c1682e943e02b092db32831a5b84.jpg?1702195858)
良型のヒラメ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/93/2616294e38ea537ddd107fd6691a0799.jpg?1702195858)
56㎝の初真鯛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/8d/e0e89e2bf61aeb10e5f6398c2f8612c3.jpg?1702195902)
こちらも良型黒鯛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c4/1e2fbd393fe5f3bd4b4eb999e8bcb7ff.jpg?1702195915)
50upの真鯛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/94/d8fcc03e2ab1e2c248a7bd6506239c33.jpg?1702195934)
またまた良型の黒鯛
本命のシーバスは連れていないが、良型の魚が定期的に釣れて最高だった。
56㎝の真鯛は、かなり強い引きだったのを覚えている。初めてドラグを出しながらのファイトを体験させてくれた魚だ。無事キャッチできた時は興奮のあまり、すぐOさんに自慢のLINEをした。
そしたら、Oさんも別の場所でほぼ同タイミングに同じサイズの真鯛を釣っていたのだ。クソッ。
2021年9月中旬
会社の同期にも釣りをしている奴がいた(ここからNと呼ぶ)。Nは佐渡の人ではなく、転勤で佐渡に来ている人間だ(もの凄くイケメン)。
Nも鱸釣りがメインだが、まだ釣ったことがないのだそう。
そのNと釣りの話をするようになった。
どうやったらシーバスが釣れるか。
どのルアーが良いか、どこにいるかなど二人でよく話し合った。
思い返してみるとこの時が一番純粋に釣りを楽しんでいたかもしれない。
2021年10月上旬
Nとも釣りにいくようになり、仕事終わりによく行った。
そして自分が落とし穴に落ちる原因となる事件が発生する。
その日もNと河川で釣りをしていた。
いつもは9時過ぎに釣りをやめるが、この日がいつもより少し粘った。
22時前今日も釣れないか~と思っていたら、Nの前方でナブラが起きたようなバシャッバシャという音がした。
ルアーをすぐ回収し、Nの方へ向かうと「来た!」と言っていた。
竿がかなり曲がり、結構引いている様子。
なんとか手前まで寄せたので、俺がフィッシュグリップで直接魚を掴みに行った。
すると寄せられてきた魚は90㎝を超えるシーバスだった。
とりあえず、ミスが起きないよう丁寧にグリップで掴み、引きずり上げた。
デカい、初シーバスでランカー。しかも90up。ありえない。
俺は「おめでとう!」と言いつつも、胸中敗北感と悔しさでいっぱいだった。
その後無事蘇生してリリース。釣りも終了。解散した。
自分は悔しさのあまり、30分移動して新たな釣り場へ向かったが、何も釣れなかった。
翌日、昨日90upが釣れた場所にNと来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ef/765cc6d86d7cc2245d615dfdac82f5f2.jpg?1702208468)
30㎝ちょっとのセイゴ
釣れたには釣れた。でも釣りたいのは君ではないのだ。
しばらく同じ場所にNと通ったが、同じようなサイズばかり。
次第に大きいサイズが釣れないことに焦りが出始める。
ライバル(N)がランカーを釣ったことで、自分も釣らないと負け。という考えに陥り、日々の釣行に余裕が無くなる。
余裕が無なくなったことで、投げるルアーが固執し、巻き速度もどんどん早くなる。
完全に負の連鎖にハマった。
でもこの時の俺はそれに気付かなかった。