金の島の釣りキチ日誌

佐渡ヶ島で釣れた平凡な魚をドヤ顔で日々更新予定。

【第九章】新キャラクターのご紹介

2023-12-18 12:46:00 | 過去の釣行記録編
2022年10月下旬
海も秋らしくなってきて、50センチ〜60センチほどのシーバスはちょいちょい釣れていた。ランカーに届きそうなシーバスの居場所は掴めていなかった。
少しでもヒントを探すために、毎日釣りに通っていたある日とても珍しい事がおきた。

いつも通り釣りしていると、繊細なあたりがあったのでフッキング。

引かない。

なんだ、ゴミでもかけたか?と思い、ルアーを回収する。

結構重たいが、やはり生命反応は無い。

やっと見えてきた。

ん?シーバスっぽい見た目だな。

少し期待して引っこ抜くと

まさかのゾンビシーバスだった。
しかも口にかかってる笑
こんな珍しい事もあるのかと思った。
ルアーを外そうと近寄ると魚の腐敗した悪臭がした。すごい臭いだった。
なんとかルアーを外して海に返したが、しばらく臭いは残っていた。
その臭いのせいなのか、その後たぬきが大集合。
珍しい経験のせいで、思い出に残る夜になった。


週末、地元のボランティアで草刈りイベントがあった。会社で参加するのだが、釣りをする会社の後輩(ここからはばっしーとする)と朝まずめに行く事にした。
イベントは9時頃開始なので、短時間での釣行となる。
この日の状況は悪くなかったが、イベント開始までのタイムリミットがあったので、早々に決着をつけるため、エースルアーを投げ倒した。



短時間ながら、好釣果だった。
一緒に行ったばっしーは当たりもなく終了。
実はばっしーとは今年(2022年)の6月頃から一緒に釣りをしていたが、ここまでのブログには出してこなかった。
なぜ急に出てきたのかというと、この釣行あたりからばっしーのとある才能に気づいた。
そのとある才能とは「魚が釣れない」こと(本人了承の上、悪口を書いてます)。
状況が良くても悪くてもとにかく魚が釣れない。
この日もナブラが起きたり、ベイトが追われてたりと食わせるチャンスは多くあったのに、反対側を向いていたり、気付いてなかったりと見事な空振り具合だった。
そして、今後もばっしーの面白釣行は続く。

【第八章】徳を積んだ効果

2023-12-15 11:28:00 | 過去の釣行記録編
2022年10月中旬
2022年の8月頃から、週末はNとロックショアで青物を狙っていた。
始めてから2ヶ月間、毎週末休むことなく釣りに行ったが、魚が釣れていない状態だった。
この日は佐渡の中でも有名な地磯に行く事にした。
Nと朝4時に集合したが、すでに先行者がおり、先端の一つ手前で釣りをする事に。
先端はおそらく夜中から陣取っていたと思われるヤンチャそうな人達がなにやら賑やかに楽しんでいた(仲間とワイワイやる釣りってやっぱり楽しい)。
明るくなってきた頃、磯の先端正面で鳥山が発生。
先行者の1人が、80センチくらいの青物(ブリかヒラマサ)を釣っていた。
羨ましいなぁと思いながら、何も起きない海で朝日を眺めていた。


10時頃になると、先行者の人達が帰ったので、磯の先端へ移動。
すると信じられらない光景が目に飛び込んできた。
ティッシュやカップ麺の容器、惣菜の食べ残したゴミ、糸くず、壊れたタモの柄、タバコの吸い殻等々大量のゴミが磯のステージに捨てられていた。
先ほどの人達とは限らないが、その可能性は高そうだった(違ったらすいません)。
釣れた時に魚を入れる用に持ってきていたデカいゴミ袋があったので、とりあえず拾った。



信じられない。
怒りが込み上げてきたが、せっかく楽しい釣りなのにゴミを捨てるような人達のせいで楽しくなるのは癪なので、切り替えて楽しむ事にした。
鳥山も消え、あまり良い状況では無さそうだが、諦めずにダイペンを投げ続けた。
1時間ちょっと経過した頃、ベイト(サンマっぽいやつ)が逃げると同時に自分が投げていたブルーブルーのガチペン200に魚がバイトしてきた。すごい水面爆発だった。
4〜5kgでドラグを設定していたが、ジリジリと出される。自分は今までまともなポンピングなんてしたことはなかったが、体が勝手にポンピングを始めた。
あっという間に魚が足元まで寄ってきたので、Nがリーダー掴んで、引っこ抜いてくれた。


惜しくもメーターは超えなかったが、96センチのシイラ(ペンペン)。魚の長さは自己新記録。
そして徳を積むと魚が釣れるというのは、本当だった。

【第七章】夢そして悔し涙

2023-12-15 09:30:00 | 過去の釣行記録編
2022年10月上旬
日々YouTubeで、釣りに関して勉強、情報収集しているとプロアングラーやテスターをよく目にする。
華麗に魚を釣る姿や的確なコメント、イベントでは一般の方々から写真やアドバイスを求められる。自分からしたら憧れの存在だった。

好きな事で輝ける。すごく素敵ではありませんか?

気づけば「自分もそんな存在になってみたい」と思うようになり、テスターは憧れから夢に変わった。

目指すにあたって必要な能力を自分なりに考えてみた。
1.釣りが上手い
2.影響力
3.情報発信のうまさ、見せ方
4.清く正しい心
この4つ能力が高水準で出来て初めて、テスターの応募が可能だと思う。
現状どれも不足しているが、全ての能力を一気に揃えるのは不可能だ。
とりあえず1と4の能力を向上させる事を目標にして2022年は過ごす事にした(最終的にメーカーサイドは2と3の能力が欲しいはずだが)。
あくまで自分の考えだが、影響力や情報の発信力を鍛えるにしても実力が無ければ、だれも聞く耳を持たないと思う。

というわけで、シーズンの変なタイミングで新たな志をもって、釣り人生の再スタートをした。

2022年10月中旬
とある橋脚の下で、盛んにシーバスが捕食活動をしていた。
ベイトは不明。
パイロットルアーのシャローアサシン99Fを流し込む。
が無反応。ルアーチェンジを頻繁に行いながら、シーバスが何を食っているか探っていた。
3時間ほどやって、今日はもうダメかなと思った時、ダイワスイッチヒッター105Sを明暗沿いでスラロームさせていたら、ボフッとシーバスが食ってきた。
ライズの仕方が、そこまででは無かったが、橋の近くで橋脚に巻かれるのも嫌だたったので強引に引いた
すると急に、ジーーーッとドラグが鳴る。
え?と困惑しながらも、引き剥がそうと強めのファイトをしようとするが、ドラグが止まらない。というか引きが強すぎて何もさせて貰えない。ランカーどころの騒ぎじゃ無いぞ?90以上あるかも?なんて考えていたら
プツッ。
橋脚にPEが擦れ、ラインブレイク。
しゃがみ込んで、放心状態。

クソッ!クソッ、クソッ。

初めて心の底から叫んだ気がする。
急いで、リーダーを結び直してキャスト。
一度かけたやつが反応するわけがない。
しばらくやったが、釣れる気がしないのでやめて帰った。
帰宅後、いつもならルアーやタックルを先に洗うのだが、一目散に布団にヘッドスライディング。
枕に顔を当てて「クソ、どうしてだよ」「なんでなんだよ」とまた叫んだ。
悔しくて涙が出てきた。
もっとこうしておけば良かったなんて、いまさら考えても無駄な事を考えた。
感情を抑えつつ風呂やご飯を済まし、布団に入ったが、頭の中ではさっきのバラしでシーバスの事で頭が一杯。
ここから1週間は引きずった(釣り人あるあるだと思う)。
後日他のアングラーも切られたらしい。おそらく同じ個体だ。
そして、2023年現在までの釣行を含め、もっとも悔しい思いをした釣行である。

【第六章】激しいエラ洗い

2023-12-12 12:09:00 | 過去の釣行記録編

2022年9月中旬

まだ暑い季節だが、8月に比べて少しは過ごしやすくなってきた。
ホームの河川にいつものように通っていた。
釣りを開始して早々に、魚の反応が出た。

黒鯛だ。サイズはまずまずだが、心地いい引きがクセになる。その後も20分おきに反応があった。








どうやらシーバスは留守のようだ。
5匹釣った段階で満足。帰宅した。
 
翌日もホーム河川に通う。

40㎝が1尾のみ。
逆にこの日は黒鯛が釣れなかった。
 
2日後、また河川へ。今日は久しぶりにNと来た。
川の状況を見ているとどうやらサヨリパターンが始まっているようだ。
同じ釣り場に通い込むと、ベイトパターンの変化が確認できて面白い。
ボイルが起きるも、ルアーに食わない。
しばらく格闘していると。
流れが効いてきた。自分は橋脚の上流側に立ち、どダウン(橋の中)にキャストしてルアーを引いてきた。
ルアーはアピアのエイチベイト。
ほぼ泳がないが、これがサヨリパターンで有効らしい。
買ったばかりで半信半疑だったが、ルアーを何回か通した時、
 
 
ボッゴォンッ!
 
 
凄まじいボイル音が橋脚に響く、そしてラインとティップが引き込まれていく。
 
グググッ

強い。
 
主導権を握ろうとするが、中々思い通りに魚をコントロール出来ない。
 
バシャバシャ!と激しいエラ洗いをされる。
 
バレるなよ、、、、
 
バシャバシャ、ググーッ。バシャバシャと6発強烈なエラ洗いをされたうえ、走られる。
エイチベイトの針はそこまで強いものでは無い。
針が伸ばされて、バレるかもしれないと不安だったが、ドラグの調整をしつつ、強気にファイトした。ようやく足元まで寄ってきた。デカい。
もしかするとランカーあるかもしれない。
横にいたNが駆けつけてきて、タモを出してくれるが、上手く入らない。そこで、いつかと同じフィッシュグリップで直接掴む方法にした。
Nがリーダーを持ちながら、グリップで掴む。
よし、掴んだ。の一言で肩の荷がおりる。
一息着いて(同時に魚も蘇生して)計測。

体高はあるが、長さ少し足りない。だとしても自己新記録(76.5㎝ 4kg)。ランカーじゃなくて残念。なんて思わなかった。
ただ、あまりに興奮する出来事でしばらく放心状態になった。
名残惜しいが、蘇生も終わったのでリリース。

「ありがとう」

シーバスは優雅に泳いで帰って行った。

【第五章】2022年の始まり

2023-12-12 07:40:00 | 過去の釣行記録編

2022年1月 新たな年が始まる

まず最初に今年の目標を「ランカーシーバス」を釣ることと、年間釣行回数を200回以上行くことに設定した。

年の初めという事もあり、もう釣れる気しかしなかったし、釣行200回も行ける気しかしなかった。

そして「今年はどんな大物が釣れるだろうか」と頭の中は希望に満ち溢れていた。

 

2022年4月

気付けば、3ヶ月経過していた。

というのも、普段仕事はそっちのけで釣りに行っているが、この時期だけはやることが多すぎて仕事の方に集中していた。

多少釣りには行っていたが、メバルなど本命以外の魚しか釣れていない状態だった。

 釣りに行けない日々のせいかルアーのストックが爆増する。

これは2021年の10月時のルアー(餌木はすべて貰ったもので、イカはやっていない)

 
2022年1月時のルアーストック状態
 
そして2022年4月の状態




気付けば、アホみたいに増えている。当然自覚症状なし(これが厄介)。
 
仕事も落ち着き、本格的に釣りに専念が出来るようになって、すぐに河口に足を運んだ。

ima 裂空で50㎝前後をキャッチ
 
2022年5月〜8月 
定期的に良型の魚が釣れる。

シマノ シャローアサシン99Fの明暗ドリフト

ブローウィン80Sただ巻き


同じくブローウィン80S


ブローウィン125F slim


モンスターウェイク156F
こいつが釣れた時パニクってOさんにすぐ連絡した。尻尾がない事に気付かず、刺されると思って絶望した。


ブローウィン140Sのジャーキング


サイレントアサシン99F 高速巻き
パターンを見つけ5連発。


邪道 ニーサンでテクニカルに出した1尾


ブルーブルー スカーナッシュ120F
釣れないと思って、音楽を聴きながら釣りしていたら釣れた1本。

等々、2021年の時より引き出したが増え、安定した釣果をあげることが出来た(写真は上げたらきりがないので代表写真のみとする)。

自己記録の更新は無いが、昨年より確実にアベレージサイズが上がっている。

そしてこれから秋を迎える。