金の島の釣りキチ日誌

佐渡ヶ島で釣れた平凡な魚をドヤ顔で日々更新予定。

【第十四章】3度目の正直

2024-05-12 10:02:00 | 過去の釣行記録編
2023年6月〜7月

シーバスの存在は完全に忘れ、バス、メバル、黒鯛など他魚種を追っかけ回していた。


メバルはやっぱり美しいです。

プラグでも。

やっぱりワームが最強。

この黒鯛は45cmくらいだったが、めちゃくちゃ引いた事を覚えている。

遠浅のサーフはシャルダス20がとにかく使いやすい。

今期最大48cm!

2023年7月上旬
梅雨に入ると早速シーバスが反応を見せる。

この1尾のおかげで自分がシーバスアングラーだった事を思い出さてくれた。

別日まとまった雨が降ったので、河川の増水に期待しフィールドに向かった。

予測通り増水しており、流れが平常時よりかなり増していた。これは期待できる。

早速釣りを始め、ミノーやブレード(シャルダス)などで探っていった。

状況は良いのだが中々釣れず、ボケーっとしていたら、昨年プロの方に流れが強い時はシーバスはボトムに着くと教えて貰った事を思い出した。

ジョルティに付け替え投げる。

すると、濁っていて分からなかった地形変化に気付いた。

シャローエリアから急なブレイク。

とりあえず、シャローにジョルティを投げ、流してブレイクに落としていくイメージで探る。
すると一撃で答えが出る。

ゴツッ。

根掛かりに近いようなバイトをしてきた。
自分は根掛かりかと思った一瞬の迷いでフッキングが甘くなった。

激しいエラ洗いで魚体が見えた。

「ランカーだ」

強い流れに乗り下流方向へ走るシーバス。

「絶対に取る!」と思ったら矢先フックアウト。フッキングが甘かったのと焦ってファイトが無理やりだった事が原因。

悔しい。

というか絶対ランカーだった。

そのあとは反応も無くなり終了。


翌日
仕事終わりに河川へ向かう。
「絶対にリベンジしてやる」と思い、フィールドに向かうとまだ雨の増水と濁りは残っている。

「そこに居るんだろ?絶対取ってやるからな」

昨日と同じ場所に同じアプローチで探る。

2.3投目で反応が出る。

ジーーーーッ。すごい勢いでドラグが出る。
おそらく同じ個体だが、スレ掛かりしている。
ジーーッ、ジーッ。流れに乗って下流方向へ走るので何もできない。
そして20mくらい走ったあたりで、フックが外れた。回収したルアーにはウロコだけが残っていた。

週末雨が降り再度リベンジしに同じ場所に入った。午前中は仕事だったので、お昼頃に入った。

「今日こそ決着をつけてやる」

逸る気持ちを押し込んで、丁寧にジョルティをボトムドリフトしながらブレイクに流し込む。

ブレイクの上を過ぎ、少し落ちた瞬間。

ゴンッ!

明確なバイトと神経を研ぎ澄ました状態だったので、思いっきりフッキング。

相変わらず流れと相まってよく引く魚だ。

エラ洗いをするが、落ち着いてファイト出来たことで足元まで難なく寄ってきた。
そして無事にランディング。


これはたまらない。
3度目の正直だ。久々に手が震える。
ランカーをやっと取れたと安堵しサイズ計測。



はぁーい!全然ランカーありませんでしたぁ!
とは言ってもこの魚を釣るまでのストーリーは完璧だったので、とても思い出に残る1匹でした。

その後は50upが2匹釣れ、この場所の反応は無くなった。


改めて雨の力は凄いなぁと実感しました。


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