2021年7月中旬
前回キジハタが釣れた事を現場の休憩時間にOさんに話した。この間まで釣りに興味なかった自分が、10日後には自ら釣りの話をするとは、想像もしてなかった。
その話の流れで、この週末にOさんと釣りに行けることになった。
それに伴いおすすめのルアーを聞いて、購入する事にしたのだが、ハードプラグは高い。Amazonを開いて驚愕した。たかが12㎝くらいのプラスチックの棒が1本2000円だと?
ありえないと思った。それでもあの魚の引きが忘れられない、また味わいたい。と中毒症状にかられ、シマノシャローアサシン99Fを2本ポチった。
その後、地元の釣具屋でima サスケ120裂波も2本購入。
ケースも購入し、そこにルアーを入れてみると謎の満足感。これで準備完了。
釣行当日
前日ワクワクして寝付くのに3時間かかったが、準備万端の状態でOさんとの釣行に臨めた。
朝4時集合で、いつもと違う景色の道路に少しテンションが上がった。
いざ釣り場に着くとまだ暗かった。
釣り座にはOさんの弟(ここからはKさんとする)が場所取りをしてくれていた。
挨拶を交わし、明るくなるまで軽く投げながら待つ。今回のターゲットは小型青物、ヒラメ、黒鯛、鱸(シーバス)のどれか。
少し日が出てきて、海面がオレンジ色に。
すると、Kさんの竿が曲がる。
Oさんがすかさず、タモ入れ。
50㎝前後のヒラメだった。凄いなー!と思いながら、自分も釣りたいので、裂波を投げまくっていると自分のルアーにも魚が食ってくる。
来たっ!
リールをゴリ巻き。
あまりのゴリ巻きに魚が水面に飛び出してスキッピングする。
めちゃくちゃなファイトの結果、フックアウト。
Oさんは40センチあるか無いかくらいのワカシ(ブリの幼魚)だったと。
悔しい。。。
残念ながらその後反応は無くなり、3人で釣りトーク。
今までどんな魚を釣ってきた、リール・ロッドがどうとかこうとかそんな話をした。
そこでルアーメーカーの話に。OさんもKさんもBlueBlueというメーカーが好きで、色々とそのメーカーについて教えて貰った。
それを聞いて当然、自分もBlueBlueに興味が湧き、次買うならBlueBlueのルアーにしてみようと思った。
かなり長時間話し込んでいたが、海の状況も変わらないため終了。
俺は完全に釣りにハマってしまい、仕事・風呂・食事以外の時間はYouTubeやGoogleで釣りの事を調べていた。
BlueBlueのYouTubeを見ているとシーバスが釣ってみたくなった。佐渡のどこに生息しているか分からないが、人に聞いてみたり、調べて、よさそうな場所を探し回った。
2021年8月下旬
釣りを始めて約1ヶ月半。イナダやキジハタ、マゴチ時にはエソなんかが釣れてそれなりに楽しい釣りライフを送っていた。
釣りの基礎も徐々にからだに染みついてきて、ノットもどんな時どんな場所でも組めるようになった。
本命のシーバスを釣るために、平日の仕事終わりにも釣りをしていた。
とある平日のナイトゲーム、地元では有名な激流の橋脚下に来た。
とりあえず、明暗部に投げて引いてくるが、流れが強く、シャローアサシンが破綻する。
何回やっても破綻して、釣りにならない。
その時、ふと動画でみた”ドリフト”という方法を思い出したので(ドリフトとはルアーを流して魚にアプローチする方法)の練習してみることにした。
上流側にキャストして、手前のラインを流れに乗せ、ルアーの頭を下流方向に向けさせる(流れがラインを引っ張り、ルアーはそのラインに引かれる)。
橋脚下に出来ている明暗部の手前でルアーを反転(上流方向気味に向け)させる。
すると水しぶきが発生する。
なんだ?
ググッ。
来た。と思ったと同時にエラ洗いをする。
シーバスだ!動画みた通りだ!と大興奮した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/59/2c7be491ebdbb5a1b5247f00408ff6a7.jpg?1702191841)
この時はもの凄く大きく感じた人生初シーバス
動画言ってた通りのやり方で、自分がその方法を駆使して、狙った魚が釣れた。
喜びか?はたまた驚きか?、この時手の震えが止まらなかった事を覚えている。
やっと釣れたんだ。この魚を釣るために釣りを始めたんだ。と感じた。
そして鱸釣りに完全にハマる。