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誰も彼もが、数奇な人生?

2012年01月11日 | 映画
先日、テレビで「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を放送していたんだそうです。

それを、たまたまちゃねりが見ていて、なかなか面白かったと言っていました。

ならば、というわけで、私もレンタルしてみましたが、なるほど面白かった。


この頃は、何でも落語と比較してしまう悪い癖があります。

これは、「イリュージョン映画」だ、なんて。

先日お亡くなりになった立川談志は、その晩年、「イリュージョン落語」を追求していたらしいので、そういう意味でです。


最近、「人妻魂」という、嵐山光三郎さんの本を読みました。

それはつまり、いろいろな人妻がいるなぁ、という本でした。

それから、「野垂れ死に」という藤沢秀行さんの本と、その奥さんである藤原モトさんの「勝負師の妻 囲碁棋士・藤沢秀行との五十年」という本も読みました。

それはつまり、いろいろな夫婦の形があるなぁ、という本でした。

人生いろいろ、だなぁ、と。


明恵さんはどうかな、なんて、そんな連想をしてしまいました。

やっぱり、私のような凡人とは全く違う、それこそ数奇な人生を送った方なのではないか。

お釈迦様を、慕って、慕って、慕いぬいて、自らを、律して、律して、律しぬいて、そして、とことん夢(イリュージョン)にこだわって、そうした中から「あるべきようは」という考え方が生れる。

仏教という枠の中だけではとらえきれない方でもあるし、もっともっと、研究されたり、映画化されたり、脚光を浴びるべき人だと思います。

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