あなたといたい

仕事から帰ってきた家内と一緒に
夕食をとりました。

夫婦なんだから一緒に食事をするのは
当たり前のことなんだけど、
時々それが不思議に思う。

どうして君と一緒にいるんだろう？
どうして僕たちは結婚したのだろう？

別に夫婦仲が悪いわけではありませんよ。

（私は、あなたと別れたいわ）「母ちゃん 談」

スイッチを入れたばかりの温風ヒーターがうなりを上げる。
寒くて凍えそう。

天井のない広い部屋。
冷え切った板の間が指先を射す。

「いただきます」
テレビの音？を聴きながらご飯を食べる。

毎日、同じことの繰り返し。

ねぇ、僕たちはどうして、
ここにいるんだろう？

家内の顔を眺めながら、
ふとそんなことを思う。

テレビの前でごろ寝の家内。
ボリボリとおなかをかいている。

そんな姿を見ていると、
夢も覚めてしまうよ。

ps

あなたと一緒にいる訳・・・？

騙された。
ただ、それだけ・・・。（母ちゃん）

僕は、まだ生きている

2月14日はバレンタインデー。
そして友だちの亡くなった日。

友だちの祥月命日にお菓子を送りました。

生花が一番いいのだけど、
色々考えて日持ちするものに決めました。

今日、お礼の手紙が届きました。
年老いたお母様はお元気とのこと。

お顔を拝見したのは、いつのことでしょう。
そんな思いを抱きました。

若くして脳腫瘍で他界した友だち。
手術をした3日後。

真冬の山形県・米沢市に
群馬の友だちと一緒にお見舞いに行きました。

深々と降る続く雪。
米沢駅の前には誰もいません。

いつ来るともしれないタクシーを待ちながら
徒歩で病院を行くことにしました。

川の土手にある済生会病院。
雪まみれの二人をいぶかしげに見る人たち。

寒くて凍えそうでした。

ICUのベッドに寝ている友だち。
Vサインを送る顔が笑っていました。

あまりにも現実感がなくて
ホッとしている自分が、
まるで他人の身体のようでした。

頑張れ！
心の中でエールを送りました。

翌年、彼は旅立ちました。
l一人っ子でした。

親より先に死ぬ子供は、親不孝者。
だから火葬場には親は行かない。

そんな風習がありました。

止める人たちを振り切って
お母さんは遠くから火葬炉を見つめていました。

その姿が今も忘れられません。

人の命は儚い。
そんな気持ちで胸がいっぱいになりました。

あれから年月を繰り返し
僕は、まだ生きています。

聡。
元気にしているかい。

「明日ちゃんのセーラー服」

舞台は田舎の名門私立中学。

あるきっかけから、この学園の
セーラー服を着ることが「夢」だった少女。

、明日小路（あけびこみち）。
彼女は、ドキドキで入学当日を迎える。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「dアニメストア」より

今季アニメ
「明日ちゃんのセーラー服」を見ています。

「セーラー服」って書くと
「君はおたくか？」って思われそうで、
ちょっと怖いのですが、

私は決して「その方面」には興味はありません。
えっ、信じないって？

僕は決して・・・。

まぁ、言い訳はこの辺にして
とにかく不思議な魅力のあるアニメです。

すごい田舎にある名門女子中学。
そこにただ一人、セーラー服で通学する少女。

彼女の屈託のない魅力が
クラスメイトを巻き込み、

少女たちの学園生活を描いていきます。

丁寧、力作、上手。
こんな言葉が思い浮かぶ作品です。

「こんな学園生活に憧れる。
　もう一度、あの頃に戻りたい」

そんな気持ちにさせる作品です。

穏やかに流れる時間。
青春のひとコマ。

なにも考えず
静かな時間を過ごすのもいいかもしれません。

◆ 参考文献 「明日ちゃんのセーラー服」 dアニメストア

マイケル・ジャクソン

フュギュアスケート・エキシビション。

宇野昌磨さんのマイケル・ジャクソン。
すごく楽しみにしていました。

はじまった！

あっ！
最初のジャンプで転倒。

あ～、
僕のマイケル・ジャクソンが・・・。

でも、GPシリーズ、日本選手権
そして、オリンピックでのエキシビションの
カメラワークにすごく不満があるのは、僕だけ？

アップしすぎなんだって。
もうっと引いて映さないと。

やはりマイケル・ジャクソンに関しては
YouTubeにあるスマホ？で撮影したものが一番いいかな。

皆さんも一度見てください。

去年のアメリカGPSでの
エキシビションです。

後ろから撮影しているものが、僕は好きです。

とうとうオリンピックが終わってしまった。
夢のような時間をありがとう。

いろんなことがあったけれど、
悔し涙や怒りの涙。

それを含めて、お疲れさまでした。
また四年後に会いましょう。

午後9時45分

ただ今の時間、午後9時45分。
たった今、夕食が終わりました。、

さすがにこれは遅いよね。
身体によくない。

僕にとって異次元の世界。

母ちゃん、
さすがに夕食の時間が遅すぎるよ。

「仕方がないでじゃない。
　仕事が忙しんだもの」

テレビの前のソファにごろ寝。
スマホを眺めて、君は何を思う。

誰も見ていないテレビの声が
どこか空しいぜ。

今日の献立。

キャベツの千切り。
バターコーン。名前の知らない小魚。

パスタ、少し。餃子、少し。

ほとんど冷凍食品です。

何度も言いますが、
育ちのすごくいい？僕にとっては未知の世界。

輝かしい栄光の子供の時代は
何処へ行った。