日本バスケットボール選手会にWリーグの選手が加入したとのことだ。
【バスケ】Wリーグ所属選手が選手会加入、副会長就任の馬瓜エブリン「環境整えたい」 - バスケットボール : 日刊スポーツ
しかし、どうもよくわからないところがある。
Wリーグの選手はプロとはいえ、それぞれの企業と雇用契約を結んでいる”労働者”ではないだろうか?
そうなると、交渉は日本代表の活動などをJBAと行うことに限られることになるだろう。しかし、ほとんどの選手は日本代表とは関係ない選手だ。たとえばVマジックのようなハラスメント問題があったとしても、選手会は会社と交渉はできないだろう。女子選手はプロとは言えないのだ。逆にケガでプレーできない期間も”雇用”は守られるだろう。
そういった状況でさっさと選手を捨てるようなチームがあればそれは交渉すべきかもしれないが、どうしても労働問題になってしまうと、”選手会”の弁護士が出て行っても交渉はできないだろう。
ほとんどの選手にとって問題なのは例えば最低賃金だろう。そういったものを選手会が交渉できるのだろうか。もちろん過剰に成功報酬型だったりするような賃金の支払いは問題だが、そういったものに対して何かしらできるのか?なぞである。