




2007/12/06(木)

実は今年の春 山口まで旅行に行きました

その時の画像を・・・






詩人の金子みすヾは明治36年、この仙崎村に生まれている。彼女は大正末期にいくつかの詩を発表し、西條八十に『若き童謡詩人の巨星』とまで称賛されながら、26歳の若さで世を去った。彼女に「鯨法会」という美しい詩があるので、引用しておこう。
鯨法会は春のくれ、
海にとびうおとれるころ。
はまのお寺が鳴るかねが、
ゆれて水面(みのも)をわたるとき、
村のりょうしがはおり着て、
はまのお寺へいそぐとき、
おきでくじらの子がひとり、
その鳴るかねをききながら、
死んだ父さま、母さまを、
こいし、こいしとないてます。
海のおもてを、かねの音は、
海のどこまで、ひびくやら。 (インターネットより)
