小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち  / 神戸市立博物館

2022年07月21日 | 展覧会
神戸市立博物館の玄関で
 

 昨日神戸の海や街を投稿しましたが、実はこの展覧会がメインで出かけたのです。なぜか19日、20日と現地に赴いて19日は祭日の翌日の休館日で出戻りでした(笑)。

 絵画の知識も何もない私ですが、山のような展示物の中を歩いていると、なぜか立ち止まって見入ってしまう作品も多々あります。会場では撮影禁止ですが展覧会のHPにあったもので私が気になった幾つかを紹介します。下手な写真を撮っていると、風景画に、より興味を持ち、どでかい風景画には度肝を抜かれしまいました。その一つが入場してすぐの『ナイアガラの滝、アメリカ側から』で、まるで現地で立ちつくしているような錯覚を覚えました。エディンバラ城なんて幻想的でついつい、日本の城と頭の中で比べています(笑)。その手前が今回の絵画を所蔵している「スコットランド国立美術館」なんですね。その下の『デダムの谷』は、この写真では分かりませんが、右側の樹木の幹に惹きつけられたものです。

 このような展覧に出逢ったのも、いつもながらmarboさんのブログ「気ままに」に投稿された2022-06-262022-06-27のおかげです。marboさん誠に有難うございました。





フデリック・エドウィン・チャーチ 『ナイアガラの滝、アメリカ側から』
(1867年)油彩・カンヴァス 257.5 × 227.3cm



ジェームズ・バレル・スミス  『エディンバラ、プリンシズ・ストリート・ガーデンとスコットランド国立美術館の眺め』(1885年)
水彩、白のハイライト・紙 48.8×32.3cm



ジョン・コンスタブル
『デダムの谷』(1828年)油彩・カンヴァス 144.5×122cm


ジョシュア・レノルズ 『ウォルドグレーヴ家の貴婦人たち』
(1880-81年) 油彩・カンヴァス 143 × 168.3cm
左から長女のシャルロット、次女のエリザベス、三女のアンの肖像画である。これは母親が3人の娘によい相手からの求婚を募るために、依頼されたものと言われている。~ MUSEYから



レンブラント・ファン・レイン
『ベッドの中の女』、(1647年)油彩・カンヴァス 81.1 × 67.8cm
旧約聖書「トビト記」の一場面で、結婚初夜に新郎を7度も悪魔に殺された
サラが新夫トビアと悪魔アスモデウスの戦いを見守る姿とされている。




フランシス・グラント 
『アン・エミリー・ソフィア・グラント、ウイリアム・マーカム夫人』
(1857年)油彩・カンヴァス 223.5 × 132.3cm
ヴィクトリア朝の社交界で活躍したスコットランド出身の肖像画家。
結婚直前の娘を描いた作品。
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6 コメント

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Unknown (ree)
2022-07-22 03:52:27
小父さん、お久し振りです。

実は一昨日デミアンを見送り、ちょっと気持ちが落ちていました。
が、泣いてばかりいられないので、今日から浮上していきます。

父ちゃんの父方がスコットランドからの移民なんですよ~。
スコットランドの王様が野生の豚に襲われてるのを助け、豚の旗を贈られたんですって。
返信する
お早うございます (延岡の山歩人K)
2022-07-22 06:24:23
この様な名画を
目の当たりにすることが出来て 最高ですね
羨ましいです
わざわざ出張観覧に出掛けらるとは・・ビックリですが
もう立派な芸術家ですね
返信する
Unknown (ごーさん)
2022-07-22 13:04:29
展覧会のHPの中の写真みてるだけでも素晴らしいでう。
実物を見るともっと感動すると思うので見てみたいです。
実際に鑑賞した小父さんがうらやましいです。
返信する
reeさんへ (小父さんK)
2022-07-22 15:20:41
お久しぶりです。

>実は一昨日デミアンを見送り、ちょっと気持ちが落ちていました。

そうでしたか!
お忙しいのだろう?なんて想像していました。
デミアンのこと、先ほどブログに訪問させていただきました。

私はと言えば、この展覧会を観るために神戸に行ったり来たりとブログも合わせて燃え尽きていました(笑)

>スコットランドの王様が野生の豚に襲われてるのを助け、豚の旗を贈られたんですって。

へーっ、名誉なことですね。
チャー君やニコちゃんにはいろんな血が流れているんですね。
ニコちゃん、スコティッシュ料理は食べれるのかな?(笑)
返信する
延岡の山歩人Kさんへ (小父さんK)
2022-07-22 15:56:00
こんにちは

>この様な名画を目の当たりにすることが出来て 最高ですね

以前は宗教画はとっつきにくかったですが、テレビでいろんな歴史を観て、少し興味も沸いてきました。

そうそう、貴兄の「2022年 海の日は・・ リメンバー海風景です」は見ごたえありましたがコメント欄が閉じてありました(笑)

ここで紹介で載せている名画は壁みたいな大きさで迫力がありました。
ナイアガラの滝の解説文には「・・・画面左上には、展望台から景色を眺める二人の人物が描かれており、彼らの存在が自然の壮大なスケールを示しています・・・」とあったので見つけることが出来ずに、展覧会場のお嬢さんに聞いてもわからないでいたら、客の紳士がここだと示してくれました(笑)

それでこのブログでも「二人の人物」探しをしようと思いましたが無理でした(笑)

>わざわざ出張観覧に出掛けらるとは・・・

現役中の仕事場はほとんど神戸でして、明石には寝に帰るだけで明石市のことは全く知りませんでしたよ。

>もう立派な芸術家ですね

ただのミーハーですよ(笑)
そこに行くと貴兄の写真こそ「玄人はだし」だといつも思っております。
返信する
ごーさんへ (小父さんK)
2022-07-22 16:13:39
>展覧会のHPの中の写真みてるだけでも素晴らしい・・・

私もいつの頃からか、イタリア在住で絵を描かれていたご婦人のブログに訪問しはじめてからか、ちょこちょこ名画を観るために出掛けるようになりました。

>実物を見るともっと感動すると思うので見てみたいです。

そうですね~、お金をかけて海外から運んできて、たいがい日本の幾つかの都市に展覧されるだけに見ごたえがありますね。

そう言えば、近鉄「あべのハルカス」にも尋ね尋ね行きましたよ(笑)
      ↓
https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/c17387ef5d23c35003d4763e370a46fb

>実際に鑑賞した小父さんがうらやましいです。

いやいや、中国を駆け巡られているごーさんをいつも羨ましく思っています。
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