毎日新聞 2022/7/22 東京朝刊
動物作家、戸川幸夫（とがわ・ゆきお）さんの小説「人喰（ひとくい）鉄道」は19世紀末に東アフリカで起きた事件をモデルにしている。鉄道工事の作業員らがライオンに襲われ、9カ月間に数十人が殺された。米シカゴの博物館に射殺された2頭の雄ライオンの剥製が展示されている
▲今のウガンダ、ケニア、タンザニアにあたる英領東アフリカである。鉄道建設には英植民地だったインドから数万の労働者が集められた。多くはそのまま定着し、第二次大戦が終わるまでにインド系住民は30万人以上に達したという
▲1960年代にアフリカに独立の波が起こると、一部は英国に移った。
伝説的なロックグループ、クイーンのフレディ・マーキュリーさんもその一人。タンザニア沖のザンジバル島で生まれ、独立革命の際に家族と英国に逃れた
▲ジョンソン英首相の後任を決める保守党の党首選で決選投票に残ったスナク前財務相も父がケニア、母がタンザニア生まれのインド系である。名門オックスフォード大を卒業後、投資銀行などで働いた後に政界に転じた
▲米留学中に出会った妻はインドIT大手の創業者の娘というから恵まれたエリートには違いない。それでも首相の座を狙える地位に立ったことは英政界の多様性を示している
▲大英帝国の栄光にすがらず、世界の荒波をくぐり抜ける政治力を保とうとする知恵か。3人目の女性首相を目指すトラス外相との40代の争いが9月まで続く。政界の新陳代謝がなかなか進まない東洋の島国にはうらやましい限りである。
私はこうやってリンクも張りながら、コラムの内容も学んでいるわけです。部分的には時々、英国ってへんてこな国だな～とよく想ってきたわけですが、与党内の批判にさらされて、首相が辞任し、こうやって党首選が実施されて、首相になって行くって理想的な民主主義が生きているように思えますね～。詳細は知りませんが・・・。毎日新聞社にも感謝です。
動物作家、戸川幸夫（とがわ・ゆきお）さんの小説「人喰（ひとくい）鉄道」は19世紀末に東アフリカで起きた事件をモデルにしている。鉄道工事の作業員らがライオンに襲われ、9カ月間に数十人が殺された。米シカゴの博物館に射殺された2頭の雄ライオンの剥製が展示されている▲今のウガンダ、ケニア、タンザニアにあたる英領東アフリカである。鉄道建設には英植民地だったインドから数万の労働者が集められた。多くはそのまま定着し、第二次大戦が終わるまでにインド系住民は30万人以上に達したという
▲1960年代にアフリカに独立の波が起こると、一部は英国に移った。
伝説的なロックグループ、クイーンのフレディ・マーキュリーさんもその一人。タンザニア沖のザンジバル島で生まれ、独立革命の際に家族と英国に逃れた▲ジョンソン英首相の後任を決める保守党の党首選で決選投票に残ったスナク前財務相も父がケニア、母がタンザニア生まれのインド系である。名門オックスフォード大を卒業後、投資銀行などで働いた後に政界に転じた
▲米留学中に出会った妻はインドIT大手の創業者の娘というから恵まれたエリートには違いない。それでも首相の座を狙える地位に立ったことは英政界の多様性を示している
▲大英帝国の栄光にすがらず、世界の荒波をくぐり抜ける政治力を保とうとする知恵か。3人目の女性首相を目指すトラス外相との40代の争いが9月まで続く。政界の新陳代謝がなかなか進まない東洋の島国にはうらやましい限りである。
私はこうやってリンクも張りながら、コラムの内容も学んでいるわけです。部分的には時々、英国ってへんてこな国だな～とよく想ってきたわけですが、与党内の批判にさらされて、首相が辞任し、こうやって党首選が実施されて、首相になって行くって理想的な民主主義が生きているように思えますね～。詳細は知りませんが・・・。毎日新聞社にも感謝です。
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人を襲うというのではなく、獲物であるからです。
人間視点と、ライオン視点は異なると思えます。
仲良くと、共存には隔たりがある気がします。
自然界での暮らしと、快適・便利な生活。
ライオンは、原発でのドームに覆われた草原を希のでしょうか？
野生の本能が、人間には欠如してきていますね。
獲物を狩るのも、無闇めったやたらではありません。生きていくための手段です。
人間への警告を、戸川幸夫さんは早くからされていました。
有吉佐和子さんも、複合汚染で書かれています。
介護のことも、恍惚の人で。
読書の分野では広く浅くで心を深めていきたいものです。
有難うございます。
日本にそんなことが起きるのは何十年後？と絶望的になります。
政治家二世ばかりが表に出る日本では、女性とマイノリティは無理ですね。
猫属は、縄張り争いが凄いそうです。
そういえば戦後すぐ、上野動物園へ行ったときのこと。
私は、ライオンのメスだか虎だかの檻の前で大声で泣いて母を困らせました。
泣いた理由は・・
「猫を檻に入れておくなんて可哀そう、出してあげて～～」
今だに覚えています。家で飼っていたタマと同じ猫だと思ったのですねえ。
以後、30歳を過ぎるまで動物園へ行っていませんでした。
檻の中の動物が可哀そうで。
人間にテリトリーを奪われるライオンの気持、解ります。
読みたくない小説です。
それで今リンクした「人喰（ひとくい）鉄道」の内容紹介「試し読みする」から10頁を斜め読みして、はじめて「動物の本能なのでしょう。」がイメージできました。
すべては読んでいませんので戸川幸夫さんが書かれている趣旨まではわかりません。
＞ライオンは、原発でのドームに覆われた草原を希のでしょうか？
初めてこの行も想像つくわけです。
＞人間への警告を、戸川幸夫さんは早くからされていました。
これが主題なんですね。
ただ、このコラムは、そのテーマは論じていないようですね。
有吉佐和子さんの「複合汚染」は目にしていませんが「恍惚の人」は読みました。
なんと1972年に現代の大きなテーマを書き下ろされていることに感動を覚えたものです。
コラムの「政界の新陳代謝がなかなか進まない東洋の島国にはうらやましい限りである。」の結びはいいですね～。
いつの日か、日本にもこのような民主主義が根付く日が来ることを願っています。
ほんと英首相は辞任前の最後の下院質疑の場で「また会おう、ベイビー」と映画名ぜりふで結んだのだとか（笑）。
良し悪しは別として、時々聞く英国情報の中には、なんてハチャメチャな？国だ思うことも多々ありますが、今ふと思いついたことですが、古代ギリシア民主主義の雰囲気が残っているのじゃーないかと（笑）。
ただのイメージです（汗）
＞女性の首相が・・というだけでも羨ましい国です。
詳細は知りませんが、テレビから見たイメージでは
マーガレット・サッチャー、テリーザ・メイ両首相共に毅然としてましたね。
＞日本にそんなことが起きるのは何十年後？と絶望的になります。
稲田朋美、高市早苗の両氏とも元安倍総理の宣伝材料だったような気がします。
＞・・・女性とマイノリティは無理ですね。
なるほどですね。
＞猫属は、縄張り争いが凄いそうです。
そうなんですか！
＞「猫を檻に入れておくなんて可哀そう、出してあげて～～」
はっはっは、可愛いですね。
＞檻の中の動物が可哀そうで。
確かに、彼ら？は人間の見世物であり本来の姿ではないでしょう。
＞人間にテリトリーを奪われるライオンの気持、解ります。
ひと昔前までは、たぶん西洋人が中心にハンティングと呼んで魚釣りみたいに猛獣狩りをやっていたようですね。