ミーハーな私は、上の表紙の「財務次官、モノ申す『このままでは国家財政は破綻する』」を見て即、本屋に走った!(笑)
このテーマは私もこの2年間、特に疑問に思っていた。ネットにも最初の部分が載ってますね~。「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治財務事務次官が“バラマキ政策”を徹底批判~文春オンライン
先々月、耳鼻咽喉科に行ったら、待合室で楽しみな週刊新潮の最初の藤原正彦氏(作家・数学者)のコラムの執筆者が変わっているのでがっかりしていたら、文藝春秋の巻頭随筆のトップバッターに掲載されていた。何でも「・・・私なども、長きにわたって築いてきた内密親密濃密な関係な女性たちと、ソーシャル・ディスタンス保持不能なため、一年半も会えずすっかり参っている。」とか何とかいろいろ書き連ねてあった。
そしてラストバッターを探したら、ないじゃーないか!もう辞められたのかなと思ったら「日本人へ」は休載します。筆者の塩野七生氏より、「ローマのジェメッリ大学院に入院しちゃったため。コロナとは無関係」とメッセージが届きました。(編集部)とあった。
お二人ともファンなのでちょっと安心した。
高齢ですね。よそ様の事を言っている場合じゃないですが・・・。
塩野氏著「ローマ人の物語」を文庫で揃え何回か読み返す程お気に入りでした。リサイクルに出したので
手元には有りませんですが。
健勝で活躍してくれる事を祈りましょう。
私も「ローマ人の物語」は4でストップしていましたので、早速、全巻を持っている近所の知人から
ユリウス・カエサル ルビコン以後のⅤを借りてきました。
分厚いですね~(笑)
最近とんと本が読めませんが、なんとか挑戦したく思いました。
塩野七生さんは好きでテレビの後輩の高校生との対談も楽しみましたが、このブログにもいくつか記事を載せております。
塩野、藤原両氏のご健勝をお祈りするとともに、
つむじ風さんのブログにも大いに遊びに行かせていただきたいと思っております。
今まで敷居の高さを感じていたのかも知れません(汗)
これまでもバラマキ政策は幾度もありましたが、なぜ言わなかったんでしょうか。おそらく今はそれを言える空気を感じたのでしょう。よく言ったという向きもありますが、日和見的なものを感じてしまいます。
時期的な発言の理由は分かりませんが、政府の施策に対しても野党が口をそろえて唱えている消費税減税などもはっきり批判していますね。
財務省の公文書改ざん問題についても簡単に反省が述べられています。自分も加担していたと・・・。
昨年、脱酸素技術の研究・開発基金を1兆円から2兆円にせよという菅前首相に対して「2兆円にするにしても、赤字国債によってではなく、地球温暖化対策税を充てるべき」と食い下がろうしたところ、厳しく叱られ一蹴されたと新聞にも書かれたのだとか。
私は、この10頁もの論文のすべてが咀嚼できているわけではありませんが、事務次官本人にとってプラスになるようなことはないと思います。
高市早苗政調会長は、「これほどバカげた話はない」と反論したらしいですが、鈴木財務相 は「バラマキ合戦批判」の矢野財務次官を擁護したそうですね。詳細は読んでいませんが、このご両人とも選挙向けの発言だと私は思います。
貴兄の「日和見的」の深い意味は知りませんが、私は勇気ある発言だと思います。
安倍、菅政権でこのようなまともな官僚の意見を果たしてどれだけ取り入れてきたか、もしくは聞く耳を持っていたかには疑問を持っています。
官僚が何も言えなかったしかつ、矛盾した官邸や大臣のつじつま合わせだけをさせられてきたかのように思えてなりません。