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毎日新聞 2022/4/1 東京朝刊 有料記事
<kin-gon>
物理学の歴史には大きな転換点が2度あった。一つはニュートンたちによる中世物理学からの転換。もう一つは20世紀のアインシュタインによるものだ。
このドイツ生まれの物理学者が、人類史上まれに見る知性の持ち主だったことに異論はないだろう。ただ、その「頭脳」は入試向きではなかった。スイスの名門大学をすべったのはよく知られている。現代語などの試験結果が悪かったらしい。
さすがに数学の成績は抜群だった。そのため大学の学長から、ギムナジウム(高等教育への準備課程)で学ぶよう勧められ、翌年この大学に入った。
大学の成績も良かった。そのまま助手になろうとしたが、就職はかなわなかった。しばらく家庭教師をして食いつなぎ、特許局に就職している。
晩年の彼と交流した数学者、矢野健太郎は著書「アインシュタイン伝」の中で、彼がユダヤ人で、しかもスイスの市民権をとったばかりだったため、大学で職を得られなかったのではないかと書いている。
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さて、日本はきょうから新年度。進学、就職、転職の春だ。希望がかない夢に胸躍らせる人がいる一方、入試や採用試験で実力を発揮できず、挫折からのスタートとなる者も多いはずだ。
長い人生である。誰もが一度や二度の失敗を経験する。史上最高頭脳の持ち主でさえ受験、就職で挫折を味わっているのだから。
アインシュタインによると、「失敗したことのない人間は、挑戦したことのない人間」である。失敗はチャレンジの証し。むしろ胸を張っていい。無駄な寄り道と思えた時間が、その後の人生を豊かに彩ることも少なくない。
そのためにも第2、第3希望からのスタートでも、腐らないことが大切だ。特許局に就職したアインシュタインが研究意欲を失っていたら、物理学の進歩は随分、遅れていただろう。
リンカーン元米大統領は言っている。「あなたが転んだことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ」。倒れたら立ち上がり、すりむいた膝をなでながら歩み出そう。失敗や挫折の真価を決めるのは、その後の生き方次第である。(論説委員)
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エープリルフールなんてのは今は流行らないんだね。今日、テレビを含めてそんな言葉は聞かなかった。
テレビはウクライナ関連の陰で、むしろ華やかな入社式が幾つも映し出されていた。彼らも夢の塊かも知れないが、やがて壁にぶつかって挫折することもあるだろうね。私も例外なく九転び七起き?くらいしたけれど、今はなんとか生き延びている。まあ健康だったら人生は送れるのじゃーないかな。
あれ、上のコラムは少年よ大志を抱け的なものだった(汗)。私も転んだ時に、アインシュタインやリンカーンの言葉が頭に浮かんでいたら大物になれたかも知れなかったな~(笑)。若人よファイト!
天才?自分ではそんなこと、思っていなかったかも。
物事を角度を変えて考えている内に、閃き理解できると問題も解決する。
結果、それが最初であったり、誰も思いつかないことであれば素晴らしい!
失敗を恐れていては、何も可能には至りません。
あ・・・今4月1日の午後2時ですけど、適当な嘘も思いつきません。
彼らのように天才でも努力を惜しまずとことん研究心を持ち周りに認められればいいけど、自分が天才である事に甘んじ人生を台無しにする人も多いんだろうな、な~んて、うちの近所のIQ160以上の子を思い出してしまいました。
はっはっは、舌出しの写真を載せようかかどうかとと迷っていました。
>天才?自分ではそんなこと、思っていなかったかも。
天才はそうでしょうね、同級生にそんな人がいました。
>結果、それが最初であったり、誰も思いつかないことであれば素晴らしい!
意外と変人だったり、世の中から浮いた人が多いかもしれませんね。
常識人?や枠の中に入っている人には、なし得ない気がします。
>失敗を恐れていては、何も可能には至りません。
正にそうだと思います。
はっはっは、フロリダでも流行っていませんか?
なんでも朝日新聞の昨日のコラムが読者に一杯食わせて・・・エイプリルフールと書いていたそうな(笑)
>自分が天才である事に甘んじ人生を台無しにする人も多いんだろうな、な~んて・・・
そんな子が近くに居るんですか。
プロ野球の王貞治さんだったか、人は天才と呼ぶけど決してそうじゃない、不断の努力の結果だと何人もの人が話していたことを思い出します。