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第2回 ペットロス
高巻淑子 …風吹ジュン。定年後、家に居るようになった夫にフラストレーションを募らせる主婦。一人息子の海外赴任を機に飼いだした柴犬のボビーに愛情のすべてを注いでいる。日々の楽しみは、デザイナーの義田とともにボビーと散歩すること。だが、ボビーを病魔が襲い、心身ともに追い込まれていく。
高巻幸平 …松尾スズキ。高巻淑子の夫。広告代理店を定年退職後、家で淑子と二人で暮らす。犬嫌いなこともあり、ボビーに夢中の妻との関係は悪化する一方。部屋にこもり、もっぱらブログを書いている。ボビーの病気にも無関心な態度をとり、淑子の激しい怒りをかう。
石黒 …マキノノゾミ。アパレルメーカーの経営者。幸平が広告代理店にいた頃のクライアント。自宅で開くパーティーを通し、高巻夫婦とは家族ぐるみの交流が続いている。
石黒夫人 …一路真輝。アジア映画で活躍していた元女優。パーティーでは、夫の弾くピアノにのせ美声を披露するのが恒例。気遣いのできる女性で、プーアル茶を紹介するなど淑子に影響を与えている。
義田 …世良公則。淑子の愛犬家仲間。有名デザイナーで、病気でなくした妻のことが忘れられない。幸平とは対照的な優しさと愛犬のドーベルマンを連れた颯爽とした姿に、淑子は秘かな憧れを抱いている。
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NHK「団塊スタイル」でファンの風吹ジュンさんの名前があったから、なんとなく録画して、なんとなく今日観ていたらずいぶん引き込まれてしまった。定年後の男の生き方もよく描けていると思うし、わんちゃんにのめり込む女性の姿がわかるような気がした。
ブログ訪問によってペットと飼い主の関係を随分知ったような気になっていたが、人と犬の関係がとても深いんだということをまたあらためて感じた。たまたま、亡くなった兄貴もドラマと同じ柴犬を飼っていたが、先に旅立った義姉が可愛がっていたからなんて考えていたところわんちゃんに対する兄貴の愛情もこんなに深かったのかと思い当たるふしもたくさんあった。
風吹ジュンとドーベルマンを連れた世良公則は、犬連れのプラトニックなデートを公園で重ねるわけだが、中々のお洒落な設定で絵になっていたな。「あんたのバラード」の世良公則氏もいい齢を重ねてるね。
うん、ドラマの方は意外や意外またも涙ぐむことがしばしばあった。旦那の松尾スズキさんが自分の部屋で書いているブログも現代のリタイア族のひとつの形なんだろう。男って不器用なんだよね。風吹ジュンさん、これでを何気なくこっそり読んで旦那のことを知るんだから(笑)。来週も早速録画予約した!
「55歳からのハローライフ」は、村上龍氏の5つの短編小説から構成されている。
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その後はペットを飼ったことがありませんし、飼うきっかけもありませんでしたね。
テレビドラマは何年も観ていません。
観るのは朝の5時台と夕方の5時台の各1時間ほどですかね。
その頃の彼らは逞しく生き抜いていたんでしょう。
たぶんキャットフードやドッグフードも無い時代人間さまの
食べ残しをガツガツ食べていた姿をよく見たものです。
子供が巣立ってカらの夫婦のくらし
定年後からの夫婦のくらし
死を前にした夫婦の暮らし
ゆっくりと 共に暮していけるといいですね
風吹 ジュは今62歳らしいですが、とても魅力的です。
>子供が巣立ってカらの夫婦のくらし
>定年後からの夫婦のくらし
>死を前にした夫婦の暮らし
いじーさんが言われるととても味わい深いです。
身内が病気になるといろいろ気をもみますが、
その時期を過ぎると、確実に自分たちの体の故障が
やってきますね。
>ゆっくりと 共に暮していけるといいですね
今、我が家も中休みな気がしますが、今からはたくさんの別れが始まりそうです。
このドラマは観ていませんでした。
1話完結のドラマなのですね。
ペットが亡くなるとペットロスにかかる人は
多いようですね。
私は子どもの頃に犬を飼ったことがありますが、今の犬はそれ以来初めて飼いました。
動物は可愛いのですが、別れが辛いから、飼うのは止めていたのですが、友人のところが買い始め、それを見て来た子どもたちが、飼いたいと言い出したんです。
その時、タイミングよくというかわるくというか別の友人のところで子犬が生まれて、
良かったら貰ってほしいと・・・・
あと何年一緒に暮らせるかわからないですが、もし居なくなったらきっと心にぽっかりと穴が空いたようになると思います。
そうですね、全部で5つの短編で次が最終回らしいので3話だけの放送なのか?詳しくは知りません。
>ペットが亡くなるとペットロスにかかる人は多いようですね。
お恥ずかしいことに、これをアップした時も「ペットロス」ってどういう意味なんて思っていました。
今、はじめて検索して確認しましたわけです。
兄貴の柴犬が亡くなった時も覚えていますが、相当さみしくしていたものです。
当時はそんなにも大きな存在とは想像していませんでした。
>・・・友人のところが買い始め、それを見て来た子どもたちが、飼いたいと言い出したんです。
そうでしたか!
このドラマも夫が犬に無関心で「外に出せ出せ」と言うんですね。
風吹ジュンさん、それからは物置部屋みたいなところで病気になったペットと寝食を共にするんです。
それでも夫は冷たかったんですが、自分のブログに
家内や犬のこと、そして自分の胸の内をブログに書きつづっていたんです。
犬へ対する人の愛情の大きさを思い知るとともに
演技するこのわんちゃんにも驚きました。
言葉で書くと簡単ですが、泣けましたね。