本を読んでいない今、先週から久しぶりEテレの「100分 de 名著」を観ている。有吉 佐和子 著『恍惚の人』は12年前に読んだが、この本は感動的だったね。
有吉佐和子スペシャル (2)「老い」を直視できない人々~100分 de 名著 NHKから
「老い」の問題を見すえた「恍惚の人」。職業婦人として充実した日々を送る昭子。突然義母が亡くなり、それがきっかけで義父・茂造が認知症を患う。その時、昭子は?
認知症が悪化し続ける茂造に対して、うろたえるだけで何もできない息子・信利、ドライに状況を見つめる孫・敏。茂造の介護は一人、信利の妻・昭子が担うことになる。家族の状況は、茂造の存在によって大きく変わっていくのだった。第二回は、家族が認知症になった時それ以外の家族とその人生はどのように変容するのか、そして彼らが直面する苦悩とはどんなものかを作品から読み解いていく。
ソコロワ山下 聖美教授が解説されている。
雪の日、昭子は法律事務所の仕事の帰り食料品を買い込み家に帰ろうとしたら、血相を変えて老人がオーヴァーもなしで傘もささず歩いているのに行き違う。それが義父であり家に連れて帰り庭続きの義母(75歳)とのお離れに別れる。
これが物語のはじまりで堀内敬子さんの読みが所々入る。1972年の出版だが、本作は認知症(認知症および老年学)を日本ではいち早く扱った文学作品で、1972年の日本の年間売り上げ1位の194万部のベストセラーとなり、これがきっかけで痴呆高齢者の介護問題にスポットが当てられることになったんだとか。
放送はEテレ毎週月曜 午後10時25で再放送はEテレ毎週金曜 午後3時5分です。
有吉佐和子スペシャル (2)「老い」を直視できない人々~100分 de 名著 NHKから
「老い」の問題を見すえた「恍惚の人」。職業婦人として充実した日々を送る昭子。突然義母が亡くなり、それがきっかけで義父・茂造が認知症を患う。その時、昭子は?
認知症が悪化し続ける茂造に対して、うろたえるだけで何もできない息子・信利、ドライに状況を見つめる孫・敏。茂造の介護は一人、信利の妻・昭子が担うことになる。家族の状況は、茂造の存在によって大きく変わっていくのだった。第二回は、家族が認知症になった時それ以外の家族とその人生はどのように変容するのか、そして彼らが直面する苦悩とはどんなものかを作品から読み解いていく。
ソコロワ山下 聖美教授が解説されている。
雪の日、昭子は法律事務所の仕事の帰り食料品を買い込み家に帰ろうとしたら、血相を変えて老人がオーヴァーもなしで傘もささず歩いているのに行き違う。それが義父であり家に連れて帰り庭続きの義母(75歳)とのお離れに別れる。
これが物語のはじまりで堀内敬子さんの読みが所々入る。1972年の出版だが、本作は認知症(認知症および老年学)を日本ではいち早く扱った文学作品で、1972年の日本の年間売り上げ1位の194万部のベストセラーとなり、これがきっかけで痴呆高齢者の介護問題にスポットが当てられることになったんだとか。
放送はEテレ毎週月曜 午後10時25で再放送はEテレ毎週金曜 午後3時5分です。
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