長野県の下諏訪町にある「諏訪大社秋宮」周辺をぶらりと歩いていた時に見つけた珍しいガラスを使った引戸。
ちょうど外出から戻られこの建物に入ろうとしたご婦人にお会いすることができたので、少しだけ話をうかがうことができました。この建物はもともとは旅籠(はたご)だったそうですが、今ではご婦人がお住まいとしてこの家を守られているそうです。
私の記憶も定かではありませんが、たしか明治時代からの建物だったかと思います。
職業柄、真っ先に私の目に留まったのがこのガラス戸の「模様ガラス」。
後にも先にも、正直このガラスは見たことがありませんでした。昭和に流行った模様ガラスとは一線を画す繊細な柄。はたして、日本で作られたのかもわかりません。
ただ、周辺が日本で作られた模様ガラスの石目(写真右)やモール(左下)であることから、もしかすると近年ガラスが割れて入れ替えた際に樹脂板に交換したのかもしれないというの懸念も…。ご婦人もガラスについては詳しいことはわからないそうなので、とにかく謎のガラス(?)です。
美しく保たれているその佇まいに、家人の伝統を尊ぶ計り知れない思いを感じることができました。
他にも下諏訪町の秋宮周辺の中山道沿いでは江戸時代元禄年間創業の「御宿まるや」さんなど、タイムトリップしたかのような歴史ある建物を見ることができます。
面格子の形は竪繁格子といい、諏訪の宿場の独特の様式です。
江戸時代の絵図や古文書を参考にして、平成五年江戸末期の下諏訪宿の旅籠の建築様式を取り入れ旧脇本陣兼旅籠の建物(面的外観と内部の一部)を復元したそうです。それにより中山道と甲州街道の合流地点である下諏訪宿に相応しい、美しい町並みが再現されました。
昨年秋に母と訪れた際、女将さんが江戸時代に立ち寄った俳人のお話や歴史ある書などを見せてくださり、日常を忘れるような古き良き日本文化に触れることができました。この伝統を守り続ける「御宿まるや」さんの女将さん、そして息子さんに感謝とともに頭の下がる思いでした。
下諏訪を訪れた際は、塩羊羹で有名な秋宮隣の新鶴本店も必ず立ち寄るお店です。
私の祖母もこの下諏訪出身だからか、不思議と懐かしさを感じるのはDNA由来からかもしれません。
コロナが少し収まってくれたら、最初に訪れたい場所です。
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