史上最大の寒波や熱波、巨大地震、干ばつ、竜巻、ハリケーン等、地球環境の荒廃の結果として、
財政破たん都市の増加、犯罪の激化、自国内紛争、ヘイトスピーチ、少子・高齢化、皮膚の劣化、
精神障害の増加、人間の運命の衰退等が地球規模でもたらされました。世界には今の地球環境の
劇的な変化は、1万2千年前にも起きたと主張する研究者もおりますが、原因は正確に把握されなけ
ればならないと考えます。1万2千年前の変化は地球環境自体の変化であり、現在の変化は、人類
が、地球環境に影響を及ぼしたために起きているのであって、その性質は全く異なります。現在の、
混迷状態は環境テロによる破壊効果としての文明衰退の諸相として説明が可能であると考えます。
意外かもしれませんが、人の命にかかわるほど深刻化している大気汚染までも、上述、効果により、
説明が可能であると考えます。この破壊効果の最大の特徴は、「生体のバックアップ機能の喪失」と
「地上のあらゆる価値の収縮」であると観察されます。「失われた分だけ、失われていない」生体の
奇跡的なバックアップ機能は停止し、「失われた分だけ、確実に失われる」状態へと退化しています。
「地上のあらゆる価値の収縮」は、デフレ経済として、世界経済に暗いかげりを投げかけています。
治療と予防を考え出さなければなりません。そのための英知と行動力を人類は蓄えているのであり、
原因は考え尽くされなければなりません。「前世期の一握りの人々のための地球環境だった」という
ことでは、本当に済まされない状態に至ってしまっているのです。1980年以降、今までに世界では
3000を超える言語が消滅致しましたが、「グローバリズムの影響」だけでは説明出来ません。これも
上述、破壊効果によるものとして説明が可能であると考えます。歴史は地上の全ての人間が平和で豊か
な生活が出来るように導く、と説く前世期の歴史観を21世紀の人類があてにすることは不可能です。
今後、人類は数十年に渡って、数百兆円もの大金を地球温暖化対策として使うのですが、効果は皆無
だったということで終わるであろうことを断言して置きます。この大失敗を原因として、人類は無気力
になり、滅ぶ可能性が高いのですが、今一度、地球温暖化の本当の原因を見つめ直して、解決策を模索
すると良いでしょう。マイケル・クライトン氏の小説を読めば、何かのヒントが得られるかも知れません。
大切なことなので、今一度言って置きます。地球温暖化も地球環境の荒廃も止めることが出来なかった。
ある言語が、その言語での意思疎通を図るという「一貫性」を貫徹しようとすればするほど、他の言語の消滅をもたらす、という「裏目に出る」
「地球温暖化対策」が新たな需要・産業を生み出し(「地球温暖化対策」≒金をどぶに捨てる、という思い込みは邪魔)、経済成長の割に排出量の伸びは鈍い、という成果を得ている。
https://sdgs-connect.com/archives/51879