潮風の囁き

日常での流れにおいて思うこと・感じたこと。
短文でも伝わる自分の閃きをブログにて…

【孤独のグルメ】その7

2013-05-13 23:52:39 | 日記
中学生の頃、
毎日「弁当に卵焼きを入れてほしい」と母にお願いしていたのを覚えている。


卵焼きというのは、単純な料理で昔から誰にも親しまれていると思うのだが、その姿形以上に実に味わい深いものだ。


形が整っていて堅めのものよりも、すぐにほぐれて黄身の上に白身が溶けているくらいの柔らかさのがうまい!

それを口に入れた瞬間に、ほんのりの甘さが広がってトロトロになるのがたまらないのだ。


同じようなフワフワ卵でとじられた親子丼。
あれもいいね~


昔…
風邪をこじらせて何日か寝込んだことがあった。

やっと回復してきて、「お腹がすいてきたなぁ」と思った時に出てきたのが、絶妙加減の卵焼き。


翌日の昼に、学校で同じものを再び食べた時に「身体が元気なのは本当に嬉しいこと」だと感じたのは言うまでもない。


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「孤独のグルメ」
主人公.井之頭五郎の名語録‥

『時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、束の間自分勝手となり〈自由〉となる。
孤独のグルメ=それは、誰にも邪魔されず気を遣わず、物を食べるという孤高の行為だ。そして、この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の〈癒し〉と言えるのである』