「忙中閑有り」で徳島の藍住町の「勝瑞城」へ出かけた時です。
友達の飛行機は午後便だったので、一人で勝瑞の駅に降りました。
あいにく大雨で、前方を歩いていた中年の男性に道をたずねました。
「ちょっと怪訝そうに、今発掘中でお城なんてないよ」と言いながら道順を
教えてくれました。資料展示はプレハブの2階だとも・・
発掘現場を一回りして、プレハブを探しましたが見つからず、大雨の中
途方にくれながら進むうちに迷子になりました。
資料館に電話をしてどうにか向かったのですが、電車の時間も迫っていて、気持ちが焦りました。
そんな中で、遠くに傘をさした人が立っているのが見えました。
そして、大きく腕を振りあげて、そちらの建物の階段を上がるように合図を
送ってくれたのです。
3、40分前に道をたずねた人かなと思うのですが・・
駅で、反対側に歩いて行った方が、わざわざ心配して大雨の中で見守ってくれたのでしょうか・・ずっと気になっていました。
友達に話をしたら、
「それは特別のことじゃないよ。四国の人はみんな親切なんだよ。お遍路さんの歴史があるからね・・」と言いました。
そうなのですか?
私には、特別のご親切に感じました。有難うございました。
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お城に興味のある方へ(勝瑞城跡のクチコミお借りしました)

