朝日記210620「未来に残したい授業」を受講しませんかと今日の絵
わが敬愛する師・橋爪大三郎氏から、
ネットでのあたらしい講座「未来に残したい授業」の開設をご案内いただきました。
すでに橋爪大三郎、猪瀬直樹、塩瀬隆之等の講義が進行し、動画聴講できます。
この講義は対話型の講義で、司会のだいまりこさんが、講師の先生からのテキスト(講師の新著が多いい)を
かぎられた期間で取り組まれ、台本なしで講師との質疑応答を展開されます。
以下から入れます;
未来に残したい授業 公式ページ (miraiju21.com)
https://miraiju21.com/
講義のコンセプト
「たくさんの情報があふれる現代において、私たちが本当に身につけるべき「知」とはなんなのか。次の世代へと受け継ぎたい「知」とは……、という問いから発起したのが YouTubeチャンネル『未来に残したい授業』です。
学者、研究者、実践者などの叡智をお持ちの方々をお招きし、「〇〇とは」という普遍的な問いに対する論考についてお話を伺い、ご視聴してくださるみなさんと一緒に考えていけたらと思っています。」
予定
6/21(月)21時〜 「意味とは何か」 ゲスト:岡本裕一朗さん
6/28(月)21時〜 「生きものとは何か」 ゲスト:本川達雄さん
7/5 (月)21時〜 「貧困とは何か」 ゲスト:樋口耕太郎さん
7/12(月)21時〜 「遺伝とは何か」 ゲスト:安藤寿康さん
以下、聴講しましたので自分のための感想を付しておきます。
問いとは何か。『問いのデザイン』著者・塩瀬隆之さんに聞く、問いの生み方と楽しみ方
講師:塩瀬隆之さん(京都大学総合博物館
准教授
「問へのデザイン」を受講しての私の感想;
だいまりこさんのご自身のオネストな語り口に好感を持ちます。これができるのは、この対話型授業を迎えるにあたり、テーマとなるテキストを期限内にできることはすべてやる、調べるということからくる自分へのいたわりからくるものであろうかと感じました。試験勉強のもたらす充実でしょうか。 プロジェクトなのですね。もうひとつ、たとえば私のように、退役して二十年もたつ者でも、一緒に胸をワクワクさせるというのは、そのご準備の良さのおかげであるわけです。私は、絵画を描くことを日々のたのしみにしていますが、日々にたのしみとなるのは結果的ではありますが、基本は「自分を飽きさせない」ことができれば勝負あったということを感じています。ともかく、風景も、展覧会の図録も、新聞の写真も自分の目が留まったとおもったら、まずスケッチするということ、そして下手でも捨てない、よいしょと腰をあげて公募展に出品する、そういう日々のわずかな時間の連続が、見ることと描く対象を目前に表わしてくれる、そういうことを実感しています。何かにたいして身体と意識が活性化すると、目が現象をとらえて、こんどは思考の世界へといざなってくれるチャンスが自然に訪れてくれる。なにかに、とりあえず触れてみる(コミット)すること、これは自分を飽きさせないといった「低い次元」ですが、それが大切であると思っています。今回の塩瀬先生との対話授業からの私の焦点は 「自分へのやさしく、飽きさせない「問い掛け」の大切さであったと思いました。」楽しかったです。ありがとう。
昭和20年夏から昭和23年冬に何が起きていたのか。アメリカと天皇家の間に起きていた真実
講師:猪瀬直樹さん(作家)
猪瀬講義を受講しての私の感想
橋爪先生および猪瀬先生への問い合わせ:
人類史における戦争・抗争での勝者と敗者の関係を知りたいです。
1.生物界での戦いと人類界での戦いの違い
2.「バビロン捕囚」の意味な何であったか。
3.カルタゴはなぜ絶滅されたか。
4.近代世界での「バビロン捕囚」の歴史的意識伝承と事例
5.近代世界でのジェノサイド、受けた側からの報復はありうるか。
6.主観世界(Subjectivism)としての「敗戦意識」は
客観世界(Objectivism)で対象(object化);
科学対象との間での歴史的回転(Geschtalt Kreis)は起こりうるか。
7.日本の「バビロン捕囚」は対象化されうるか。それは解放を意味するか。絶滅を意味するか。
9.民族のsuvreignityと日本国の近未来(30年以内)を如何に観るか。
拝復
来信をいただきました。
お元気でなによりです。
高橋さんが亡くなられたとのこと、面影をなつかしく思い出します。
朝日記をまとめておられること、有意義だと思います。
多くの読者に歓迎されていること、貴重なことです。
最近YouTubeで、トークをいくつか公開しています。
未来に残したい授業 公式ページ (miraiju21.com)
https://miraiju21.com/
よろしければ、のぞいてみてください。
それではどうぞお元気で。
2021.6.14 橋爪大三郎
さっそくご視聴ありがとうございます。
私は6月からあとは、このチャンネルをしばらく離れています。
ご質問など、チャンネルの主催者にお送りいただいたのなら、
届いていることとと思います。
お礼まで。
2021.6.14 橋爪大三郎
On 2021/06/14 21:05, araraiypol1a@ozzio.jp wrote:
橋 爪先生
ご返信ありがとうございました。
朝日記への おことばうれしいです。
「未 来に残したい授業 」
Good and timelyな企画ですね。
小 生も参加させてください。
朝 日記やfcで宣伝します。
と りあえず、「問合せ」をネッの方に送らせていただきました。
教 養 buildungが基本です。これがないまま、時の流れ、
世 界の動向だけが 今の日本国民の意識が支配され、
基 本的なことを自分で考えない。いや考えるとすればゲーム的Geshutalt Kreis
で、 生物体としての反応を磨くくらいです。TVのクイズ番組や散歩番組がいい例です。
普 遍をいわぬならエピステーメですもよい、しっかり、取り組むことがこれからの
人 に必要。 明るいのがいいといって、ただけらけら笑っているひとは
他 からの攻撃からの恐怖回避逃避動作におもいます。
そ の意味で、思考のベースに普遍を望見する意識は大切です。
ご 成功をいのります。
橋爪先生および猪瀬先生への問い合わせ:
人類史における戦争・抗争での勝者と敗者の関係を知りたい です。
1.生物界での戦いと人類界での戦いの違い
2.「バビロン捕囚」Babylon Capturedの意味な何であったか。
3.カルタゴはなぜ絶滅されたか。
4.近代世界での「バビロン捕囚」の歴史的意識伝承と事例
5.近代世界でのジェノサイドGencide、受けた側からの報復はありうるか。
6.主観世界(Subjectivism) としての「敗戦意識」は客観世界(Objectivism)で対象(object化);科学対象との間での歴史的回転(Geschtalt Kreis)は起こりうるか。
7.日本の「バビロン捕囚」は対象化されうるか。それは解 放を意味するか。絶滅を意味するか。
9.民族のsuvreignityと 日本国nationの近未来(30年以内)を如何に観るか。
荒 井拝
「未来に残したい授業」を運営している代です。この度は、お問い合わせへのご質問リクエストをお送りいただきありがとうございます!!
橋爪先生はしばらく登壇をお休みされる関係で、橋爪先生にご質問を伺うことは叶わないのですが、いつか先生が再登壇される際に伺えたらと思っています。
その他、また気になるテーマやご質問などがあったら、ぜひ今後もこちらにお寄せいただけたら幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願い致します(^^)
代麻理子