-ALKAN-

しどろもどろでも声は出るなり。

師走をどう過ごす。

2017-12-03 12:41:12 | 日記
 麗らかな日が差す二階のリビングに、とうとう私一人になってしまいました。

 とうとう、無職の夫の体たらくに愛想をつかし、妻が息子を連れて出て行った?そんな事はないです。

 実家に、息子の運動会の時のソーラン節を録画したのを見せて上げに行くと言って、ガルペで出かけました。

 二階から見下ろす、ガルペはクロヒョウの様に斑点模様がやや浮き出して、かっこいいけど汚かったです。冬休みに入ったら一緒に洗おうと息子が言ってます。おう、父ちゃんはもう冬休みみたいなもんだからな。とは、ちとブラックジョークが過ぎましたか。

 今月も、つまり今年もあと残すところ二十八日になってしまいました。二十八回寝るとお正月です。つまり、八十四回飯を食えば八十五回目はおせちという事に相成りましょう。いや既に今日、朝と昼を食ったから、あと八十三回でおせちか。

 おせち、どうしようか。息子に来年の書初めはなんて書くのか聞いてみると、『おせち』と書く。といってました。

 でも、子供っておせち、楽しみなんでしょうかね。私の経験から言うと、おせちは冷たくて、甘辛くて、硬くて、魚や野菜ばかりであまりおいしいかった印象がないんですが。
クリスマスはいいですわね。ケーキとか、ローストチキンとか、子供もど真ん中なメニューが目白押しです。

 しかし例年、我が家はおせちはそれなりのものを揃えるのが習わしで、それこそ、今年は親父が失業中だから、おせちは、なしで、という訳には、どうしても行きません。

しかしクリスマスが過ぎたころから並び始める、おせちメニューのあの、狂乱的な高価格。かまぼこが千円。せんえん! おめでたいことに金に糸目をつけていては、ええ正月迎えられまへんで、という事なんでしょうが、無償苦の(お!これはイケてる誤変換。むしょうくと打ってしまったのでしょう)無職の人間には、安い方がよっぽどええ正月が迎えられる気がしてならない。

 だから、今年は、もしこのまま、無職のままで正月を迎えることになりそうだったら、私、料理人ですから、そう、作ればいいんですね。おせちぐらい。

 賛否両論、って料理屋、知ってますか? 最近、何かとテレビでもよく見る。えぇ、あのご主人、私、あの人、よく知ってるんですよ。ええ、すごいですか?

 「ワシは知っとるけど、むこうがワシを知らんねや、すまんの~」、とは、たかしひろしの十八番のネタ。

 その賛否両論のレシピ本がありまして、それを見て作ろうかと思います。材料費だけなら、無職でも何とかなるでしょう。

今日の昼ごはんは、西友お墨付きの、しょうゆラーメンを食いました。いや、別にそこまで追い詰められてはいないんですが、なんていうんですか、その、戒めの意味で。

 でも、ここだけの話、妻と息子にはとても失礼で、不謹慎な話なんですが、ここにきて、この両膝の負傷に、感謝していることもあるんですわ。

 いや、ほんまに、ここだけの話。妻と息子には言わんといてや。この十一年、正月返上で働いてたもんで、正月休みって一日もなかったんですわ。私箱根駅伝の大ファンでしてね、神奈川県平塚市言うと、もうだいぶ絞られてくるんですけど、私の母校も毎年出てるんですわ。だから、今年の正月は往路、復路ともみられるのかと思うと、もう、楽しみで楽しみで。 いや、ほんま、ここだけの話。


 しかし、あと、二十八日か、それまでには絶対、両膝を完治させて、2018は気分も新たに始めたいですな。
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