erizabusuのつぼ

部屋の中でニャンズとのやりとり♪
“つぼ”にハマった事or感じた事or思った事などを綴っています(#^.^#)

実力

2008-09-05 23:42:15 | 「うた」のこと 
この間の日曜日は私が所属している“座”の試演会でした。

今までは、発表会として定期的にやっていましたが、今回はあえて試演会として、3つのグループに分けて創ってきました。

発表会と、試演会って何がどう違うのか?

発表会は、自分たちが創ってきたものを、沢山のお客さんに観て頂き、自分たちの舞台経験を増やして、“座“全体の実力や知名度をUPしていくもの。

試演会は、自分たち個人個人の実力を見つめ直す機会で、今まで関わってきた人・スタッフさん・ずっと私たちを見守ってきた人に観て頂き、辛口の意見を言って頂いて、今後の実力UPの肥やしにするためのもの。

私はこう解釈している。

私たちがやる、“歌芝居”いわゆる“オペラ”はやはりレベルが高く、簡単に出来るものではない。

芝居はもちろんのこと、音楽的要素も理解して出来なければならないのだから、容易ではない。

いや、その逆か。

芝居では演出家が絶対らしいのだけど、オペラは作曲家が絶対の世界。
だから、音楽的要素をベースにして、いかにそこに芝居を乗せていくかが、“オペラ”だ。


今の“座”は、音楽の知識を得てる人は、ホントに少ない。
芝居から来た人たちがほとんどだ。

じゃ、どうやってこの作曲家の音楽を理解していけば良いのだ???

どれだけのメンバーが自分なりに作曲家の音楽を理解して、そこから芝居に繋げることができるのだろう・・・

今までの発表会では、みんなで同じ舞台に立っていたので良く分からなかった。

が、今回、グループを分けて客観的に見ることが出来て、それぞれの今の実力を観る事が出来た。

多分、音楽を理解することは不可能だっただろう・・

でも、それはしょうがないことだ。
だって、長年、音楽を勉強してきた私自身でさえも未だに頭を抱えてるんだから・・・。

でも、それぞれみんなが、わからないなりに意見を言い合い、音を取りながら自分たちでハーモニーを聴き、必死で理解しようとして、歌唱力UPを目指していたと思う。

結果は良かろうが悪かろうが、自分たちで、“オペラ”を勉強したのには変わりなく、それはちゃんと肥やしになり、実力となる。


今回の“試演会”はそれぞれ個人個人の実力も欠点も自分自身で解ったのではないだろうか?


来年5月は久しぶりの本公演
それに向けて、気合い十分です








コメント (2)
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