財津和夫 サボテンの花 ~ひとつ屋根の下より~
口内炎が出来る原因としてビタミン不足が一つの原因だと説明しましたが、ビタミンのなかでもビタミンB2、B6が大きく関わっています。
ビタミンB2は皮膚の粘膜を守るのに必要な栄養素です。(口内の炎症や唇のひび割れの原因にも)ビタミンB6が皮膚や粘膜の健康を維持すために必要な栄養素です。
B2はストレスや疲れアルコールなどの体にかかる負担に対して消費されてしまうので忙しい人を不足がちになります。また皮膚の粘膜同様肌の再生にも欠かせないものです。
ですから、口内炎が出来ているときに一緒に現れがちな肌荒れも改善されることにもなり、普段の美肌のために積極的に取ることは美肌対策にもなります。
ビタミンB6は免疫のビタミンとも呼ばれています。これらが不足すると免疫が下がり細菌から傷口をまもる粘膜が弱り細菌に負けやすい状態になってしまいます。
ビタミンB6は体中にタンパク質(アミノ酸)を供給する働きがあるため皮膚の新陳代謝に大きく影響してきます。特にビタミンB群には相互作用があるのでまとめて摂ったほうがより効果を発揮します。
口内炎に良い食べ物
- ビタミンB2の多い食事・フルーツ
- レバーうなぎ
- さば
- 魚卵
- イワシ
- 乳製品動物性食品
- 納豆などの大豆製品
- バナナ
- アセロラ
- ラズベリー
- ビタミンB6の多い食事・フルーツ
- レバー
- 赤身の魚
- さんま
- カツオ
- ピーナッツ
- ひまわりの種
- バナナ
- マンゴー
- アボカド